黒猫は蜜月に啼く ~ドラゴンギルド~
鴇六連さんの本です。沖麻実也さんのイラスト。「紅炎竜と密約の執事」のスピンオフです。つか過去バナかな。紅炎竜~より30年くらい前の話です。ほぼ人間ですが黒猫の魔物の一族のリーゼ。魔物は人間に狩られ、リーゼの村も襲われてリーゼ一人が生き残りました。魔女のジゼルが助けてくれて息子として育ててくれます。リーゼの魔物としての特徴は右目の魔眼だけでしたが、ジゼルを慕う魔物たちや竜を大事にしてました。そして人間との契約のためにドラゴン・ギルドを作って命を落としたジゼル。母親と慕ったジゼルが命を懸けて作ったギルドを何よりも大切にして、筆頭バトラーとして頑張ってます。そこにいる竜たちは自由を望み束縛を嫌いますが、ギルド外にいる竜は狩られ殺されてしまうのアです。リーゼは頑張ってるけど、竜たちはあまりいうことを聞いてくれません。今夜もサリバンという風竜が歓楽街へと抜け出し、ホテルまで連れ戻しに行ったリーゼでした。サリバンは何かと構ってくるけど一人で寝るのは嫌と歓楽街へ行くのですが、許可書を提出してバトラーが同伴でないと狩られるからと言うのに、言うこと聞かないのですよね。でもある日、サリバンの血を浴びてしまったリーゼ。人間や魔物も竜の血を浴びれば死んでしまうのです。死なさないためにはあることをしないといけなくて・・・!その辺は読んでのお楽しみで。サリバンの我が儘とか執着心はストーカーw超えるレベルかも。^^;リーゼは苦労しますね。3巻目が無いかなと思ってるのですが・・・。水竜のサロメは攻めさんらしいので是非描いてほしいですね。綺麗で麗しい普段は優しいサロメですが、どんな攻めさんになるのか。あればいいなと思います。^^麻実也さんのイラストが麗しかったです。^^