Groove Finder

2007/11/09(金)22:40

今日の一枚 (Groove Finderブログ No.419)

Soul・Funk・Blues(185)

Otis Clay。これも今更言うまでもないディープ・サザンソウルの傑作。ソウルは久々の紹介。 このアルバムは、よく聴く一枚です。 【No.419】  ・Otis Clay:Trying To Live My Life Without You (1972) Otis Clayの代表作として有名なアルバム。Otis Clayは日本でも人気の高いシカゴのソウルシンガー。これはメンフィスの有名なHiレーベルからの1stアルバムです。個人的にはシカゴのDaker時代が好きで、本ブログでは、過去紹介した「Carl Davis Presents Chicago Soul Survey」【No.116】、「Chicago Calling」【No.326】といったコンピで、その頃のOtis Clayのシングルが聴けます。とはいえ、このアルバムは名盤と言われるだけあって充実した内容。飽きのこないアルバムです。うちのブログでは、比較的マイナーなシンガーを紹介することも多いですけど、そういうものばかり聴いているわけではありません(しつこい?)。やはり定番と言われる作品には、それなりの理由がありますし、良いですからね。HMV等で全曲試聴できます。冒頭の「Trying To Live My Life Without You」からOtis Clayを代表する曲ですが、やはり「I Die A Little Each Day」が素晴らしい名唱ですね。Otis Clayの歌はモチロン、バックのHiサウンド、タイトなグルーヴも文句なし。「Holding On To A Dying Love」、「That's How It Is」、「I Love You, I Need You」、「You Can't Keep Running From My Love」、「Precious Precious」も好きだなあ。捨て曲はありません。カッコいいです。味わい深いアルバムとは、まさに本作のことですね。最近のソウルやR&Bが気に入っている人も、ブラックミュージックが好きなら、聴いてほしい作品です(余計なお世話ですね)。日本盤で容易に入手可能。オススメです。

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