ソウルコミュニケーション

昨日、保育園にお迎えに行くと、こうちゃんとクラスメイトの子が二人だけで奥の部屋にいました。

もう誰もその教室にはいないのに。。。。。
（2歳児クラスと3歳児クラスの教室が引き戸で仕切られているだけなの）


先生が、「呼んでも来ないんですよ～」と言います。


こうちゃんが私のところに来ると、お友達は膝を抱えてうつむいてしまいました。


再び先生が事情を説明します。


「こうしくんとＳくんは、お片づけだよって言っても片付けず、ずっとあっちの教室にいるんです。」



ひとりぼっちになったＳくんを迎えに私がとなりの教室に入ります。


「Ｓくん、こうしママが一緒に先生の所に言ってあげるから、謝りに行こう。」と言うと、私の手を握って立ち上がりました。

すでに隣の教室では工作の時間が始まっていて、それぞれ長テーブルにイスを置いてグループが出来ています。


これではどこに入ったらいいのかわからなくて不安だろうなぁ、と思い、「先生にどこに座ったらいいか聞こうね。」と彼の背中を押して先生の前に促しました。



「先生ごめんなさいーー。」と言うと先生は特に叱ることもなく、笑顔でした。


「どこにすわればいいですか？」とＳくんが先生に聞くと、見回して空いている席を教えてくれました。


やれやれ、と思ってこうちゃんにバイバイをさせて教室を出ました。



こうちゃんは、

「ぼくとＳは先生の言うことを聞かなかったんだ。だからとなりのお部屋に行けなくてずっとあそこにいたの。」

と教えてくれました。



今朝、登園した際に担任の先生に昨日の一件を話すと、



「お互いに今まであまり仲のいいお友達がいなかったんですよ。
だから二人で仲良くなってテンションが上がってるのはいいんですけどねぇ。
二人でいると無敵になっちゃって、悪いほうにその無敵モードが行っちゃって。」


とこぼしてらっしゃいました。


以前からこうちゃんがあまり親しい子がいないのは感じていました。

登園させてバイバイしたあとこっそり様子を覗くと、誰の輪に入ろうか悩んでいる様子で結局1人で遊び始めていたので。


先生に聞くと「大丈夫です」とは言うもののって感じでした。


去年の夏からＳくんと急接近していたのは知っていたのですが、ここまで仲良くなろうとは。



ひなまつりの製作も二人はふざけてばかりで一向に進まず、先生に「明日は９時までに来てください」と言われました。



こうちゃんはもともと聞き分けはいいほうなのですが、どこか我慢しているんでしょうね。

お友達とつるむと途端に無敵モードになって悪い子になってしまいます。

それが最高に快感な様子。


自分もあったなぁ、そんなこと。


悪い子になって自由に振舞いたいっていう願望が。

そしてあとで母親にこっぴどく叱られて後悔したものです。




今朝は二人に、

「先生の言うことは二人で一緒に守ること。ふざけてばかりじゃだめよ。わかった？」と諭してから出てきました。


Ｓくんは私の手を握って「はい」と言っていましたよ～＾＾


Ｓくん、弟が出来てちょっぴり寂しかったのかもしれません。

手を繋いであげるとうれしそうです☆



さて、今日はいい子でいられるのでしょうか。