変な家 ※ネタバレ注意
こんにちは、みち太郎8です。今回は、Youtubeからのミステリー映画を紹介していきます。ホラーとかミステリー的な話をアップしている雨穴というYoutuberが作った話が人気になり、小説や漫画になって映画化になりました。Youtubeの方は観てないんですけど、漫画の方は読んでいました。内容は結構違いますね。淡々としていて盛り上がらんからかもしれませんね。床や壁を擦る音が偶に出てきますので苦手な人は要注意です。ネタバレ注意。フワッと紹介です。・変な家主演は、間宮祥太朗です。最近だったらアクマゲームに出ていました。佐藤二朗も出ていますが、何でそんなキャラでやったんや。雨男という名前でYoutuberをやっている主人公。最近、再生数が上がらず事務所のマネージャーの柳岡にも指摘されてしまいます。その柳岡が最近物件を探しており、ちょうどいい一軒家が見つかりますが、嫁が間取りが気になると言っており、キッチンとリビングの間の壁に変な空間があると間取り図を見せられます。不動産屋も分からないと言っているとの事でした。主人公は設計士の栗原という男に話を聞きに行きます。自分なら買わないと言い出す栗原。変な空間は何かに必要だとわざわざ作られている様子で、更に子供部屋は二重扉で出来ており、窓がなく監禁でもしている様な形でした。主人公はその一軒家を外観だけ見に行きます。そこで一人の女性が家を見つめて佇んでいました。主人公は編集中に一階と二階の間取り図が重なって、それを見て更におかしい事に気付き、また栗原に会いに行きます。一階の変な空間と二階の子供部屋の角が重なり、棚の下に穴があれば一階の空間に降りる事が出来ると指摘する主人公。更に二階にある浴室の角にも重なっていました。浴室にも抜け穴があれば、子供部屋から空間を通り浴室へ出られると言う栗原。この家には若い夫婦と子供が一人住んでいました。この家に客人を招き、空間を通して浴室で子供に殺人を行わさせていたんじゃないかと推察する栗原。子供部屋にあるもう一方の棚の下にも穴があれば、車庫へと出る事が出来、バラバラにした死体を運ぶことも可能だと言います。柳岡から連絡が来て、物件の家の近くで事件があったと言います。物件の近くの雑木林で左手のないバラバラ死体が発見されていました。主人公は調べようとしますが、ここまでの方がいいと栗原はやめてしまいます。主人公は現在までに分かった事を自分のチャンネルでアップします。動画を見てこの家に心当たりがあると言う人物が連絡を取って来ます。宮江柚希と名乗る女性。埼玉に住んでおり自分の主人があの家の住人に殺されたかもしれないと言い出します。宮江恭一が夫で、知り合いに会って来ると言ったきり帰ってこなかった、その数か月後に山の中で遺体で発見されて、左手首がありませんでした。同じような奇妙な間取りの家がなかったか調べたと言って、東京の家の見取り図を出してきます。その物件も栗原に見てもらいに行きます。見取り図の子供部屋は最初と同じく窓がなく、備え付けでトイレもついておりました。最初の家と同じく浴室には窓がなく、脱衣所には謎の空間がありました。リビングの横にある室内窓が備わった三角の奇妙な部屋。元々室内窓ではなく、必要になり三角の部屋を増築してるのではないか、この家には車庫がなく、部屋のない開いたスペースに地下があり、そこに死体を捨ててるのではないかと推察します。宮江柚希と名乗る女性のインタビュー映像を観返していると、急に映像が乱れ、部屋の電源が全て落ちてしまいます。ビビりながら電源を確認していると、突然家にいた何者かに襲われてしまいます。首から血を流す主人公。あの家に関わるなと言う言葉を朦朧としながら聞き、倒れたまま意識を失ってしまいます。栗原に声をかけられて、目を覚ます主人公。胸騒ぎがして見に来たという栗原。玄関先には柳岡が倒れておりました。柳岡も意識を取り戻し、ヤバいから手を引こうと言いながら悪態をついて去っていきます。栗原はここでこの件から手を引かなければ危険だと忠告しますが、主人公はここでやめられないと一人でもやると宣言します。主人公は柚希と共に、あの家に不法侵入します(犯罪ですよ)。間取り図を見ながら子供部屋に侵入します。子供部屋の床は引っかいたような傷と血が滲んでいました。傷は棚(結構簡単に動かせる小さめの棚)の近くまであり、棚を動かすと想像通り穴がありました。穴にはハシゴがかかっており何処かに通じていました。急に栗原から電話が入り、宮江恭一の事件を調べてみたが、結婚しておらず妻はいなかったと言います。