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テーマ:ё・ぼ・や・き・ё(1794)
カテゴリ:軽音セレナーデ
なんでもそうですけど、引き際は大切だと感じました。生涯現役も結構な事ですが・・・。
======================================== 現実と理想のギャップに空回りの暮らし。さてどう抜け出す? 家にいても耳にはいるのは雑音ばかりの日々。兄のピリピリムードに萎縮する妹は笑顔も引きつり気味。 「に、兄ちゃん・・・朝やで(^_^;)」 「・・・ぅん(-_-;)」 「に、兄ちゃん・・・晩ご飯(^_^;)」 「・・・ぅん(-_-;)」 「に、兄ちゃん・・・お風呂(^_^;)」 「じゃぁかぁ~っしゃぁい!!イチイチぃっ!!」 「ひぃぃぃ(;´_`;)おかぁ~さぁぁん(;´_`;)」 と、全てがこんな調子。なにせ自己中心度72%ですから(-_-;) ガラスの十代は、傷つきやすく壊れやすいのです。 ↓よぉぉおこっそぉここぉへぇ~・・・クッククックぅ~♪↓ 【Aポイント付】光GENJI / ベスト (CD) ポニーキャニオン 光GENJI/コンサートであおう! 諸星和己/Real Action ↓まぁ、確かに諸星ではあるけれども(;´_`;)↓ うる星やつら 劇場版 オンリー・ユー (ノーカット版)(DVD) ◆20%OFF! このままではいけない、自分では解っていました。学年末考査も終えて、後は進級の結果が出るだけ。しかし、それさえも当時の私にとっては「どうでもいいこと」の一つでしかありませんでした。 思い立った私が始めたのは荷造り。 通学アイテムを一応整え、ボストンバッグに詰め込む着替え。使い古したヘッドフォンステレオと、お気に入りのカセットテープもバッグの中へ。 「なんな?出かけるんな?」 背後からオカンの声。 「ん・・・叔母さんトコに行こうと思っての、しばらく・・・(-_-)」 通っていた高校の近くに住む叔母は、駆け込み寺。妹と同年代の従弟も、私によく懐いていました。行き先を明確にさせ、オカンを安心させることも「プロジェクト」成功のカギ。 ダッフルコートに袖を通し、机の引き出しから「プロジェクト資金」を補填。そのほとんどは、小遣いやお年玉の残り。 「三万と・・・チョイか」 呟きと同時に、頼りない資金をジーンズの後ポケットへ。 「さて、出ますか」 その時、大事なモノを忘れている事に気づきました。そうです、真っ赤なギターです。安っぽい合皮のケースにしまい込み、それで準備万端。 「んじゃ・・・」 誰に告げるわけでもなく玄関を出ると、そこには真冬の風が舞っていました。 <つづく> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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