高3の模試の振り返り面談が続いています。
生徒には、
①模試の解きなおし
②模試の分析と反省
③普段の学習計画
の3点をやってから
面談に臨んでもらっています。
ただ、実際に生徒と面談をしていると、
模試の分析をするというのは簡単なことではないみたいで
「大問1と大問2でミスが多かったので、~の範囲が苦手なのだと思います」
「大問3に時間がかかってしまい、大問6がほとんどできなかったです」などの
報告が半分程度を占めています。
こちらとしては、
もう少し踏み込んだ分析をしてほしいので、
「その分野が苦手なのは何が原因?」
「大問3に時間がかかったのはなぜ?」など
しつこいくらい質問をして
生徒に考える時間を取ってもらいます。
30分の面談予定で
1時間かかってしまうこともありますが、
そうしたやり取りを経て
生徒たちは
日々の学習計画に反映させることができるレベルで
自己分析を行ってくれるのです。
全部、教えてしまう方が楽ですが、
そんな方法では
生徒の思考力は育ちません。
我々は
生徒の思考力も
振り返りへの満足度も
高い水準となるように
工夫を続けていきます。
文責:島田光一