宮江柚希は正体不明で、今すぐ逃げた方がいいと言われ、ビビッて外に逃げ出し、近所の人に助けを求めます。宮江柚希の姿を見た近所の人は、宮江柚希を知っている様子でした。宮江柚希は逃げ出します。柚希は再度主人公の部屋を訪ねて来ます。主人公は近所の人にあの家の住人の事を聞いて、更に写真を貰っていました。片淵という一家で、三人が暮らしていました。夫の慶太、妻の綾乃、息子のひろと。そして、柚希は実は綾乃の妹でした。今までの経緯を話す柚希。柚希が中学の頃に父を亡くし、その頃に姉の綾乃も居なくなってしまいました。母親に聞くとうちの子じゃなくなったと言い、親戚の清次という人が定期的に家を訪ねてくるようになりました。半年ほど前に、綾乃から連絡があり会いに行きました。綾乃は結婚して子供もいる事を知ります。会ってすぐに帰ってしまう綾乃。その時からまた連絡が取れなくなってしまいます。会った時にこそっと紙を渡され、その紙には東京と埼玉の二つの変な家の住所が書かれていました。ご近所さんは更に片淵家が引っ越す前に夜中に怪しい人物を見たと言い、写真を撮っていました。背丈から子供であるようで、主人公が写真を拡大し鮮明にすると、般若の様な仮面をかぶっていました。栗原にまた話を聞きに行く主人公と柚希。埼玉に住んでいた時にひろとが生まれ、あの増築部分は子供部屋だったんじゃないかと言う栗原。あの一家には小学生くらいの隠された子供がいたのではないか、埼玉と東京の両方で殺人が行われていたのかもと言います。柚希は殺人を否定して、本家に行けば何かが分かるかもと言います。本家はとても不気味な家だったと言う柚希。柚希の証言を元に栗原が見取り図を描きます。玄関からまっすぐ廊下が伸びて左右に部屋が分かれており、片方は和室が四つ襖で繋がっており、真ん中には仏壇が置いてありました。新婚の時にしばらく本家に住んでいた母が何か知っているかもと話しを聞きに行きます。柚希の母親の喜江。本家の事を教えて欲しいと頼むも、だんまりな喜江。本家に行ってみると柚希が言うと強い口調で止めようとします。父親の手帳を渡され、彼が死んだのは事故じゃなかったと言い、片淵家は呪われている関わるなと言う喜江。一人で本家に行くと言う柚希。主人公も一緒に付いて行きます。栗原は主人公達について行かず、喜江の家に強引に上がり込み、喜江が隠していた主人公を襲った時の面と幻覚剤と注射器を暴きます(普通は幻覚剤持ってないよ)。栗原は本家には何があるのか問いただします。本家がある集落は、片淵家の親類縁者ばかりが住んでいました。本家へと上がり込む主人公達。声をかけるも誰もいない様でした。四つの連なる和室を見てみる主人公。最後の一室だけ扉が開かない場所がありました。昔本家を訪ねてきた人で失踪した人間もいたと話す柚希。その時に、廊下に綾乃が立っている事に気付きます。祖父母と清次、綾乃と慶太が並んで座って、柚希と主人公が挨拶をします。柚希が綾乃にどこにいたのか聞くと、ずっと本家にいたと言います。柚希が戸惑っていると、一度会っているはずの慶太が初めましてと挨拶をしてきて混乱する柚希。祖父の重治がここに泊っていきなさいと声をかけてきます。柚希が目覚めると栗原がいました。主人公も心配そうに見ており、柚希は何かの薬を飲まされた様子でした。栗原は喜江から聞いた話を二人に伝えます。昔、片淵家の当主が女中の高間潮に手を出して妊娠させ、それが本妻の怒りに触れて苛烈な仕打ちを受けて流産、精神がおかしくなった潮は自分の左手を切り落とし死んでしまった。その後、本妻が産んだ子の左手首がなく、更に身内が次々に亡くなる不幸があった。潮の呪いだと思った当主は霊媒師に助言を求めた。その霊媒師は潮の霊を鎮めるために、左手供養の儀式を命じた。片淵家の子供で、一度も日の光を浴びていない男の子が10歳になった時、人間を殺させて左手首を切り落とし、潮に捧げると言うものでした。姉の綾乃も危険だから探さなきゃと柚希が言い出し、この家にも隠された通路があるはずだと栗原が言い、重治達が本家を出て行ったのを確認して、通れる場所がないか探します。仏壇から風を感じて、横に動かすと左右に人が通れる通路がありました。先ずは和室へと通じている方へと出ます。今度は反対に行こうとするのを危険だと止める栗原。それでも主人公は綾乃がいるかもしれないと先に進みます。洞窟の様な場所へと出る主人公達。潮を祀った祭壇の様なものがありました。そこにはミイラ化した左手が置いてありました。儀式のは左手が後一つ必要な様子でした。地下の更に奥には牢屋があり、そこには面をつけた子供がいて主人公達の方へと近付いてきます。