心身爽快ヨガノート

2014/08/17(日)02:20

カパラバティ呼吸法

ヨガ呼吸法ノート(41)

カパラバティ呼吸法とは カパーラバティとは”頭蓋の光(輝き)”という意味の呼吸法です。 頭部内の鼻腔を掃除する、鼻腔(動物として大事な原始的感覚、臭覚神経)に対する活性化刺激を与える”ヨガ浄化法(クリア)”のひとつです。 同時に横隔膜を良く動かし、腹部の締め・緩めを繰り返しますので、お腹の神経・内臓によい刺激マッサージをしています。 その結果、頭・脊椎の中枢神経が目覚めてくる呼吸法といえます。 ゆったりカパラバティ・レッスン   カパラバティは、吐く時はお腹を締め、鼻から息をシュッと出します。 吸う時はお腹を緩めることで、自然に鼻から空気を吸い込むことを繰り返します。 *吸う時も吐く時も横隔膜を激しく動かすプラーナーヤーマ(ヨガ呼吸法)に”バストリカ(ふいご式呼吸)”がありますが、カパラバティは吸う時はお腹を自然に緩めるだけですから区別して理解してください。 最初にゆったりとしたカパラバティを練習してみましょう。 心でカウントを5つします。その最初の1で吐き、2~5で吸います。 (1)楽に坐り背筋を伸ばしましょう。  顔の力を抜き、胸・お腹・喉をリラックス~。  準備として胸に溜まった空気を吐き出し~、  吸い込める量の50%の空気を入れておきます。 (2)呼気:お腹を急にしぼませ、両鼻から シュッと音を出し息を出します。 カウント・1 (3)吸気:お腹を緩めることで自然に肺に空気が入ってくるようにします。 吸う時を吐くカウントの4倍でゆったり吸い込みましょう。吸い込みすぎると 苦しいですから自然に入ってくる量を観察する感じです。 カウント・2・3・4・5  この(2)~(3)を10回ぐらいから繰り返してみましょう。 リズミカルカパラバディのレッスン ゆったりとしたカパラバディになれたら こんどはそれをリズミカルに行なってみましょう。 カウントは1(ワン)で吐き、2(ツゥー)で吸いますが、 あくまで吸う時はお腹はリラックスです。 * カパラバティを終わるときは吐く息・吸う息を意識して長くしていき 吐いて吐いて吐いて吐いて~ 吸って吸って吸って吸って~と呼吸法が途切れないように して自然呼吸に戻し収めましょう。 15回から30回を1セットにして2~3セット繰り返します。

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