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2013/10/04
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カテゴリ:blogヨガ講座
4 バガバッドギーター

ノート

4-1 バガバッドギーター

 バガバッドギーターは2世紀ごろ成立したといわれている700ほどの詩句からなるヨガ思想(インド思想)を良く表わした書で、
ヨガやインド思想を学ぶのに、勧められる文献です。作者は不詳です。

 叙事詩「マハーバーラタ」の一部分であるが、独立したものとして扱われギーターと略して呼ばれることもあります。

 インドの神クリシュナ(ビシュヌ神の化身)とインドの王子アルジュナの会話という形をとって、
ヨガ的思想が展開されます。

 この書では、哲学瞑想的な古典ヨガ(ヨーガスートラ)を踏まえた上、
生活の中での宗教的ヨガ、業を修めるヨガ(叡智からでた行為でカルマを浄化するヨガ)
への大きな展開が見られます。

『バガヴァッド・ギーター』 (梵: भगवद्गीता, Bhagavad Gītā, バガヴァド・ギーター、神の詩) はインドの宗教書の一つで、ヒンドゥー教の重要な聖典の一つである。叙事詩『マハーバーラタ』の一部であり、サンスクリットで書かれた詩編である。クリシュナと主人公のアルジュナ王子の対話の形を取る。クリシュナ(=ヴィシュヌ)と一体化し、我を捨て持って生まれた義務(ダルマ)を遂行することを説いた。インドにおいては『バガヴァッド・ギーター』の占める地位は大きく、時にヴェーダより重要とされることもある。バガヴァッド・ギーターの成立年代は定かではないが、世紀後一世紀頃として大過はないといわれる 「ウィキペディア」


sun.gif

4-2 ギーターのなかで説かれるヨガとその詩句を紹介します。

  1)ジュニヤーナヨガ 知のヨガ
  
  サーンキャ哲学の理論を、瞑想思索して明晰なる知をもって
  真我の境地に到ろうとするヨガ。
  哲学好きな人向きでしょうか。
  
   「この世界で知識(ジュニヤーナ)ほど神聖なものは他にない。
   ヨーガを完成した人は、時到れば、 その知識を自ずと自分自身のうちに獲得する。」 
                      ギーター 4・38 

  2)カルマヨガ 行為のヨガ、奉仕のヨガ

  カルマとは”業(ごう)”という意味で、
  たとえば悪いことをすれば、悪いことが起きる悪業悪果(あくごうあっか)という
  因果応報の思想で、その行為であるカルマを浄化し、善のカルマを積み輪廻から
  解脱しようというヨガ。
  特にインドにおいては世襲性の仕事(カースト)を遵守遂行していくことに
  結びつき考えられました。
  仕事を通じてするヨガと言う意味でとらえてもよいです。

   「行為において無為を、そして、無為において行為を見ている者は、人々の中の賢者であり、
   あらゆる仕事をしつつヨーガに安住している。」
                          ギーター 4・18

  3)バクティヨガ 信仰的献身のヨガ

  神への敬愛をもって、心身を神に集中し神と合一するヨガを説きます。
  
   「ただただ、私(神)のことを思念しつづけ、私を信愛する人は、
   常にヨーガに合一している。それらの人々に、
   私はすべての世俗的に必要なものを満たしている。」
                        ギーター 9・22

* ハタヨガはおもに、シヴァ神信仰、このギーター寄りのヨガでは、ビシュヌ神(クリシュナ神)信仰です。


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4-3 まとめ

 社会のなかで生きつつ生活を通し、宇宙存在との合一するヨガを目指すのが
バガバッドギーターで説かれるヨガです。

それはこの3つのヨガで分類されます。

 ・知識のヨガ(ジュニヤーナヨガ)
 ・行為のヨガ(カルマヨガ)
 ・信仰のヨガ(バクティヨガ)

 ここには山の中に篭もって瞑想するタイプのヨガから、
社会的なヨガへの展開があります。

 下の引用文では「平等心をもって働け」(生活しろ)と言っています。
このように、ギーターではヨガは、よりよく人生を生きるためのものと
規定しているのです。
  
  「アルジュナよ、汝がヨーガの境地に達しても、成功にも
  不成功においても、平等な態度を保ちつつ、執着なく働け。
  平等心こそヨーガと呼ばれる。」ギーター 2・48
  ヨーガの実践は世間から逃避してはできない。我々のヨーガの修練は、
  世間から解放されるためではない。人生をより完全に生きるために行うものである。

 以上”ギーター”の引用は
 「ギーター・サール インド思想入門」
  Aヴィディヤーランカール著 長谷川澄夫訳 東方出版より
  
 
インド独立の父と呼ばれる、非暴力主義の政治家”マハトマ・ガンジー”も
この”ギーター”を愛読して精神的支えとしたそうです。

 「マハトマ・ガンジー (1869-1948) インドの政治家・民族運動指導者。
 ロンドンに留学して弁護士となり,
 帰国後国民会議派に参加,これを指導して非暴力主義の立場から
 無抵抗・非協力・不服従の全国的な反イギリス独立運動を展開,
 マハトマと称せられた。
 1947年インド独立後はヒンズー・イスラム両教徒の融和に努力したが,
 狂信的ヒンズー教徒により暗殺。インド独立の父。ガンディー。」
                       三省堂 「大辞林」より








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最終更新日  2013/10/04 08:31:11 AM
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