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沖の千鳥の陸あそび

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蒼鰻@ Re[1]:はなみ 1(04/08) takahasiさん >また、誘ってください …
takahasi@ Re:はなみ 1(04/08) いろいろ、ご心配おかけいたしました ま…
蒼鰻@ Re:友達失ってないよ(笑)(04/19) Rちゃんさん >ずっと、ずっと良い仲間で…
Rちゃん@ 友達失ってないよ(笑) 冒頭から驚いちゃいました ずっと、ずっと…

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蒼鰻

2008年08月21日
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カテゴリ:旅行
午後6時過ぎ 長岡から六十里越えで只見へ向かう。
山間部である為、この時間になると真っ暗になる。
国道といえども、峠越えの道は険しくカーブまたカーブ、登りに下りと、ハンドルを持つ手に力が入り、汗がにじむ。
夜の闇の為、曲がった道路の先が見えず、顔と目は左右に動きっぱなしだ。
特に只見へ入る20kmくらい手前からは緊張の連続である。

只見へは午後8時過ぎにようやく到着した。

民宿「ふるさと」が今日の宿である。
時間も遅いので先に夕飯を頂く事にした。
食事の途中からご主人が日本酒を手にして来て話をしてくれる。
年齢は私とさほど変わらないだろう、垢抜けした中々男前のご主人である。
民宿経営のかたわら役場の仕事もされているようで、只見の紹介を熱っぽく語ってくれる。
明日の墓前祭の事、只見の自然や見所等など下知識として有意義な情報を教えてくれ、この地の言葉のまま語ってくれるのが、酒の酔いとともに心地良い。

何時頃だろうか、すっかり酔ってしまい、疲れも手伝ってか、部屋の布団の上に倒れ込むとそのまま寝入ってしまった。

翌朝目覚めると激しく雨が降っている。
今日の行事は大丈夫だろうか・・・・・

荷物をまとめ、この日の宿泊先の「ますや旅館」へ移動する。
ここのご主人は蒼龍窟が行くのメンバーで4・5年前にも一度家族とともに泊まらせていただいたことがある。
久しぶりに再会したご主人はお変わりなく、いつもの暖かい雰囲気と包み込むような笑顔で迎えてくれた。
只見に来る楽しみはこのご主人との再会もあったのである。

ますやさんが運転するマイクロバスで墓前祭会場の医王寺まで送ってもらう。

道中 バスの窓から見える景色が素晴らしく美しい。
連なる山々、豊富な量の川の水が只見の特徴的な景色を織り成している。

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深い降雪地帯である只見は年の半分は雪景色である。
今は濃い緑に覆われた山間部も冬には大雪で、その雪が山肌の樹木や地肌まで削り取って行くそうで、こういう環境は世界でもめずらしいそうである。

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また、白神山地より広大なブナの自生地で、夏はブナの間に繁殖する雑草や雑木も、冬は雪で押しつぶされ、ブナの生育を妨げることのない、自然の循環が働いているらしい。

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只見は多くの川が入り組み、合流し、只見湖や田子倉湖など水量豊富な土地でもあるので、険しい山々があるにもかかわらず、水に浮かんだように見えるので、深い緑が水に映り、なんとも名状しがたい景観になるのである。

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私はこの只見の風景に魅了され、今回で二度目の訪問ではあるが、この土地に羨望と愛着をおぼえるのだ。
時々、都会にいると只見のことを思い出し、次の機会は、いつか今度はと思っていたのが、今回実現できて、それだけで喜びがこみ上げて来るのである。


墓前祭などの予定の行事が済み、また、ますやさんのご主人が只見周辺を案内してくれた。
田子倉湖でカメラを持って散策していると、空に遊弋する鷹を見つけた。
大自然に生息する鷹の雄大な羽ばたきを眺めていると、まさに心が洗われて、原点に立ち戻った気分になる。

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先に書いた只見の人の歴史や、今を生きる只見の人の表情。
人生の半分を雪とともに生活する厳しい自然との共生、そんな環境から育まれる気性や気風。
都会で生活する私には窺い知れない事がたくさんあるのだろうけれども、長岡の敗残兵の収容や河井継之助を140年経った今も大切に弔っているのは、人を大切に思い、自然を大切にする気持ちの表れだと思う。

振り返って、煤けた都会で、タオルを首に巻いて「暑い!暑い!」とぼやきながら、銭勘定に追われている自分なぞはいかにも卑小に思えてくるのだ。

人の一生って何だろうか?
生きてゆく上での判断や価値観、人に対する思い遣り、いさぎよさ、そして心の豊かさなどなど。
只見に居るとそんなところまで想いを凝らしてしまう。

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他に感ずることは色々あった。ダムにより、水没した村々の住民の悲哀や、その昔は「マタギ」が狩猟生活していたことも知った。
日本各地には私には知らないことがまだまだある。
もっと色々な土地を巡ってみたいと思う反面、只見にはこれから先も来ようと思うのである。








Last updated  2008年08月21日 16時57分11秒
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