牢屋のドアに阻まれますが驚く主人公達。後ろにいた清次に殴られて血を流し、気を失う主人公。主人公が目を覚ますと牢屋の中におり、綾乃や慶太もいました。慶太が綾乃との出会いから結婚するまでの話をします。高校で出会い左手供養の話を聞いた慶太は、綾乃を助けようと婿入りし、左手供養を行わせるための子供である桃弥を育てる事になり、あの変な家を建てた。子供も生まれて四人で平和に過ごしていましたが、本家に連れ戻され、薬で洗脳状態にされてしまったと話します。桃弥に殺人を行わせたのかと聞くと、それを否定する慶太と綾乃。あの変な空間は桃弥を匿い隠すための物だったんじゃないかと言う栗原。それに慶太たちは頷きます。急に面をつけた村人達が現れて、主人公達を連れ出します。栗原は鎌で足を傷つけられてしまいます。主人公は体を押さえ付けられます。清次が桃弥を連れて来て、斧を渡します。主人公の左手を桃弥に切り落とさせようとしていました。桃弥が斧を腕から外した地面へと振り下ろします。注目が逸れた事で、慶太が拘束を振りほどき清次に突進します。混乱している中で、栗原の指示のもと祭壇の足の部分を蹴り壊す主人公。祭壇が倒れると、村人達は動かなくなりました。慶太は清次とやり合い、綾乃にひろとと桃弥を託して逃げる様に言います。主人公はケガをした栗原を支えながら逃げます。倒れたロウソクが燃え移り、火が広がっていきます。追って来るばばあ(祖母の文乃)がチェーンソーで襲い掛かって来ますが、全然当たらずチェーンソーが岩に突き刺さって動けないうちに逃げます(ばばあはギャグ要員か)。外に出ようとすると、村人たちが入って来て家探しを行います。その間、裏通路の空間に息をひそめて隠れる主人公達。出ようとしたところで襲い掛かって来る清次。主人公がボコボコにされて、撃たれそうになります。清次は呪いじゃなく金の為に動いておりました。主人公を殺そうとしたところで、重治が現れ、清次の頭部に斧を振り下ろします(なんでや)。殺した清次の左手を切り落とし、祭壇がある場所へと戻っていきます。主人公達は急いで逃げ出します。山を下りると喜江が車で現れて、全員車に乗り込みます。車から本家が燃えているのが見えました。ニュースで山林火災の事や燃えた片淵家の事が放送されます。片淵家の地下からは、左手のない死体が大量に発見されます。重治、文乃、清次の死体は発見されるも、慶太の死体は発見されませんでした。埼玉の家でのことを語る綾乃。当時、左手供養を行わなければならない日が近づいていました。死体で発見された宮江恭一とは近所付き合いがあり、会う約束をしていて尋ねてみると、宮江恭一は心臓発作で亡くなっていました。死んでいた宮江恭一の左手を本家に納めたのでした。二つ目の左手供養の時に、時間がかかると嘘をついて逃げようとしていた綾乃達。しかし、綾乃達が行う前に左手が本家に届けられていたのでした。怪しんだ重治達は綾乃達を本家に連れ戻し、薬で洗脳したのでした。東京の家では、桃弥がひろとを心配して部屋から出た所をお隣さんが目撃していたのでした。慶太が戻ってくるまで家族で待つつもりだと言う綾乃。主人公と別れた柚希。母親と綾乃が左手供養の話をしており、今年の左手供養は自分が何とかすると言って焚き出しを行っているホームレスを見つめる喜江。それを目撃してしまう柚希。主人公は結局、変な家の真実をYouTubeにアップする事はありませんでした。栗原と二人で自分の家にいる時に、変な物音を聞き、自分の部屋の間取り図を取り出します。洋室とリビングの間に変な空間がある事に気が付きます。かけてあった撮影の為の布を取り払うと、壁にはカビが発生しており、うじが湧いておりました(普通気付くやろ)。壁に耳をすませる主人公達。壁からガリガリ、キーンと言う引っかき音が聞こえてエンドです。せっかくのばばあの見せ場が遅すぎ&コントロール悪すぎて全く当たってないというのは酷すぎでしたね。せめて避けようとくらいしてくれよ、もっと活躍させてやれよと思いながら観てしまいました。重治も清次を殺して腕を持って行くのがよく分からなかった。なんかルール無用過ぎませんかね。こだわっている割に守らんのかいとなってしまいました。喜江もやべーやつで、綾乃達の為にホームレスの左手ゲットしたのかなー。あと皆、本家はどこから出てくるの?地下への入り口は一本道じゃないんですかね。皆の目が節穴過ぎて逆に怖いわー。ツッコミどころはありますが、結構面白いなと思いました。立体的な視覚で見れるのは実写の良い所ですね。こんな設定を考え付くのが凄いですよね。では、また次回。