2011/09/26(月)07:33
アレから25年
チェルノブイリ原発事故から25年
今から5年前に作られた、映像を見た。
事故を収束させ、石棺を作るのに延べ50万人が働いた。
そのうち、20万人に何らかの影響が・・・。
働いた人の多くが現在50歳前後、しかし、体は既に老人と化している。
当時、石棺は耐久年数は30年と言われていたが、既に傷みが激しい。
中からは依然として、人体に影響を及ぼす物質がでている。
プルトニウムの影響が半減するのは2万4000年。
現在でもチェルノブイリ周辺20キロは人がすむ事が出来ない。
事故後、ハツカネズミにセシウムを与え、胎児への影響を調べた研究では、
見るに耐えないそれを確認出来た。
当然、実際に生まれた人間の子供にも影響はあったし、
中絶率が上がったのは言うまでもない。
こんな事実があっても、それらはまったくと言っていい程、日本国民には知らされない。
「お金」と言う甘い汁に集まる人々。
原発にお金をぶら下げて、地方にバラまく政府。
山口県は、福島県から遠い。
福島第1原発事故関連の問題も、この地の人には「カエルの面に小便」
明治維新の昔から、人の意見に聞く耳を持たない。
交通の要所に、政の中心を置かない。
さらに閉鎖的な瀬戸内海の島の上関町では、当然の結果だったのかもしれない。
「原発は町内だけの問題ではない」とは考えつかない町民が、
多数を占めているに違いない。