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カテゴリ:映画
会社のすぐ近所、ユーロ・スペース改めシアターN渋谷で『ホテル・ルワンダ』を観た。
この映画は家族で行くべき映画ではないな、と勝手に思い、ふらりと一人で映画館に入ったのだが若者が大勢観にきていて整理券が配られていた。

……2004年12月、米国の劇場数館で公開された『ホテル・ルワンダ』はまたたく間に評判となり、翌月には2300館で拡大公開される大ヒット作品となり、『アビエイター』『ミリオンダラー・ベイビー』などと並び2004年度アカデミー賞の主要3部門(脚本賞、主演男優賞、助演女優賞)にノミネートされる快挙をなしとげる。
公開のめどが立っていなかった日本にもその興奮は飛び火。「この作品を日本でも観たい!」と20代の若者たちが立ち上がり、インターネットで署名運動を展開。4000通を超える署名をわずか3ヶ月で集め、その熱意でここに緊急公開が実現した。……(公式HP

ルワンダの民族闘争の歴史はこちらで、学んでもらうとして、1994年に起きた100万人の大虐殺という愚かな出来事を知っておくことは無意味ではないし、対価としての入場料¥1400も充分に納得できるものである。

ネタばれになるので映画の詳細は避けるが、何故同じ人間同士で争い、殺めるのだろう? といういつもの疑問が突きつけられる。この悪習だけはいかなる宗教や哲学を持ってしても改善されないだろうと、僕は思う。
人間は人を妬むし、傷つけあう習性なのだ。
何故なら、天敵が存在しないのは地球上で人類だけだからだ。
環境破壊、戦争、やりたい放題だ。
おまけに生態系にもハマっていない。
だから、どんどん繁殖、増殖を繰り返す。

マウスを人口過密状態にして放置しておくと、ストレスから同性愛、ロリコン、不妊症などの変態が生じ、やがて争い、強い個体だけが生き残るそうだ。
そう、まったく現在の我々をとりまく状況がマウス実験で立証されているのです。

話を映画に戻すが、製作・監督・脚本を手がけたテリー・ジョージは、家族を救うために殺される運命だった1200人を救った、ポール・ルセサバギナという実在の人物を通してルワンダの悲劇を伝えようとしている。
だが、映画のクオリティとしては残念ながらB級である。
個人的には可成り消化不良だった。
非常と人間愛という相反する世界を、映画=エンタテインメントとして消化しきれていない。
どちらも中途半端な表現に留まっていて、なるほど単館向けの映画なのである。

だが、平和惚けした日本の若者が『ホテル・ルワンダ』を観たいと切望したことには意義がある。
そして、彼らが遠いアフリカの悲劇だけでなく、現実に転がっている日本の身近な悲劇にも関心をもってくれれば良いのだが。。




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Last updated  2006.02.24 17:54:00
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