心身爽快ヨガノート

2014/08/19(火)10:37

体の名前4(胴体) 

体の名前(5)

体の名前(胴体)  |胴 (どう) |肩(かた) |脇・腋(わき) |胸(むね) |腹・肚(はら) |臍(へそ) |背・脊(せ) |腰(こし) |尻・臀(しり) (*1)に続く文は、東京堂出版 「からだことば辞典」東郷吉男編  を参照・引用した文。 (*2)に続く文は、三省堂 「大辞林」 ならび「デイリーコンサイス和英辞典」 を参照、引用した文。 (*3)に続く文は、平凡社 東洋文庫456「和漢三才図会〈3〉」 を参照、引用したもの。 漢字の読みに関しては、(*1)と学研 「漢字源」藤堂明保・松本昭・竹田晃編 を参照しています。 胴 ・どう(英語:body[trunk])作成資料について。 1 胴の読み 音:ドウ 訓:(訓読みは無い) 2 意味 (*1) 頭や手足を除いた体の中心をなす部分。胴体。 (*2)(1)動物の頭・手足・尾を除いた,体の中心をなす部分。胴体。 (2)特に,腹部のあたり。「―まわり」「―抜き」 肩・かた(英語:shoulder) 1 肩の読み 音:ケン 訓:かた 2 肩の意味 (*1) 首の下の両側で、人では腕の付け根までの部分。 (*2) (1)首の付け根から腕の付け根に至るまでの胴体の上側の部分。 「―に担ぐ」「―が張る」「―を寄せ合う」 (2)動物の前肢・翼などが胴体に接続する部分の上側。 3 肩の和名 加太(かた)   肩の端の骨を加太保禰(かたほね)という。   呂(=背骨、形から)の上の角を肩解という。 肩解の下の片をなす骨を肩胛(和名:加伊加禰骨・かいかねほね)という。 脇・腋・わき(英語:armpit・腋の下) 1 脇・腋の読み 音:キョウ(脇)・エキ(腋) 訓:わき 2 脇・腋の意味 (*1) 「わき」は動詞「分く」(分けるの古い形)の連用形「分き」の名詞化したもの。 本来の用法では「脇」は横腹、「腋」はわきの下を意味する。 (*2) (1)胸の左右の側面の,腕が体から分かれ出るあたり。 脇の下。「―に体温計をはさむ」 (2)衣服の袖から下の側面部分。「―のほころびをつくろう」 3 脇・腋の和名 和岐(わき) 胸・むね(英語:breast、chest) 1 胸の読み 音:ムネ・ムナ 訓:きょう 2 胸の意味 (*1) 語源は「む(身)+ね(根)とする説があり、 また「宗」や「棟」と同源とも言われる。 (*2) (1)体の前面で,首と腹との間の部分。 哺乳類では胴部の頭に続く部分で,肋骨に囲まれ,前肢があり,他方は腹部に続く。 内部も胸腔は横隔膜により腹腔と仕切られ,呼吸器や循環器がおさまっている。「―を張る」 (2)(女性の)乳房。「―を隠す」「―が小さい」 (3)心臓。「―がどきどきする」「―がときめく」 (4)肺。「―を病む」 (5)胃。「―が焼ける」 (6)心。また,心の中。 「―のうちを語る」「―に思い描く」「採否は彼の―ひとつだ」 3 胸の和名 (*3)無禰(むね)   胸骨の和名 (*3)無奈保禰(むなほね)   肋骨の和名 (*3)太須介乃保禰(たすけのほね)・阿婆良保禰(あばらほね) 腹・肚・はら(英語:belly・abdomen、bowels (腸)、stomach (胃)) 1 腹の読み 音:フク 訓:はら 2 腹の意味 (*1) 母の胎内というときは「胎」、心のうちや度量の場合は「肚」 はらわたという場合は「腸」の字を当てる。 (*2) (ア)動物の体で,胴の下半部。 哺乳類では胸腔(キヨウコウ)と骨盤の間にあって,胃や腸などの内臓を収めるところ。 背の反対側となる体の表面をもいう。おなか。 「―が痛い」「―をさする」(イ)消化器,ことに胃腸。 「―がすく」「―が減る」「―をこわす」 (ウ)母の胎内。 また,その母の胎内から生まれたこと。「一の御子は右大臣の女御の御―にて/源氏(桐壺)」 (*2)〔腹の中に考えや心の動きが収まっていると考えたことから〕 (ア)(「肚」とも書く)表にあらわさず,心に考えていること。意中。