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カテゴリ:Brazil・Latin
Sambalanco Trio。ジャズボッサの名盤。もちろん買いなアルバムです。
これも紹介し忘れです。昨日に続いてブラジル音楽の棚卸? 【No.395】 ・Sambalanco Trio:Vol.1 (1964) Sambalanco Trio(サンバランソ・トリオ)については、傑作3rdアルバムを紹介済み【No.24】。最初の方に紹介しているので、余り詳しく書いてないかもしれませんね。このグループは、ブラジル音楽の重要人物であるCesar Camargo Mariano【No.250】とAirto Moreiraをようしたトリオで、ブラジルにおけるジャズボッサの中でもダイナミックな演奏を聴かせてくれる名グループ。3作出てますが、オススメは先の3rdアルバムと本作です。一般に代表作となると、今回紹介する1stアルバムがあげられることが多いですが、紹介しているブログも多いんで、先に3rdを紹介した記憶があります。どちらも甲乙つけがたい内容ですが、オリジナルでグループの代表曲である名曲「Samblues」を収録している事が本作の知名度をあげているのは間違いありません。アップテンポの非常にカッコいい曲です。Cesarのピアノ、Airtoのドラムもキレがあって最高です。Tamba Trioの1st【No.205】に収録されている「Tamba」を彷彿させる高速チューン。この曲は、Cesar Camargo Marianoのアルバム「Octeto de Cesar Camargo Mariano」(1966)にも別ヴァージョンが収録され、Airtoも参加してますので、好きな人はチェックしてみましょう。もちろん他の曲もBossa Nova名曲のカバーを中心に良い出来です。Cesarのオリジナルでソロピアノ曲である「Marisa」も美しい曲で好きですし、メンバーによるコーラス入りのジャズボッサ「Sambinha」も印象に残る良い曲。この辺はTamba Trioの影響もあるんでしょうか・・・。本作はBombaから日本盤で発売されてますので、入手は容易だと思います。ちなみに、Cesarが抜けた後、ベースのHumberto ClayberとAirtoは、Hermeto PascoalとSambrasa Trioを結成しアルバムを残しています、こちらも輸入盤でCD化されてますので、気になる方はどうぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.11 01:45:05
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