Groove Finder

2008/02/11(月)01:23

今日の一枚 (Groove Finderブログ No.083)

Classic(5)

久々にクラシック。リストの「巡礼の年 全曲集」。クラシックはよく知らないんで、流して下さい。 リストに詳しい人が読んだら、どう思われるのでしょうか。笑われそうですね。 今日は用事があって会社を休みました。 【No.83】  ・Lazar Berman:Franz Liszt/Annees De Pelerinage (1977) リストというと「超絶技巧練習曲」や「愛の夢」など有名な曲は数多いですが、一番味わい深く好きな作品となると、私の場合、この「巡礼の年」です。このLazar Bermanによる作品は名盤との評価が高く、全曲集(意外に少ないと思います)だったことで買ったCDです。3枚組の輸入盤で入手は容易です。第1年「スイス」、第2年「イタリア」、第3年から構成されてますが、第1年「スイス」の冒頭から素晴らしすぎます。3作品とも良いのですが「スイス」が最も好きです。「巡礼の年」で特に有名なのは、「泉のほとりで」「ペトラルカのソネット」「エステ荘の噴水」あたりでしょうけど、全曲集を買う価値は十分ありますよ。Lazar Bermanは有名なピアニストですが、私が持っているのはコレだけです。ロマンティックで力強さと繊細さを兼ね備えた演奏(我ながらチープな表現で情けない...)が聴きもの。アルバム全体が神聖な響きに満ちていて、非常に美しいです。私は、クラシックは詳しくないんで偉そうなことはいえませんが、このアルバムは本当に良いです。聴けば聴くほど、そう感じる作品。リストの有名な曲はベスト的な作品集で聴いたけど、次に何を聴こうかなと思っている方にオススメの全曲集です。技巧的な面が強調されがちなリスト(某漫画でも)ですが、それだけではない(当たり前ですよね!)違った一面が聴ける名盤だと思います。

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