翔んで埼玉県 琵琶湖より愛をこめて ※ネタバレ注意
こんにちは、みち太郎8です。今回は、翔んで埼玉の続編を紹介していきます。今回は、関西編ですね。琵琶湖とある通り、滋賀がメインの内容になっております。相変わらずのローカルネタがわんさか入っています。滋賀が埼玉みたいな立ち位置ですねー。ネタバレ注意。フワッと紹介です。・翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて主演は引き続き、GACKTがやっております。滋賀のリーダーを杏が演じています。ラジオで埼玉の都市伝説の第二章が始まります。妊娠間近の娘を持つ両親(父:智治、母:直子、娘:依希)。車でラジオを聞きます。埼玉解放戦線のリーダーの麗と百美は埼玉を横につなぐ新しい路線の計画を練っていました。しかし、仲の悪い市同士がそれを拒んでおり実現には至っておりませんでした。路線の計画のせいで更に埼玉の中で揉め事に発展していました。埼玉の心を一つにする為に、麗は埼玉に海を作る計画を話します(埼玉は海なし県)。越谷に海を作る計画で、和歌山の白浜から砂を持ち帰り水上公園を作ると話す麗。百美は危険だからと残ってもらうことにします。千葉解放戦線の協力を得て、船で和歌山を目指す麗達。航海の途中で無線により和歌山から助けを求める声が入っていました。しかし急な嵐に遭い、難破してしまいます。和歌山の砂浜へと打ち上げられる麗。麗を見つけて近付く滋賀解放戦線のリーダーの桔梗。お互い名乗り合うと、近くから笛の音が聞こえて急いで隠れる桔梗と麗。白浜は大阪に支配されており、大阪人の為のリゾート地になっていました。白浜を利用できるのは、大阪への通行手形を持つ、京都、神戸、芦屋だけでした。違反したものは強制労働になり、白浜にあるアポロンタワーで見世物になったり、罪が重い者は甲子園へと送られていました。麗が無線の話をすると無線から聞こえてきた声は和歌山解放戦の姫君の声だと話す桔梗。タワーに隠れながら近づくと、厳重な警備の中で現れる姫君。白浜が白くかがやいているのは、姫君の祈りの力だと説明する桔梗。大阪府知事に麗達の密入国がバレてしまいます。麗と桔梗は見つかってしまい逃げ出します。和歌山(パンダ)から奈良(大量の鹿)を抜けて、三重経由で滋賀へと入ります。百美が奮闘するも武蔵野線開通の話し合いは全くまとまりませんでした。とび太くん(飛び出し注意の人型看板、全国一の滋賀の設置数140万体。)が現れ、滋賀に戻って来る事に気付く桔梗。滋賀のアジトへと入る二人。埼玉解放戦線の仲間たちが見つかってしまい捕らえられ、甲子園の地下へと連れて行かれてしまいます。千葉解放戦線のメンバーである二人は大阪府知事に連れて行かれてしまいます。麗は仲間を助ける為、更に全国の差別をなくすために滋賀に協力すると桔梗に言います。甲子園で全国高校野球があり、大阪府知事も来るため、そこで何を企んでいるのか吐かせると向かう事にします。麗から何の連絡もない為、百美は甲子園に出場する自分が会長を務める白鵬堂学院の野球部に和歌山に姿を見なかったか聞いて欲しいと頼みます。甲子園を探る麗と桔梗。しかし、桔梗の裏切りで大阪に捕らえられてしまう麗。麗は拘束されて、無理矢理にタコ焼きやお好み焼きを食わされ、粉物漬けにされてしまいます。熊谷で埼玉県内の対抗戦の綱引きが行われていました。最も仲の悪い浦和と大宮が直接対決しない様(合併してさいたま市)に腐心する埼玉県知事。もしどちらかが勝利すれば、さいたま市が崩壊しかねないと危惧しておりました。麗は甲子園の地下へと連れて行かれます。そこでは奇妙は工場の光景が広がっていました(チャーリーとチョコレート工場のパクりみたいな工場)。