今日の一枚 (Groove Finderブログ No.112)

イタリア映画音楽のコンピ。Schemaレーベル。よく聴いた作品です。 【No.112】　 ・V.A.：Metti Una Bossa A Cena (2000) 60年代から70年代のイタリア映画音楽で、特にボサ・ノヴァに影響された曲を集めたコンピです。こういうタイプのコンピは他にも沢山あるのですが、この作品は非常に選曲が良いと思います。ボサ・ノヴァや昔のサントラに注目していた頃に出会ったコンピ。レーベル買いです。Schemaは、97年にBalancoの「Bossa & Balanco」というアルバムを出していたレーベルで、当時は凄く注目されていたレーベルですね。Balancoも日本盤が出るほど人気がありましたし（今は知りませんけど）、このコンピも売れていたように思います。Vol.2もありますね。はっきり言ってEasy Listeningですが、ボサ調の曲が多いので、凄く好きな作品です。内容は、映画音楽ファンでなくても聴いたことのある曲から、マイナーなものまで幅広く、とにかくBGMとしては最高です。全20曲収録。作曲者としては、A.Trovaioli、P.Piccioni、E..Morricone等、イタリアの映画音楽ではお馴染みの顔ぶれ。当然超有名である「Un uomo una donna」、「Hurry To Me」なんかも収録されてます。捨て曲はないです。個人的には、1曲目の「Amori Finiti」がオススメです。Easy Listeningと言っても、映画音楽のタイトル曲が多いですから、ライブラリーものよりは、普通に曲として素晴らしい出来のものが多いです。ダバダバ系が好きな人は聴いてみるといいと思います。今も輸入盤で入手できますよ。