Groove Finder

2008/06/22(日)21:06

今日の一枚 (Groove Finderブログ No.539)

Jazz・Jazz Funk・Jazz Rock・Fusion(253)

Lee Morgan。カッコいい作品。愛聴盤です。 【No.539】  ・Lee Morgan:The Gigolo (1965) 「Leeway」【No.492】、「Tom Cat」【No.535】に続いてLee Morganのリーダー作を紹介。一般の音楽ファンにも知られる定番「The Sidewinder」ほどではないにしろ、本作はBlue Noteにおける代表作の一枚として有名です。これもよく聴くアルバムでLee Morganの作品では外せないですね。Wayne Shorter(ts)との2管編成なのが個人的には嬉しいポイント。この2管フロントはJazz Messengers時代にも多くの傑作を残していますね。他のメンバーは、Harold Mabern(p)、Bob Cranshaw(b)、Billy Higgins(ds)。アルバムトップのパワフルな「Yes I Can, No You Can't」で聴けるようなジャズロック(あくまでジャズファンが言うところのジャズロック)色が濃いナンバーも良いですが、やはり「Trapped」「Speedball」「The Gigolo」といったグルーヴィーなナンバーがオススメ。随所で聴けるモーダルな雰囲気もクールで素晴らしいです。「You Go To My Head」も爽やかでお気に入りの曲ですね。どの曲も凄く良い出来ですので、ジャズが好きなら買って損のない傑作。40年以上も前の作品ですが今聴いても非常にカッコいい内容です。Morganの演奏も実に痛快で楽しい。本作に限らず、ShorterとMorgan、この2人が入った作品は好きなものが多いです。演奏だけでなく、この2人はカッコいい曲をかきますからね。本作では「Yes I Can, No You Can't」「Speedball」がMorgan、「Trapped」がShorterのオリジナル。HMVで全曲試聴可能。CDには「The Gigolo」のAlt.Takeが追加収録されてます。Lee Morganのアルバム紹介は、まだ続く予定(もう飽きた人も多いでしょうけど…)。

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