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心身爽快ヨガノート

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2014/08/18
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坐るかたち(色々な坐法)

 日本では、床に直接座る姿勢や地面にしゃがむ姿勢をよくします。
日常生活の中で畳の部屋に座る、(床坐)
座って活動する・仕事する(坐業)ことが日本文化の大事な体の使い方だったのです。
欧米化する現代日本においても、畳の間で座る落ち着き感、
床に足を伸ばすくつろぎ感は、実感される方も沢山おられると思います。
このページ『坐るかたち(色々な坐法)』では、
その座る文化についてのヒントを整理して発表しています。

参考の書から坐ること、日本の起居振る舞いについての文を引用してみましょう。

「正坐は、日本の長い伝統に思われがちだが、
十七世紀末から 十七世紀末から十八世紀はじめにかけて行われるようになった比較的新しい坐法である。
だが、正坐は単なる坐法のひとつにとどまらず、他の人に対する礼や、
人間関係の凝縮という性格を有するようになった。
謙虚な姿勢、学ぶ姿勢。丁寧に対応する姿勢など、
いわば対人関係の礼儀ができてますという表現手段になった。」
「かつての日本では、長く同じ姿勢で坐っている職人仕事は、当たり前のように多かった。
今の人に比べれば、股関節も足首も、柔らかくて強かった。」
  坐る力 齋藤 孝(文春新書) より


「『立て膝』はまだしも、『踵坐』や『蹲踞』は現代のわれわれの感覚からすると決して楽な姿勢ではない。
しかし画面のなかで、『踵坐』や『蹲踞』をしている人たちのなかには、
いかにも楽しげに笑っている者もいる。」
中略 「日本人が古来伝承してきたこうした坐法の数々は、
屋外と屋内の別を問わず、自分の居場所しての『坐』を定め、
からだと心を落ち着かせることを可能にする高度に洗練された無形の文化遺産であったことである。」
  日本人の坐り方 矢田部 英正(集英社新書)より

矢田部氏の著の中世日本の巻物に描かれた人物の姿勢についての分析です。
「日本人の坐り方」では伝統の坐り方を”基本十姿”として整理分類しています。

1 端坐(正坐)、2 割り坐(亀居) 、3 横坐り、4 胡坐、安座
5 畳立て膝・楽立て膝、6 歌膝、7 踵坐、、8 蹲踞、9 結跏趺坐、10 半跏趺坐の十種です。

他に貴人坐という合蹠に近い坐り方もでてきます。
これは足を前に投げ出し足裏を向かい合わす坐り方で、
貴族や日本神像がこの形をとるようです。
足を重ねる結跏趺坐系を仏教(異国)的な坐法とし
貴人坐を和風な坐りとする思想からくるようです。

坐る姿勢イラスト解説A

坐る形1(坐法)
1 正坐(せいざ)・端坐(たんざ)・かしこまる・跪坐(きざ・ひざまずく)。

今は一般に正座(正坐)と呼ばれる坐り方。膝から足を二つに折りたたみ、 下腿部を太ももの下に敷いて、踵の上にお尻を乗せた坐法。
ヨガでは金剛坐(バジュラーサナ)と言う。
”かしこまる””ひざまずく(跪く)”というのは封建身分社会の下位の者の礼の姿勢から来ている言い方。

2 跪坐(きざ)・踵坐(かかとざ)

正坐で踵を立ててお尻を踵に下ろした姿勢。本来の跪坐の意味はひざまずくという意味であるから、 この姿勢も正坐も”跪坐”の範囲に入る。
この姿勢を合気道では跪坐として正坐と区別している。膝行(しっこう・膝歩き)という体捌きの基本姿勢です。
踵坐というのは   日本人の坐り方 矢田部 英正(集英社新書)による分類です。

3 割坐(わりざ)・亀居(かめい)・女の子坐り

正坐から足先を広げ、下腿部を太ももの外へ出しお尻を床に下ろした坐る姿勢。
亀居(かめい・ききょ)という日本の公家の正式な坐り方。
アイアンガーヨガではヴィラーアーサナ(英雄坐)と呼ぶ。

4 横坐り

正坐からお尻を横に下ろした坐る姿勢。

5 投げ足坐り・箕踞(みい)

足を伸ばした楽な坐り方。
箕踞(みい)というのは「和漢三才図会」に出てくるいい方で、
穀物をふるう箕に姿勢が似ていることからきている。

6 長坐(ちょうざ)

長坐は国語的には長居することだが、体操などでこの足を前に伸ばして坐る姿勢を長坐をいっている。
ヨガではダンダアーサナ(杖のポーズ)と言う。

7 楽座(らくざ)

膝を外に広げ、下腿部を内に折って坐る姿勢で、
胡坐(あぐら)に似ているが足を交差せず床に置く。
ヨガのスカーアーサナ(安楽坐)。

8 合蹠坐(がっせきざ)

足裏を向かい合わせ、膝を外に開いて坐る姿勢。
これの足を離した坐法を日本の神像や貴人像で見られる。
ヨガのバッタコーナアーサナ(締めた角のポーズ)。






最終更新日  2014/08/18 11:10:59 PM
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