2007/10/12(金)10:16
今回は大変!
今回の映画は大変である。
9月に終わった前の組から準備期間がほとんどなく、
助手さんたちだって時間が足りなかったに違いない。
さらに、機材があっちこっちからの寄せ集めで、それらを繋ぐケーブルだって新調しなければならない物が多かった。
9月16日からクランクインして、約一ヶ月。
助手さんが体調不良で降板。
メインの録音機が故障で、バックアップ機に変わっている。
俳優さんが納得していないのに、「ホンバ~ン、ホンバ~ン」と大声を出し、
無理矢理撮影を行ってしまう。日本語のわからないチーフ助監督。
10月の末には撮影場所が上海に移るのに、機材をどう持っていくのか未だに決まっていない。
それもこれも、香港の監督、香港のプロデューサーが現場を仕切っているからかもしれない。
「日本語として文章がおかしい」と指摘しても、意味が分かればOK
そこに、微妙なニュアンスは無いし、「映画を見ていて疑問に思う事が発生するとストーリーにのめり込めない」事に気がつかない。
「日本の視聴者を舐めると痛いめに合うぞ!」
こんな映画に社運を懸けるほどの大金をつぎ込む日本の大会社。
少し考えた方が良いかもね。(笑)