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カテゴリ:Soul・Funk・Blues
90年代中期、Hotpie & Candyレーベルの傑作ファンクコンピ紹介。懐かしい作品。
忘れ去られそうな一枚なので紹介しておきます。少しマニアックですがカッコいいですよ。 【No.234】 ・V.A.:Original Raw Soul (1996) Soulciety傘下Hotpie & Candyレーベルのファンクコンピ。まだ、ディープファンクやそのリヴァイヴァルものが、それ程注目されていなかった時代、90年代中期のファンクコンピです。昔紹介したradもSoulcietyからアルバムを出してましたね。これはUS盤でInstinctから発売されたもの。Vol.2(1997)も同じような内容で良いですが、現在では両作品ともに廃盤だと思います。3作目は内容が悪く買ってません。このコンピで最も有名なのはThe Poets Of Rhythm。但し、その後、方向性が変わってしまったのが残念です。それは同レーベルのWhitefield Brors.についても同じで、後年Soulfireからソロ作を出してましたが内容は私にとっては今ひとつでした。好みもあるでしょうけど、彼らが一番良かった時代の作品がこのコンピには収録されてます。US盤ではThis Is Acid Jazzという副題がついてますが、内容は素晴らしいファンクで、しかも70年初期を思わせるサウンド。ファンク好きは要チェック・買いなコンピだと思います。全体的にJ.B.タイプのインストファンク曲が多いですが、切れのあるタイトな演奏が良いです。特筆すべきは、打ってる感はそう強くないものの、凄くカッコいいドラムです。乾いたサウンドも好み。安く見つけたら買ってみて下さい。ちなみにThe Poets Of Rhythmは93年のアルバム「Practice What You Preach」が2006年にDaptoneからリイシューされてますので、このグループをまとめて聴きたい方には最適です。ディープファンクの盛り上がりと共に、近年評価が高まっているんでしょう。納得です。私は知っている曲が殆どで買ってませんが、コンピが廃盤な現状では入手も容易ですし、そちらを聴いてみることをオススメします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.03.08 01:21:57
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