ミンナのウタ ※ネタバレ注意
こんにちは、みち太郎8です。今回は、日本のホラー映画を紹介していきます。メインで出演しているのがGENERATIONSになります。元々は役者じゃないので演技はご愛嬌です。正直上手くはないですねー。呪怨の監督である清水崇が今回の監督です。設定はいいかもしれません。ネタバレ注意。フワッと紹介です。・ミンナのウタ主演はGENERATIONSですねー。捜査する探偵役をマキタスポーツがしています。ラジオのパーソナリティーをしている小森隼。ADのあすかが倉庫の整理をしている所を訪ねます。あすかはリスナーから送られて来ていた手紙の一つを手に取り開封すると、中にはカセットテープが入っていました。ラジオの収録中に、リスナーの一人と電話で話す小森。あまり聞き取れませんでしたが、カセットテープ届いていないかという声だけは何とか聞こえたのでした。収録が終わり、マネージャーの凛やメンバー達と一緒にいましたが、用事があると一人で倉庫に向かいます。あすかが居るのを見つけて入ると鼻歌が聞こえました。電気を点けるとあすかの姿は消えてしまいます。床にはカセットテープが落ちておりました。あすかが倉庫の外からやって来て落ちていたカセットテープを小森に拾って渡します。封筒の消印は30年以上前のものであり、カセットテープと一緒に入っていた手紙には、曲を聴いてほしい、出来れば流してほしいと書かれていました。小森が急に姿を消してしまい、探偵である権田に依頼が来ます。凛が自宅のマンションまで送り届けた後に、ぷっつりと姿が分からなくなっていました。依頼を受ける権田。3日前、消息を絶つ前の小森。マンションに入り、エレベーターの前で片寄に電話をかけます。聞いてほしいと話しますが、途中で電話が切れてしまいます。エレベーターに乗り込もうとすると、降りる女性とぶつかってしまいます。荷物を拾うのを手伝っていると、聞こえてくる鼻歌。エレベーターの鏡には制服を着た首からラジカセを下げた少女が写っていました。振り返ると女性が鼻歌を歌っており、小森を閉じ込めたままエレベーターは閉まってしまいます。権田はGENERATIONSのメンバーから話を聞きます。最初に片寄から話を聞きます。小森はリハ中に何処か様子がおかしく、そんな曲じゃないと大きな声を上げてしまいました。帰り道で電話で話をしていると、最後に少女の声で聞いてよと聞こえ電話が切れてしまいます。そこまで話すと、しゃっくりが止まらない片寄は退室していきます。次は白濱から話を聞こうとしますが、権田が名前を間違えて言おうとし、部外者に話すことはないとすぐに退室します。佐野から話を聞くと、小森はある鼻歌が頭から離れないと言っていたと話します。急に鼻歌を歌いだす佐野。無表情で歌い、権田と凛の呼びかけにも反応しませんでした。何度も呼びかけていると意識を取り戻す佐野。自分が鼻歌を歌っていた事にも気付いていませんでした。中務を呼び出します。レースのカーテンを閉めて回る中務。中務は権田にリハがあった日、メンディーと一緒に白濱の隣に制服を着た少女の幽霊を見ていた事を話します。ここは13階だったかと聞くと、すぐに出ていってしまいます。レースの向こうに人影が見えていた中務。権田はGENERATIONSの事務所の経費でホテルに泊まり、ルームサービス等も経費で落ちるという事で、妻と娘をホテルに誘って断られます。娘と電話で話した時に、隣に女がいるでしょ?鼻歌が聞こえると言われますが、権田の横には誰も居ませんでした。ホテルの外にタバコを吸いに出る権田。権田が吸っていると、佐野が外の自販機に出てきました。這いつくばり自販機の下で何かを探す制服の少女がいました。声を掛けるも反応がなく、歌ってくれたねという声にビビった佐野はホテルに逃げ帰ります。それに気づいた権田がホテルに戻ると、白濱ともばったり遭遇します。物音がして見に行くと、部屋で大音量で音楽を流すメンディーがいました。メンディーはあの鼻歌が聞こえてくると言います。メンディーが落ち着いたところで部屋に白濱だけが残ります。