沖の千鳥の陸あそび

2006/01/25(水)18:37

戦艦 大和

旅行(21)

2006年01月10日 昨年の12月4日に呉の大和ミュージアムと尾道の映画のロケ跡を見て来た。その時に購入した「男たちのYAMATO」の原作本を今読んでいる。仕事の合間に読んでいるので1ヶ月以上経ってもまだ上巻が終わらない。 文中 昭和20年3月 呉に空襲があった。その時民間人は「松葉いぶし」戦法に出たそうだ。何だろうこの「松葉いぶし」とは?非戦闘員の民間人は日頃から敵機来襲に備え松葉を道端などに隠して置き、敵のグラマンと合間見えるや松葉に火をかけ、その燻った煙で敵の目を眩ませるという戦法だという。 呉でその時に購入した本で「戦艦大和復元プロジェクト」は先日読了した。その中には戦艦大和は特攻のさきがけとなって沖縄へ向かって撃沈した。神風特攻隊等の航空機・人間魚雷による特攻は志願した者がなり、それによる戦死は二階級特進される。しかし、戦艦大和の三千名を超える乗組員は志願したわけでも無く、戦死者の二階級特進も無かった。 この時期の日本人は全くどうにかなってしまっている。政府や戦争指導部は妄想の中にいるようだし、情報から隔絶された民間人は無知蒙昧で鎖国社会に逆戻りしたようである。 映画はまだ観ていないが必ず観るつもりである。 しかし心配な事は映画鑑賞中に恐らく泣いてしまうだろうと言う事。息子と行こうか?家内と行こうか?独りで行こうか?いずれにしても躊躇してしまう。若い頃(10代後半~30代の頃)に涙を流すなんて事はほとんど無かったのに近頃はどうも涙もろくなってしまった。始末の悪い事に私の場合、高倉 健さんのように格好良く泣けなくて、顔を思いっきり歪めて嗚咽を洩らしながら泣いてしまう。人が泣いている場面に出くわすと一緒になって泣いてしまう。実に情けないと思っている

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