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テーマ:暮らしを楽しむ(392128)
カテゴリ:日常のあれこれ
この間の週末、私はまるで宝探しをするような気持ちで、家の棚の整理をしました。
長年開かずの間だった棚の扉を開けると、そこには眩いばかりの思い出がいっぱい。 一つ目の棚からは、子どもたちが小さかった頃の愛しい記憶が溢れ出しました。 必死にビデオカメラを構えたり、一生懸命にシャッターを切っていた姿。 あの頃は、子どもたちのキラキラとした瞬間を永遠に残したい一心で、 一眼レフカメラを手に、まさに「母親」という時間を謳歌していたようにおもいます。 「あら、私こんなに本格的なカメラ、使いこなせていたのね」 そう思って手に取ってみると、ずっしりとした重さに、あの頃の情熱が蘇るような気分に。 でも、今の私には少し重すぎるようです。 荷物を最小限に、気の向くままに旅を楽しむ私には、スマートフォンのカメラで十分。 写真が趣味の息子に託すと、彼は目を輝かせて受け取ってくれました。 二つ目の棚には、世界を旅して出会った、ときめきの品々が。 パリの小さな雑貨屋で見つけた、繊細なスタンプセット。 ジャマイカの太陽を閉じ込めたような、陽気な置物やステッカー。 スウェーデンの森の香りが漂ってきそうな、素朴な木の置物と石のトレイ。 ニューヨークのソーホーで出会った、アーティスティックな一枚の絵。 「あら、こんな素敵なものも買っていたのね」 それぞれの品に、旅の記憶が鮮やかに思い出されます。 でも、今の我が家には、残念ながらこれらの品に見合う場所がありません。 それでも忘れていたこれらの品を見ると、旅の感動がよみがえり、心が躍りました。 三つ目の棚には、美しい食器たちが静かに眠っていました。 ロンドンへの旅の度に集めたウェッジウッド、ミラノで少しずつ買い揃えたジノリのカップ。 ![]() どれもこれも、私の心をときめかせてくれた、大切な宝物。 でも結局、毎日手に取るのは、イッタラやARABIA、ロイヤルコペンハーゲンのシンプルな食器たち。 最近では、軽くて扱いやすい竹製の食器も気に入ってよく使います。 これらの食器たちは、もう少しの間、この場所で眠らせておきましょう。 いつか、子どもたちが使いたいと思った時に、喜んで譲りたいと思います。 その時がきたら、きっとこれらの食器たちは、再び輝きを放ち、新たな物語を紡ぎ始めることでしょう。 長年、開かずの間だった棚の中には、懐かしい宝物がたくさん詰まっていました。 どの品にも、買った場所や当時の思い出がたくさん。 まるで、時を旅するタイムマシンのよう。 結局、思い出に浸り、埃を払って、また元の場所に戻したものも多かったけれど、 何がどこにあるのかを把握できただけでも、大きな収穫でした。 アラカン世代の片付けは、思い出を慈しみ、未来へと繋ぐ、素敵な時間なのかもしれません。 そして、古いものが新しい誰かの手に渡り、再び輝き始めるのを見るのは、なんとも言えない喜びですね。 そして改めて子どもたちに旅をすすめようと思いました。 私が子どもたちに旅を勧めるのは、新しい出会いや発見をしてほしいから。 それだけじゃなく歳を重ねると、旅の思い出をこうして楽しめるという、素敵な贈り物が待っていることに気づいたから。 皆さんも思い出の宝箱を開けて、時を旅してみませんか? 上質のギフト すりーる 楽天市場店 「上質で素敵な商品」だけを選りすぐってご紹介しています。 自分へのご褒美、大切な方への贈り物は「上質のギフトすりーる」で🎀 北欧雑貨、キッチン雑貨、インテリア雑貨、介護アイテムやお子様用商品など、 機能的でお洒落な商品を取り揃えています! ショップはこちらから ![]() ![]() ![]() にほんブログ村 #アラカンの暮らし #思い出の宝箱 #旅の記憶 #ときめく暮らし #日々の記録 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025.03.19 00:02:37
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