白濱はその曲をどこで聞いたのか尋ねると、白濱自身から聞いたと話すメンディー。リハの日に、小森を落ち着けていた時に、小森と一緒になって白濱も鼻歌を口ずさんでおり、二人が無表情で鼻歌を歌っていたのをメンディーが止めたのでした。小森はどこで鼻歌を聞いたのか考えていると、彼がカセットテープと口にしていた事を思い出す白濱とメンディー。ラジオの収録をしているスタジオの監視カメラの映像をチェックする権田と凛。倉庫に入った後のリハで様子がおかしくなったと話す凛。小森の後に出てきたあすかの手にカセットテープがある事に気付く権田。スタジオのプロデューサーに話すと、あすかの机の上にあったカセットとレコーダー、封筒を持ってきてくれます。スタジオのブースには白濱、メンディー、中務も来ていました。カセットを再生すると、あの鼻歌が入っていました。メンディーが叫んだ為、テープを止めますが、どこからともなく鼻歌が聞こえてきます。凛がガラスに映った少女に驚いてしゃがんだ後に、勢いよくぶつかるあすかの姿がありました。しかし、居たはずのあすかの姿はどこにもありませんでした。凛が見たという少女をメンディーと中務も見たと話し、その少女が鼻歌の主でその鼻歌を聞いたせいで、小森もあすかも消えてしまったと話す中務。権田は有名なかぐや姫のコンサートの心霊話を例に出して、テープを逆再生します。うめき声や叫び声等が入っており、慌てて止めます。権田は封筒の住所や高谷さなという名前を見て驚きます。白濱、メンディー、中務は送られてきた封筒の住所へと向かいます。高谷と表札がありました。インターホンを押すも、奇妙な音がするばかりで反応はありませんでした。メンディーと白濱が近所に聞き込みに回りますが、けんもほろろに追い払われてしまいます。高谷家に続く階段に座っていた小さな男の子が高谷の家の中に入っていくのを見る中務。中務は後を追いかけて家の中へと入ります。誰かいないか声を掛けると、お腹の大きな女性が出てきます。彼女は手が離せないから待ってほしいと中務に声をかけます。2階にいるさなに掃除をする様に呼びかけて戻ります。掃除機が2階の部屋へと入って開いていた扉が閉まります。二階の扉のすりガラスから人影が見えました。もう一度、女性が出てきますが先程と全く同じ言葉を繰り返します。すりガラスに影が映るのをただ見つめる中務。もう一度、女性が全く同じ言葉を繰り返し、影がこちらを振り返ると、私の赤ちゃんどこやったのよーと叫びながら迫ってきます。外へと逃げ出す中務。権田と凛が共に高谷の家へとやってきます。メンディーと中務をホテルへと帰し、白濱が権田と凛に同行します。権田は凛に様子がおかしかった事を言われて、高谷さなが中学の頃の同級生であった事を話します。同級生の少女が飛び降り自殺をするという事件があり、その事件の中心人物だと言われていたのが、さなでした。当時の中学校の教師を訪ねる権田。まだ、さなの担任だった教師が校長として在籍しており話を聞きます。さなの文集には私の歌を皆に届けて、私の世界に引き込む事が夢だと書かれていました。当時、さなは母親に疎まれており、同級生にもいじめられていた様子でした。自販機の下にノートを隠されて、必死に取ろうとしていた事もありました。先生にだけノートを見せてくれ、鼻歌も聞かせてくれました。飛び降りがあった時、さなと他に三人の少女がおり何やら言い争っていた様子で、先生が駆け寄ろうとするも間に合いませんでした。一緒にいた少女たちはショックで学校にこれなくなり、さなの口ずさむ歌が事件を起こしたんじゃないかと噂になったのでした。さなも学校へと来なくなり、本人から先生に助けを求める電話が入り、駆け付けると階段の下で倒れているさなを発見したのでした。権田がテープを預かり、メンバーはホテルで過ごすことになります。白濱と話している際にB面の話になり、カセットのB面を再生してみます。さなの声で日付と猫と言っており、猫の断末魔が入っていました。次は飛び降りた少女の名前と落下音、悲鳴など当時の状況がそのまま録音されていました。