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カテゴリ:入試情報
大阪府公立高校入試問題分析、
今日は数学のB問題について書いていきます。 大阪府の公立高校の約70%がこのB問題を採択しています。 ですから塾生でもだいたい7割近くの生徒がB問題を受験することとなるでしょう。 このB問題、全国的に見てもかなり難しいです。 というのも大阪にはA問題がありますので、 そこまで簡単な問題を用意する必要がないのです。 従来であればA問題を受験するような偏差値の低い層が (良い悪いの尺度はいったん横に置いておいてください。これは入試問題の分析です) B問題を受けませんので、ある程度の難易度を担保することができるのです。 ですから大問1の計算問題ですら、 かなり複雑なものが用意されています。 実際に2017年度の平均点は32.4%でした。 どれだけしっかり準備するかで大きな差がでます。 数学が合否を分けると言っても過言ではありません。 しかし、難易度的には他の都道府県より少し難しいといった程度ですので、 他の都道府県の入試問題でしっかりと練習すれば 十分に合格点に達することができるでしょう。 頻出である「関数」や「三平方の定理」などは 他府県の問題を解いていけば十分に対応できます。 ただし問題文がダラダラと長い文章題が出ますので、 それはそれ用の問題集で対策していくことが必要でしょう。 いずれにせよ、平均点が32%だからといって 恐れる必要はありません。 適切な勉強を積み重ねていけば 高得点を取ることも可能な難易度です。 次回は数学のC問題について書いてみたいと思います。 文責:安延伸悟 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.11.18 14:42:54
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