Groove Finder

2008/02/11(月)19:44

今日の一枚 (Groove Finderブログ No.390)

Soul・Funk・Blues(185)

James Brownの傑作ライヴ。外せませんよね。もちろん買いなアルバムです。 【No.390】  ・James Brown:Love Power Peace-Live At The Olympia, Paris, 1971 (1992) 今更説明不要のGodfather。今まで全くアップしてませんが、多くの作品があって、どれか一枚選ぶのが難しいんですよね。今回は定番の一つであるライヴを紹介。とても好きな作品です。本作は当時は未発表で、CDで92年に発売されたものです。よく「未発表であった事が信じられない」という表現がありますが、本作はまさにそういった作品。音質が悪いという人もいますが、それが何か?って思いますし、実際それほど悪いものでもありません。バックはBootsy Collins(b)がいた頃のJB's。この時期はホントに凄くて、最強のラインナップと言われるのも頷けます。スタジオ録音を聴いてもそれは十分伝わるのですが、このライヴも強力です。言うまでもなくBootsy、Jaboのリズムセクションはグルーヴィーですし、Phelps Catfish Collinsのギターも切れ味抜群。James Brownなんて、インスト部においてもオーラが伝わってくるほどです。本作の熱気・迫力・カッコよさはJames Brownの多くの作品群にあっても最高のものの一つだと思いますが、如何でしょうか? 文句なしにオススメできるアルバム。曲についても、代表曲が多く収録されてますし、この辺からJames Brownに入るのもいいと思いますね。HMV等で試聴できます。James Brownは、ご存知のように昨年のクリスマスに亡くなりましたが、James Brownがいなかったら、今のポピュラー・ミュージックが全く違った形になっていたのは間違いありません。いきなり小さい話ですが、自分自身どういう音楽を好きになっていたか分からないですし、更に小さい話ですが当然このブログもなかったでしょう。音楽も歴史の積み重ねですから、James Brownだけでなく過去の偉大なアーティストには感謝の気持ちで一杯です。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る