その次は弟、俊雄と入っており、鼻歌と同じリズムでお腹を叩く音と、赤ん坊の泣き声が録音されていました。権田はそのリズムで、自分や凛や白濱等全ての人がそれぞれ別の形でリズムを表現していた事に思い至ります。赤ん坊の泣き声で怖くなった権田は再生を止めます。ホテルの部屋でシャワーを浴びていた片寄。背中から伸びてきた手に引っ張られてそのまま姿を消します。同室の佐野が部屋にいたはずの片寄を探すも見つからず、ベットの下で蠢くさなを見つけます。さなは布団の中に潜り、そのまま佐野の方に向かって来ると、佐野が姿を消します。権田は先生と二人きりで話します。当時、さなには別の一面があったような気がして怖かったと話す先生。生徒を呼び出した時も、生徒の一人がさなが全部自分でと口にしようとしますが、それを別の生徒が止めました。屋上から生徒たちを見つめるさなの姿がありました。文集にあった皆の魂の音を集めたいという言葉が思い出されます。メンディーが廊下を歩いている時に、あの鼻歌を無意識に口ずさんでいました。何かに気付いて振り返ると、背後にいた高谷家の階段にもいた小さな男の子。ゆっくりと近付き、次第にスピードを上げてメンディーに抱き着くと、その姿はさなへと変化しました。姿を消すメンディー。それを目撃する白濱と凛。一人でいる中務。ドアを開けてさなの母親が姿を現し、中務が家に入った時と全く同じ言動を繰り返します。ただぼーっと見つめながらゆっくりと近付く中務。母親の顔が変化していきます。白濱と凛が中務を心配して部屋の外から呼びかけると、さなの母親の声が聞こえます。部屋へと入ると中務の姿はありませんでした(ガラスの向こうに母親一瞬映りましたが、出番間違えた?)。白濱と凛は皆がいなくなった事を権田に話します。もう一度、さなの家へと向かう三人。家はさびれていましたが、壁にあった鏡には当時の状況が映っていました。先生を呼び出した日、さなは自分の部屋から階段まで垂れるコードを見て危ないと言ってきた父親に、引っかかってドアが開かないから思いっきり引っ張って欲しいと言いました。言うとおりに引っ張る父親。もっと引っ張ってと言われ、母親も一緒になって引っ張ります。コードが強く引っ張られると、部屋のドアのすりガラスにさなの体が引き上げられていくのが映ります。凛が止めようと叫び、今は何もない真っ暗な部屋へと飛び込んでいきます。凛が飛び込むと、本来ないはずの扉が閉まります。男の子も現れて部屋へと入っていきます。扉が開くとさなが現れ、ゆっくりと白濱と権田に近付いてきます。気付けばいつの間にかさなの姿はありませんでした。首からレコーダーをぶら下げたさな。引っ張られてゆっくりと吊り上がっていきます。さなの部屋へと入った凛。蝶番が外れて扉ごと倒れて行くさなに凛が抱き着き、一緒に階段を落ちて行きます。気を失った凛を見てほほ笑むさな。凛は録音状態のさなのレコーダーを抱いた状態で別の場所から現れます。消えていたはずのメンバーたちが消えた場所から次々と姿を現します。全員戻って来た為、GENERATIONSのライブが開始します。アンコールの時に、観客があの鼻歌を歌い出し、会場にさなの姿がありエンドです。設定はとっても面白いですね。ちょっとぶっ飛んでいる中学生の女の子。厨二病にもほどがありました。そしていつも思うんですが、なんで30年後とかに起こるのかなーとか思ってしまいます。熟成し過ぎじゃないかな。最後に動物虐待とかしてません的なテロップが入るのが時代だなーと思ってしまいました。やっぱりクレームとか来るんですかね。ホラー見るなよ。個人的にすごくどうでもいいんですが、一室だけラブホっぽい部屋があったのが気になりました。ひらひらするレースいるかな。最初はGENERATIONSは関口メンディーしか分かりませんでしたね。ちょっと見分けがついた気がします。最後は事件は解決していない系。悪くないストーリーなんですが、個人的にはちょっとしっくり来ない感じが残りましたね。では、また次回。