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カテゴリ:Soul・Funk・Blues
ノーザンソウルのコンピ紹介。第26弾。ニューオリンズ。Grapevineのコンピ。
マニア向けですが良いコンピです。 昨年もノーザンコンピが沢山出てますが、聴けてないものが多いなあ。 【No.469】 ・V.A.:Northern Soul Of New Orleans Volume 1(2003) 本ブログでやたら紹介の多いGrapevineレーベルの初期コンピ(GVCD3004)です。本作はタイトルどおりニューオリンズもの。同レーベルのカタログで、ニューオリンズのノーザン系コンピとしては「Crescent City Soul Patrol」(GVCD3032)がありますが、今まで紹介したGrapevineコンピとのダブりが凄く多いので今回はコチラ。ニューオリンズがアメリカのどこにあるか知っている方や、ニューオリンズのソウルやファンクを少し聴いたことのある人は、なぜニューオリンズがノーザン?と思う人も多いかもしれません。まあタイトルはUKノーザンソウルのノーザンの意味でしょうから範囲が広いですし、ニューオリンズのソウル自体が多彩な面を持っていたという事でしょう。アップテンポのナンバーも多く、ノーザンテイストの楽しいソウルを18曲収録。Eldridge Holmes、Betty Harris、Willie Tee、Maurice Williams等を収録していますが内容はマニアックです。Eldridge Holmesは前に紹介した「Deep Southern Soul」【No.123】にも収録されている「Without A Word」、Betty HarrisはAIMから出ているベスト盤「The Lost Soul Queen」に収録されている「Mean Man」が入っています。曲としてはMaurice Williams「Being Without You」、Pat Brown「The Good Got To Suffer For The Bad」、Senator Jones「Do You Love Me」、Curly Moore「Don't Pity Me」、Ray Algere「In My Corner」、The Barons「As Sure As You're Born」、The Jades「Lucky Fellow」、Willie Tee「Please Don't Go」あたりが好きなナンバー。他から出ているノーザンコンピとのダブりは少ないと思います。よい雰囲気で何気によく聴く作品。個人的には知らない曲が多くて楽しめましたけど、音は良くありませんしノーザンソウルに関心がない人にはオススメしません。関係ないですが、Betty Harrisのベスト盤に収録されている「Break In The Road」は強力ファンクチューンです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.07 22:27:17
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