今日の一枚 (Groove Finderブログ No.121)

マグー・スイムの作品紹介。今日は番外編。邦楽も少ないですが聴きます。 今回は私が勝手に「Early Recordings」と名づけているだけて、この名前でCDは発売されてません。 【No.121】　 ・Magoo Swim：Early Recordings Magoo Swimはソウル色の濃い日本のバンドで、彼らのことを知ったのはSoulcietyのコンピ「Soul Food」の「Mosaic」と、「Soup Up」というSuper Butter Dog等も収録されているデビュー前のインディーズバンドを集めたEMIのコンピ。全作品廃盤。メジャーになってから、特に3rdシングル以降とアルバム2枚は、日本のソウルを意識し過ぎたのか童謡っぽい感じで好きではありません。なので、「Early Recordings」なんですが、このデビュー前後のクラブミュージックに接近していた頃の作品は大好きです。男女のソウルフルなツインヴォーカル。オルガンが凄く良いです。日本語の歌詞も詩的で素晴らしい。ヴォーカルの野戸さんはSmap「Fly」の作曲者として有名。もう一人のヴォーカル金森さんは現在もソロ活動を続けているようです。特に好きな曲は7曲。エヴァーグリーンなサウンドで、いずれ再評価されても不思議ではない曲たちです。 「栞雲に」/V.A.：Indies Master Vol.1収録。アルバムで再録されてますが全く異なります。傑作。 「Mosaic」/V.A.：Soul Food収録。独特な雰囲気が漂う傑作。後半の盛り上がりが良いです。 「パストピア」「悲しすぎて」/V.A.：Soup Up収録曲。特に「パストピア」が素晴らしい。　 「悲しみおくり手をふって」/1st Single。キャッチーで大好きな曲。このマキシは良い曲ばかり。 「暗闇にこころ」/インディー時代のLP「悪い季節」からのもの。ファンキーな作品。3rd Singleにも収録。 「糸の鎖」/2nd　Singleのタイトル曲。少し地味ですがいい曲です。私的にはこれで終わった感じ。 その他シングル「抱きしめたい」も名曲なんですがツインヴォーカルではなく、野戸さんのソロという感じですね。写真は1stシングルです。これはOthersに入れておきます。いまも時々聴きますね。