2022/03/10(木)22:13
ゾンビの中心で愛を叫ぶ ※ネタバレ注意
こんにちは、みち太郎8です。
今回は、題名はふざけているだろうけど、わりと多分真面目なゾンビ映画を紹介していきます。
部屋からほぼ出ないので、かなり低予算なゾンビ映画なんでしょうかね。
夫婦二人の映画で、奥さんがヤバいやつ過ぎてゾンビよりもハラハラしますので、退屈せずには観れると思います。
近所のクレーマー奥さんとの遣り取りが一番心臓に慝かった映画でしたね。
後味が悪い映画が好きなので、これは良かったですね。
ハッピーエンドが好きな人は観ないほうがいいかなーと思います。
ネタバレ注意。
フワッと紹介です。
・ゾンビの中心で愛を叫ぶ
原題はzooらしいです。
その題名もよく分からんが。
主演は夫の方かな。夫役はエドワード・スペリーアスで。エラゴンの人です。
奥さん役はゾーイ・タッパーでドラマ、生存者たちの主演。
主人公は教師で、妻とは会話も続かず、うまくいっておりませんでした。
ある日の朝、戦闘機が空を飛んでおり、突然マンションの家の天井が壊されてしまいました。
揺れもあって、外に出て様子を見に行きます。
その時、妻が離婚したいと呟くも、主人公には聞こえませんでした。
外に出てみると、航空機が別のマンションに突き刺さっていました。
描写はありませんが、急に人を噛む人達が現れたので、場面転換して家に帰ります(部屋までの描写なし)。
主人公が説明するも、信じない妻。
窓から人を噛み噛みしているのを見て主人公の言葉を信じます。
ニュースで感染者について接触しないように放送しており、家から出ないように食料の備蓄を促します。
夫婦で家の中にある食料をチェックします。
家には2日分くらいの食料しかなく、主人公は反対しながら仕方なくマンションの他の家から調達してきます。
主人公は食料をゲットして帰ってきて、廊下には他の住人の気配はなかった、アンダーソンさんの家のドアが開いていたよと話します。
ニュースでは窓にばつ印を入れて待機して下さいと放送します。
主人公の話を聞いて、今度はその家に妻が完全防備で行くことにします。
引っ越し用のダンボール出しといてという妻の言葉に引っかかる主人公。
家に帰って来たので、妻に家を出る気だったのか聞くも、きちんとは答えてくれず、整理用?と聞くと肯くので、無理矢理納得する主人公。
またまた、交代で主人公が補充係を。
アンダーソンさんの家(後に夫婦が出て来ます。妻、嫌い)、大きいテレビあったでと唆し、大きいテレビをゲットして帰って一緒にそれでニュースを見ます(ニュースは放送を中断するから、ラジオを聞いてねと)。
繰り返し、救助を待つ人は、窓にばつ印をと放送するので、ガムテープで窓に貼り付けます。
一晩寝て起きると妻が知らぬ間に調達に出掛けており、食料だけではなく気に入った服も持って帰っていました。
主人公は泥棒はまだ気が咎める様子でした。
教会に大勢避難するだろうから、そこに行こうという主人公の提案は却下。
家にいろってニュースで言うてたやんと反論されます。
感染者が家に入ってくることを想定して、武器を集めます。
ラジオで水と電気の供給は頑張るよと、救助が来るまで有意義に過ごしてねという言葉にひっかかる妻。
二人で、トランプをして過ごすし、昼間からワインを飲む妻。
主人公はそれを咎めるも、毎日やっていると話します。
改装の終わっていない子供部屋で、妻が死産した赤ちゃんの成長を見たかったと、もうすぐ私達も死ぬと話しているのを聞いて、主人公が僕達は生きるんだ、習うより慣れろだと二人で筋トレを始めます。
ある時、ドアの直ぐ側で音がするので、救助隊かと思いドアを開けると、ゾンビがすぐそこにいて襲いかかってきます。
急いでドアを閉めました。
急に無性にタバコが吸いたくなった主人公。
隠していたタバコを出してくる妻。