心底。心中。 「―のきれいな人」「課長は私を転勤させる―らしい」「そのことは―にしまっておけ」 (イ)気持ち。感情。意趣。「どうにも―が収まらない」 (ウ)(「肚」とも書く)気力。 3 腹の和名 (*3)波良(はら)   「腹は五臓を容れつつむものである。臍の上下を腹という。 臍の下が少腹である。」 少腹の和名 (*3)保加美(ほかみ) 臍・へそ(英語:navel) 1 臍の読み 音:セイ・ザイ・サイ 訓:へそ・ほぞ 2 臍の意味 (*1) 古くは「ほそ」、それから「へそ」と「ほぞ」が生まれた。 (*2) 腹部の中央にある,臍の緒のとれたあと。 大人は普通,穴のようにへこんでいる。ほぞ。臍窩(サイカ) 3 臍の和名 (*3)保曾(ほそ)、倍曾(へそ) 背・脊・せ(英語:back、spine) 1 背の読み 音:ハイ 訓:せ・せい 2 背の意味 (*1) 「脊(せき)」は背骨を指すが、「せ」と読ませて 背中の骨と肉を合わせて言うこともある。 (*2) 動物の胴体の,背骨のある側で,胸や腹と反対の面。せなか。 「壁に―をもたせかける」「馬の―」 3 背の和名 (*3)世奈加(せなか)   脊 俗に世須知(せすち)という。  腰・こし(英語:waist) 1 腰の読み 音:ヨウ 訓:こし 2 腰の意味 (*1) 「腰」の旁の要は、腰が体を支える重要な部分であることを示している。 (*2) 人体で,脊柱(セキチユウ)の下部から骨盤のあたり。 体の後ろ側で胴のくびれているあたりから,一番張っているあたりまでを漠然とさす。 上体を曲げたり回したりするときの軸になり, 体を動かしたり姿勢を保ったりするときに重要なところ。 人間以外の動物にもこれをあてて言うことがある。「―を下ろす」 3 腰の和名 古之(こし)、 骨盤の和名 (*3)古之保禰(こしほね) 尻・臀・しり(英語:the hips;the buttocks) 1 尻・臀の読み 音:コウ(尻)・臀(デン・トン・ドン) 訓:しり・けつ 2 尻・臀の意味 (*1) 「しり」は後(しり)の意から。 「臀(でん)」は「臀部」ぐらいにしか使われない。 古語では「いしき(居敷)」「おいど(御居処)」と言われた。 「けつ」は「尻」の意の俗語。「穴(けつ)」からの連想か。 (*2) 四足動物の胴の後肢の付け根の後方, 肛門のあるあたりで,肉が豊かについているところ。 臀部(デンブ)。けつ。おいど。いしき。 3 (*3)尻の和名 之利(しり) 臀の和名 (*3)伊佐良比(いさらひ) ●その他、胴体部の各部分の呼び方説明  胸(むね)=体の前面で,首と腹との間の部分。(*2)  乳(ちち)=ちぶさ。にゅうぼう・母乳  乳頭(にゅうとう=乳房の中心の突出部で,乳腺の開口部があるところ。乳嘴(ニユウシ)。ちくび。(*2)  乳房(ちぶさ)=外分泌腺の一。哺乳類の胸・腹部の左右に対をなしてある。(*2) 雌では乳腺や皮下組織が発達して隆起し,哺乳期には乳汁を分泌する。おっぱい。にゅうぼう。(*2)  鳩尾(みぞおち=〔「みずおち」の転〕胸骨の下,胸の中央にあるくぼんだ所。心窩(シンカ)。(*2)  小腹(こばら)腹。また,腹に関するちょっとしたことにいう。「―がすく」(*2) 下腹部(かふくぶ)=腹の下の部分。したはら。陰部。  鼠蹊部(そけいぶ)=下腹部のうち足に接する部分。恥骨部の両側にある三角形状の部分をいう。下方の境はももの付け根である。(*2)  脇腹(わきばら)=腹の横側。横腹。(*2)  腋下(えきか)=わきのした。わき。(*2)  腋窩(えきか)=わきの下のへこんだところ。えきわ。(*2)  鎖骨(さこつ)=胸骨と肩甲骨とをつなぐ左右一対の骨。ゆるく S 字状に曲がる。(*2)  肩甲骨・肩胛骨(けんこうこつ)=上背部に左右一対ある逆三角形の扁平な板状の骨。上肢と体幹を連結する要(カナメ)で,上肢の運動を補強する。かいがら骨。肩骨。(*2)

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