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レディソウル。Baby WashingtonのCD紹介。多分次もソウルかも。
【No.147】　
・Baby Washington：The Sue Singles (1996)
レディソウルシンガーが好きな私にとって、Baby Washingtonは印象深いシンガーです。童顔でキュートなルックスなのに、ディープで迫力があり、大人な感じの声だったんで。本作はBaby WashingtonがSueレーベルに残したシングルの音源集です。Kentレーベルの編集盤。以前に紹介した「Atlantic Unearthed Soul Sisters」に彼女の曲が収録されているのは、Sueを去った後、Atlantic傘下のCotillionに移って作品を残しているためです。この人は、50年代後半から活躍しているシンガーですので、歌い方も他のシンガーとは異なり、ソウル以前のR&Bの影響が濃い感じで、私には新鮮でした。歌も上手いし、雰囲気がとにかく好きです（品があるんですね）。レディソウル初期の名シンガーとして外せない人です。一般には、もっと古い作品の評価も高いようですが、このSue時代の作品もオススメです。曲は62年から68年のもので28曲収録。ヒット曲も含まれてますし、全体的に曲が良いです。Washingtonのオリジナルも気に入ってます。全体的に幸せな感じのする作品。Baby WashingtonのCDとしては、本作以外にも、この時代の2枚のLPや編集盤が出てます。ソウルファンには今でも人気があるんでしょうけど、一般的に知られていないのが残念なところ。ソウルが好きな人は、一度聴いてみることをオススメします。アレサやキャンディ・ステイトンとは違う良さがあると思います。