他には何が?と聞くと押収した証拠品をちょろまかして持ち帰った、コカイン、大麻、LSD、拳銃等を出してきます(コカインを主人公も一緒に吸ってみます)。
バレたんやろと言う主人公に。
証拠はなかったと、仕事でバレて隠蔽していた様子で、夜の時に主人公のマフィンに薬を混ぜていたと妻は話します(リアルにいたらやべーやつ
)。
朝になって急に、拳銃でツボを割り出す主人公。
母がくれたものなので、妻が怒ります(仲悪いらしいけど)。
割ったツボは玄関のドアの前にまいて、踏んだら音が出て誰か来たら分かるようにします。
ゾンビに対抗するために、武器を仕込んだり、運動したり、コカイン吸ったりして15時のラジオの放送を待つも放送は
流れてきませんでした。
ドアの方から音がして、ドアノブが動いていました。
警戒しながらドアを開けると、同じマンションの住人が助けを求めて訪ねて来ました。
妻は入れたがりませんでしたが、主人公の方が部屋に招き入れます。
近所の夫婦の二人は洗濯室に閉じ込められとった、2日間何も食べてないからなんでもいいから欲しいなーと希望します。
妻が緊張感の中、笑顔で了承(絶対に嫌なんやんって空気)。
あげる食事の準備をしているキッチンで、主人公に食料減るやんどうすんねんと、文句をいいます。
主人公は何とかなると行きあたりばったりです。
近所の夫婦は、奥さんが超クレーマーの様子で、妻は死産で子供が産めなくなったから、狂っとると夫に話します(理由。洗濯室に貼っといたクレームの貼り紙を剥がしたから)。
主人公に妻は、自ら出ていくように仕向けると話しました(コカインは空腹を抑えると言っていたので、食事に混ぜたのかな?)。
クレーマー夫婦(夫は良い人、妻がクレーマー)は食事を終え、服とテレビ(盗んだやつ)を見て、同じの持ってるわと言います。
妻は、夫婦(盗んだテレビの話で多分、この夫婦がアンダーソンさん)に対してこれからどうするの?とズバリ聞きます。
夫婦の夫の方が出ていって欲しかったらハッキリ言ってというのに、妻が居ていいんだよと緊張感の走る攻防を行います。
まずは、妻が夫婦に得意なことを聞き出し、整理整頓が出来ると聞きます。
夫婦が横になりたいと希望するので、床で寝るように言います。
近所で悪評が立つと困る(近所の人、もう居ないやろ)と、自ら出ていって欲しい妻に対して、主人公も嫌がらせをすればいいと乗り気です。
まずは、夜に声を出して合体しているふりをしたり、朝に食べた食器の片付けをしてもらい、バラバラになっている靴下を片付けてもらっている間、主人公達は映画を観る等して、陰湿な嫌がらせを続けます(ゾンビより緊張感が凄い)。
クレーマーの夫婦も、奥さんの方が苛立って、反乱を起こして支配すると言い出します。
夫の方が寝込みを襲おうと提案し、採用。
今夜、決行予定。
やる気マンマンなクレーマーさん(夫、悪意に満ちた君は素敵だと発言あり、こいつもやべーやつでした。)。
映画を観ながら寝てしまった主人公達。
それを見て、包丁をチラ見し、今やる?と話しをしていると、妻は起きていました(寝たふり?)。
何を?と尋ねると、クッキーを作ろうと思ってと誤魔化します。
妻が作る事にします。
間違いなくやる気だと、主人公に言う妻。
クッキーに覚せい剤を仕込み、クレーマー夫婦に提供します。
ちょっと奥さんの方が疑いながらも二人で食べると、おかしくなり、夫婦は死亡してしまいます。
やべーなと後悔しながら、麻薬を吸いながらの作戦会議をします。
死体を本人達の部屋まで運ぼうと決定してから、死体のもとへ向かうと、死体が起き上がって来ました。
クレーマー夫婦を躊躇なく拳銃で撃ち殺す妻(もう死んでるけど)。
噛まれなくても感染している事に気付き、自分たちもすでに感染しているかもしれないと疑います(ウォーキングデットと同様の感染方法)。
死体は夫婦のお家まで引き摺って、ぽいします。
部屋に帰って、コカインを接種して、精神安定剤を服用して寝ます。