更に奥へと連れて行かれ、白い粉を作る強制労働施設の檻へと入れられます。そこには埼玉の仲間たちも捕らえられていました。仲間や麗は大阪弁を喋っており、白い粉を取り込んだ者は大阪人の様になり、言語機能への影響は第一形態だという事でした。都会指数が低い人間達は強制労働をさせられ、少しでも休むとタコ焼きスタンプを押されて、三つも押された者は二度とその姿を見る事はなくなるとの事でした。麗たちの檻の前に白い粉が置かれ、禁断症状が出た麗は粉に手を出そうとします。粉を摂取すれば更に段階が進んでしまうと、仲間の皆は麗を押さえつけて粉抜きを行います。甲子園から帰って来た野球部に話を聞く百美。麗たちを乗せていた船は座礁してしまったと言われます。野球部の部員たちはツッコミが止まらなくなっており、甲子園から持ち帰った砂は白くサラサラとしておりました。麗を突き出す代わりに仲間と姫を解放する約束だったと大阪府知事に詰め寄る桔梗。しかし約束を反故にし、千葉の二人に責任を押し付けて甲子園に放り込む大阪府知事。桔梗は麗を突き出した事で甲子園行きを見逃すと言われます。後悔する桔梗。夢で女性が歌を歌っているのを聞く麗。女性に滋賀を救う救世主になる様に言われて目覚めます。粉が抜けて目を覚ます麗。仲間たちが他の強制労働させられている人間を助ける為にも、麗に逃げる様に言います。助けに戻る事を約束して、警備の人間を仲間たちが抑えている間に逃げる麗。京都へと逃げ込む麗。京都にも手配書が出回っていました。京都で舞妓をしている滋賀解放戦線のメンバーの近江美湖に助けられます。麗を助ける様に頼んでいた桔梗が現れて謝罪します。それを許す麗。美湖は忍者の末裔で父親も京都で暗躍していましたが、京都人の本音と建前が分からずに精神が崩壊してしまっていました。美湖が匿ってくれた店にも捜査の手が伸びて来て、麗たちは急ぎ滋賀へと戻ります。綱引き大会の決勝は大宮対浦和になってしまいました。琵琶湖の近くで桔梗に幼い頃に聞いた子守唄を歌う麗。歌っていた歌は、琵琶湖周航の歌でした。歌っていた女性は初代滋賀解放戦線のリーダーで、桔梗の母親でした。その女性は麗に子守唄を歌ってくれていた人でした。女性は麗の母親でもあり、埼玉から流れ着いた父親と恋に落ち、父親は麗を連れて埼玉に戻ってしまいました。母親は桔梗と共に滋賀に残り、お互いの場所を守ろうと誓ったのでした。桔梗と麗は生き別れた兄弟でした。母親は志半ばで病死してしまっていました。百美からの伝書鳩が麗の下に届きます。そこには野球部員が甲子園から持ち帰った砂によって、学院の生徒がおかしくなっている、砂を調べると丸に阪の文字が浮かび上がった、大阪は都構想によって首都を移転しようとするも敗れ、全国大阪植民地計画を企んでいると書かれていました。百美はタコ焼きを食べる手が止まらず、抑えようとしてもツッコんでしまい、正気を保てなくなっていました。麗はあの粉が全国を大阪の植民地にする為のものである事に気付きます。大阪の植民地化の計画は最終段階に入りました。大阪が天下を取るのは前府知事で今の府知事の母親の悲願でした。滋賀の仲間たちの情報で、淀川の水辺の近くで粉の元になる実の栽培が行われている事がわかります。麗は栽培を止めるための計画を話すために、奈良と和歌山も集まってもらいます。琵琶湖の水を止めると宣言する麗。水を止めれば実も枯れ、大阪が軍を率いて滋賀へとやって来るはずで、その間に甲子園に囚われている人たちを解放しに行くと話す麗。滋賀が水没してしまうため、その計画に賛成をするものはいませんでした。計画に反対する声をただ黙って聞いていた桔梗が、声を上げます。