Groove Finder

2008/02/24(日)00:38

今日の一枚 (Groove Finderブログ No.148)

Soul・Funk・Blues(185)

恒例のノーザンソウルのコンピ紹介。第11弾。シカゴ Chessレーベルのコンピ。 今日は早く帰れましたので、ニ枚目アップ。 【No.148】  ・V.A.:Just Keep On Dancing-Chess Northern Soul (1996) 今回はKentレーベルのコンピ。前回の「Swan...」もそうですが、これも定番曲を集めたものではなく、シカゴのChessというレーベルを中心にまとめられたノーザンコンピですので、ノーザンソウルベストという内容ではありません。ですので、そういうのを期待している人は、他のコンピの方が良いでしょう。今後は、こういうレーベル単位のコンピ紹介が多くなるかもしれません。Chessと言えば一般にはブルースというイメージですが、カッコいいノーザンが結構ありますし、マイナーレーベルでもないので、収録曲の出来にムラが少なく、コンピ全体のレベルは高いと思います(曲の良さ・歌・サウンド等)。曲は殆どが60年代のもので、有名なアーティスト(Etta JamesやDells、Terry Callier等)からマイナーまで幅広い選曲も楽しいです。ジャケは全然ダメですが、タイトルどおりグルーヴィーなノーザンも多くオススメの一枚ですね。24曲収録。本作の中では、特にThe Valantinos「Sweeter Than The Day Before」、Terry Callier「Look At Me Now」、Maurice McAlister「Baby Hang On」、Gene Chandler[After The Laughter」、The Kittens「Ain't No More Room」、Greg Perry「What Can I Do」「Love Control」、Billy Stewart「Ol' Man River」、Etta James「Seven Day Fool」が気に入っています。過去紹介したノーザンコンピとの曲のダブリは、定番Tony Clark「Landslide」ぐらいだと思います(聴いた感じで言ってますので例によって誤差あり)。Kentはノーザンソウルでも良い作品が多いので、また紹介します(多分)。

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