主人公が起きてくると、妻は起きており、今日が最後かも知れないと、やりたいことをやると宣言(好き放題にしてた様な)。
まずは、朝から合体して、二人でジャケット写真の様にバスタブに浸かり、生き残ったあとの話しをします。
養子を迎えようと話して、お互いに愛を告げます。
出会ったところから始めようと、家の中でデートをします。
今までの事を語る主人公。
子供が持てなくなって、仕事に没頭して心を閉ざしてしまったことを話します。
世界が終って考えが変わった、またやり直そうと話します。
盛り上がる二人、突然ドアからノック音がし、外から救助隊だと言う声が。
急いでドアを開ける妻。
主人公が確認しないとと、止めるも開けてしまいます。
押し入ってくる三人組の強盗。
金目のものを要求してきて、主人公達は、別々に捕らえられてしまいます。
リーダー格の男に迫られる妻は、リーダーが一瞬目を離した好きに、粉で目潰し、ハサミで首をめった刺しにします(妻、無双)。
様子を見に来た男二人は、主人公が拳銃で撃って殺害(強盗さん達、出番少なすぎ)。
死体は、また外にぽいします。
主人公達が世界に二人だけみたいだと、落ち着いていると、外からヘリの音がして窓から助けを叫ぶも、行ってしまいます。
追いかけようとドアを開けると、ドアの外にはまぁまぁな数のゾンビがいました。
トンカチで殴るも数に押し負けて、ドアを急いで閉めます。
そうこうしている内に、ヘリは完全に行ってしまいました。
食料が尽き、絶望する妻に一旦寝て、作戦を練ろうと話す主人公。
妻が起きてから、武装してゾンビを突破して出ようという作戦を決行します(ほぼノープランやろ)。
ドアの前で愛してると言い合って、キスをして特攻しますが、その後はマンションの外の風景が映っているだけで、ゾンビとの対決は描かれていませんでした(どんな演出?)。
しばらくして、部屋に戻ってくる二人。
作戦は失敗でした。
一旦落ち着いて、珈琲を飲んでいると、妻が噛まれた事を告白します。
もうワクチンも完成する頃だから大丈夫だと慰める主人公。
一晩寝て起きると、妻には飢えが襲ってきていました。
主人公は手を切って、妻に血を飲ませます。
妻は主人公の血を飲んで、飢えが収まったと話します。
しかし、ずっとは続けられないと話す妻に、救助が来るまでは続けると強く言い放ちます。
救助を待ちながら、二人は話しをします。
もしもな想像の未来予想です。
救助隊が来て、ワクチンで助かり、ワクチンの副作用で子供が出来て幸せに暮らす未来です。
次の日、主人公が目を覚ますと、洗面台に一枚の手紙がありました。
今までありがとう、愛している、自分では終わらせられないから悪夢を終わらせてと書いてありました。
書いてあった子供部屋に向かうと、ゾンビに変わってしまった妻の姿がありました。
自分をチェーンで固定して、殺してと紙を貼っていました。
覚悟を決めて、拳銃を構えた主人公。
すぐに場面が変わって救助隊がやってきます。
救助隊が見たものは、主人公達がお互いの手を繋いでテープで縛って、体をチェーンで固定し、ゾンビになっている姿でした。
救助隊の隊長が急に、愛だと呟いて、部下に条文を読ませて駆除させます。
救助隊が部屋を去って、ドアが閉まった映像でエンドです。
夫婦の愛がテーマの映画でした。
ゾンビがいるからこそ、再び仲良くなるという、愛にスパイス大事ですね。
結局、助からなかったですが、安易に助かるよりはこっちの方がいいですねー。
バッドエンドの方が好きなので。
まぁこれはこれで、ある意味ハッピーエンドなのかもしれませんが。
ゾンビの映像がちょこっとしかないし、ゾンビと戦うシーンがないっていうのが、何故そうなったと疑問が凄いです。
あと、妻ヤバ過ぎやしないか?
クレーマーとの対決が、強盗の存在が薄れるくらい強烈でした。
あれが今まで観たゾンビ映画の中で、一番緊張しましたね。
多分、見所です。
では、また次回。