旧譜でごめんねっ!~音楽は記憶の栞~

2005/05/26(木)21:36

思い出の一曲(6)

ギターとの出会い(33)

 ♪床の軋むぅぅ狭い部屋でェェ躰寄せて眠ぅぅったぁねぇ♪(By浜田省吾)彼女と?いえいえ、廃棄寸前のギターと(;´_`;)しかし、そんな苦痛も楽しいギター復活作業。  ねぼけまなこで見つめるギターの上には鎮座する「カエル君」。うむ、ご苦労。・・・と、そこへ開くドア。  「兄ちゃん、おきとん?」(兄上、お目覚めいかがでしょうか?)  「なんや?」(おぉ、可愛い妹!どうかしましたか?)(※7歳離れた妹、何よりも私が怖い・・・未だ)  「お父さんがの、カエルがどっかいった・・・ゆーて・・・大・・騒・・ぎ・・・」(父上が玄関に置いていたカエルの置物が突然居なくなったと大変騒いで・・・います)  視線の先に「カエル君」をロックオン!  「おるぞ、ここに」(心配はいりません、カエル君ならここに居ますよ)  「それなんしょん?」(何をしているのですか、いったい?)  「用が無いんなら出て行け・・・」(用事はそれだけですか?私は忙しいのです、退室してください)  “なぜ私の兄はギターの上にカエルの置物を置いて、しかも、それを布団に寝かせるという、おおよそ理解不能な行動をとっているのだろう”と、言わんばかりの目で退室。その直後・・・。  「おとぉぉさぁんっ!カエル、兄ちゃんの部屋におったでぇぇ、ギターの上に乗せて笑いよったぁぁぁぁ」(父上、探しているカエルは兄上の部屋にあります、しかも兄上はそれをギターの上に乗せ微笑んでいました)  私が怖い割に、発言に注意しないのはなぜだろう。まるで自分の兄貴はアホですと言っているようなものなのに。<つづく>

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