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カテゴリ:Soul・Funk・Blues
Atlanticレーベル、男性ソウルシンガーの未発表・レア音源集。
ソウルの紹介が多くて日替わりになってませんね。 【No.133】 ・V.A.:Atlantic Unearthed:Soul Brothers (2006) 本作は、前に紹介したSoul Sistersの男性シンガー編です。これまた収録されてるのは、Wilson Pickett、Bobby Womack、Sam & Dave、Arthur Conley、Otis Redding、Percy Sledge、James Carr、Otis Cray、Darrel Banks、Donny Hathaway等、Soul Sisters編を上回ると言ってもいい程、凄いシンガーが揃ってます。同じく買うしかないといった感じ。これも60年代後半から70年代初期の音源ですね。16曲収録。このうち未発表音源は4曲です。Soul Sisters編と同じく、殆どがシングル曲を中心とした選曲で、AtcoやCotillionといった傘下のレーべルのシングルが多いです。この作品も未発表とかレアとか関係なく、内容は良いです。ディープソウルの大御所James Carrや前に紹介したデトロイトソウルの名シンガーDarrel Banksが収録されているのが個人的には嬉しいところ。曲としては、シンガーを見てわかるように、ディープな感じの曲が多いですが、前半や後半は曲調も多彩ですし、私的には楽しいですね(ディープソウルファンは逆な意見かも)。個性の強いシンガーが揃っていることもあり、聴き応えもあります。Featuring Arthur Conley, Ben E. King, Solomon Burks, Don Covay & Joe Tex!というThe Soul Clan名義の作品も収録。本作で初めて知りましたが、こういうのが聴けるのも楽しいポイントです。試聴できるサイトが多いので、詳細は書きません(またも手抜きです)。グルーヴィーなWilson PickettやSam &Daveの曲、そしてArthur Conley、Otis Cray、Percy Wiggins、Darrel Banksと前述のThe Soul Clanが気に入ってます。ただRonald BarhamによるProcol Harumの名曲「Whiter Shade Of Pale」のカバーはオリジナルの方がいいですね。決して悪いカバーではないのですが、ロックの湿っぽい哀愁漂う曲はオリジナルのインパクトが強く、ソウルシンガーの表現は少し違和感を感じます。Soul Sisters編もそうですが、まだまだ未発表が沢山あるのでは?と期待せずにはいられない作品です。続編希望です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.29 01:07:58
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