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カテゴリ:Soul・Funk・Blues
シカゴソウルの傑作。Ginji James。良いアルバムです。シカゴソウルいいですよ。
【No.194】 ・Ginji James:Love Is A Merry-Go-Round (1971) Brunswickレーベルの傑作。この頃のBrunswickのサウンドは好きで、過去にも何枚か紹介していると思います。本作は、ビクターのSoul Walkerシリーズで2005年にCD化されたもの。このシリーズは、良い作品が多いので、御存知でない方はチェックしてみることをオススメします。特にシカゴソウル関連が多くCD化されてますので、私にとっては嬉しいシリーズでした。さて、本作はGinji Jamesの唯一のアルバム。フリーソウルでも有名らしいですね。まあ、それはどうでもいいんですけど、この頃のBrunswickらしい、タイトでグルーヴ感のあるリズムセクション、完成度の高いサウンド・アレンジ、キャッチーな曲、明るい作風で文句なし。しかもレディソウルですから、完全にツボな作品です。Ginji Jamesの歌も含めて絶妙なバランス。第2のバーバラ・アクリンを狙ってデビューしたGinji Jamesですが、バーバラ・アクリンよりも好きな声です。歌も上手いです。本作のような傑作を残しながら、埋もれてしまったのは非常に惜しいです。もう何作か残して欲しかったですね。プロデュースは例によってCarl Davis。全体にバーバラ・アクリン等のカバーが多いのですが、どれも素晴らしい出来だと思います。グルーヴィーなサウンドがカッコよくて、オリジナルよりも本作の方が良い出来なものも多いです。捨て曲なし。かなりオススメです。ジャケはタイトルのまんまでベタですが。個人的に思うのですが、レアグルーヴが好きな人は、この頃のBrunswick作品は聴いた方が良いでしょう。好きになれる作品が多いと思いますよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.27 00:48:09
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