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カテゴリ:Soul・Funk・Blues
Sam Dees。ディープ&メロウなソウル。ソウルが好きな人はチェックしてみては。
【No.478】 ・Sam Dees:Heritage Of A Black Man (1998) Sam Deesはソウルシンガー・ライターとして主に60~80年代に活躍した人物で、ソウルが好きな人はご存知かと思います。日本でも人気が高いですね。ライターとして提供した曲は数知れず(過去紹介したところではBill Brandon【No.467】、Rozetta Johnson【No.476】に曲をかいてます)。んで歌の方はどうかというと、これがまた素晴らしく、ディープソウルからメロウなナンバーまで何でもこなせて味わい深い・・・。曲作りにおいても、従来のサザンソウルとは一味違う曲作りの才能を持っているように思います。洗練さやモダンなテイストが感じられますね。本作はKentからリリースされた編集盤。このCD以外では、同レーベルの「Second To None」(1997)やコンピ「Hotlanta Soul」シリーズ、現在廃盤ですがP-Vineの「Cry To Me」(Atlanticからの唯一のLP「The Show Must Go On」を中心としたもの)、Pen Padから出ているリーダー作「Secret Admirer」などで彼の歌を聴くことができます(全部は持ってません)。本作は全て未発表曲で構成されたもので先のLPは含んでませんが、未発表曲といえど他のシンガーが歌っている曲もあり内容は非常に良いです。22曲収録。Amazonで一部試聴できます。特にピアノをバックにSam Deesが歌う「Mess On Your Hands」は心打たれるナンバー。中にはサウンド的に好みでないものもありますが、曲の良さと歌の上手さは流石。メロウな曲も多く、今カバーされたとしても全然違和感のない曲も多いと思います。飽きのこないアルバムで気に入っている一枚。Sam Dees関連のCDは発売から随分たってますし、色んなコンピに離散している曲も含めて新たに編集盤を出して欲しいところ(しつこい)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.18 22:22:54
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