いきいき宋休記

2008/09/08(月)09:41

方法は探せば見つかる

エッセイ・詩画(4520)

 泊まりがけで山に行くとき、殆どは宿に泊まらず、車中泊です。現在はあちこちに「道の駅」がありますので、駐車場とトイレが整備されています。  しかし先日の木曽駒ヶ岳に向かうとき、近くに「道の駅」がなかったので、公園を2ヶ所探し、行ってみたのですが、トイレがありませんでした。仕方なく無人駅がありましたので行ってみたのですが、2ヶ所とも小さな駅だけで、駐車場もトイレもありませんでした。三つ目の無人駅ではトイレはあったのですが、車を止めるところがありませんでした。  その晩は泊まる場所には縁がないかと、とりあえず、もう1ヶ所の無人駅に行きましたら、駐車場も広くきれいなトイレも整備されていましたので、そこで車中泊しました。6回目でやっと見つかったようです。  以前だったら絶対に何とかしようと、肩に力を入れていたのですが、最近の私は絶対に何とかしようとは考えなくなってきました。肩の力を抜いて探していれば、それなりに何とかなることを何度も体験してきたから、慌てなくなってきたのかもしれません。  最終的にはどんな場所であっても、車の中で寝ればいいのですから、不運に思うこともありません。一番いけないことは何度か目的が達成されないことが続いたとき、今日は運の悪い日だと、自ら不運を決めてしまうことではないでしょうか。  現在では、想いが実現していることを十二分に体得していますので、そのような思い込みをしなくなりました。運が悪いと思っているから、結果として、それが現実になっているだけのようです。  自分の周りの人を観察して下さい。運の良い人は、不満や人の悪口を口にする人は少ないのではないでしょうか。文句や欠点ばかりをいつも口にしている人は、不思議にもその現実からいつまでも抜け出せないようです。想っていることが口に出ているのです。普段自分が想っていることが、そのまま実現していることを忘れないで下さい。そのような意味では、現実は自己責任なのかもしれません。  知らないうちに、口癖で否定的な言葉を使っていませんか。自分ではなく、他人に言った言葉であっても、実際には自分の身に実現してくるようです。心配しているとき、頭の中は不安でいっぱいになり、そのまま現実になりかねません。  不安なときは頭を使うことをやめ、ウォーキングでもして、体を動かしてはどうでしょうか。汗と一緒に、悩みもどこかへ行ってしまいます。海や山など大自然の中へ身を置けば、小さなことに拘っている自分に氣付くのではないでしょうか。 昨日、久し振りに見る夕焼けでした。ウォーキングの途中、携帯で撮影。最近はメモ用紙代わりに携帯を持っています。歩いているとき、突然アイデアが出てくることが多いからです。 雪囲い 雪が まだ降りつもっていない 十二月のはじめ 北国の新潟に行くと 庭の小さな樹々にまで 雪の重さから守るようにと 丁寧に囲いをしたり 縄で吊ったりしていた 生命に対する思いやりが とても新鮮で尊かった 雪国という 厳しさの真っ只中にあるからこそ あたたかな心が 育つのかもしれない

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る