今まで馬鹿にされてきた事を悔しくないのかと、皆に話しかける桔梗。美湖は今までの迫害を悔しと思い、皆が平等に生きれるならと琵琶湖の水を止める事に賛成します。その言葉を聞いて他の人達も賛成の声を上げます。水を止めて敵を迎え撃つ、出陣だと宣言する麗。智治が埼玉の綱引き大会決勝の審判を申し出ます。大阪は京都と神戸と共に軍を率いて来ると予想され、かなりの兵力差がありました。麗は水門を閉じれば一日で気付かれる、その間に兵力を上げて湖畔に住む滋賀県人たちを彦根城へと避難させるように指示を出します。水門を挟んで相対する大阪連合軍と滋賀連合軍。滋賀は兵を集めて15万に届くかという軍勢でした。夜が明けて大阪が滋賀の軍勢を見ると、そこにあったのは大量のとび太くんでした。警戒していた大阪軍が突撃を開始してきました。桔梗が指揮をとり、麗は仲間を助けるために甲子園へと向かいます。滋賀はとび太くんを盾にして突っ込んだり、鮒ずしを体に塗りたくったりして奮闘します。桔梗達の近くへとやって来る大阪軍。名物の出身地の有名人対決が行われます大阪箕面出身の菅田将暉、神戸出身の戸田恵梨香、北川景子、京都は桓武天皇(有名人?)。滋賀は西川貴教、奈良はせんとくん・加護亜依・明石家さんま。和歌山として出て来る藤原紀香(神戸市長で大阪府知事の妻、藤原紀香自身は兵庫出身で両親が和歌山出身)。産地偽装だと言われる神戸市長。計画に支障が出たら面倒だったから仲間に引き入れただけだと言って、大阪府知事は神戸市長と京都市長を裏切り大阪湾に沈めろと部下に連れて行かせます。桔梗は攻め込めと言いますが、大阪まで届く鳥人間はいないと攻撃が届きませんでした(鳥人間コンテストは毎年琵琶湖で開催。)大阪が全軍を率いてきます。滋賀はゲリラ豪雨のせいで予定より早く沈んでしまいます。湖畔や戦闘の跡に無残に転がるとび太くん達。大阪軍が水門の開閉室と到達します。麗が甲子園に辿り着き、囚われている人たちを解放した事を知った府知事は甲子園へと戻ります。水門を守る桔梗達と大阪軍は激突します。甲子園に囚われた人たちを解放して、これで戦いは終わったはずだと安堵する麗に解放された和歌山の姫が、まだ終わっていないとある場所へと案内します。研究所の様な場所へと案内し、粉を搭載したミサイルを関東へと発射し、一気に関東を大阪の植民地へと変える計画が残っていると話す姫。府知事が持つ水晶玉には、粉の実を作り出し、大阪の人達を変えて、更には姫の姿をも変えてしまう力が宿っていました。前府知事の怨念がこもっている水晶玉でした。大阪府知事の下へと辿り着く麗。周りにいた信者たちに押さえつけられてしまいます。大阪府知事は万博が開催される際に、やって来る世界中の人間を粉もん漬けにする計画を立てていました。先ずは首都を大阪にすると言って、ミサイル発射のスイッチを起動する府知事。発射される通天閣ミサイル。関東に向かって飛んで行きます。対して麗の要請により、百美が武蔵野線開通の為に集めた列車の各線の代表達に頼み、埼玉に唯一あるタワーである行田タワー(古代蓮の里展望タワー、田んぼアートを見るためだけに建てるバカはいないとか言われる)に向かってもらいます。昔、解放戦線が用意したミサイルが行田タワーにあり、管理室へと向かう代表達。ミサイルを発射しようとしますが、暗号が必要であり、その番号が分かりませんでした。タワーの上に登り、田んぼアートに隠されていた暗号を入力し、迎撃ミサイルを発射します。通天閣と行田タワーは宇宙でぶつかり合い大爆発を起こします。府知事はもう少しで叶うはずだった母親の夢が破れてしまいショックで打ちひしがれます。埼玉の仲間たちに連行されていく府知事。智治が埼玉の綱引き大会決勝の審判中に、綱の真ん中を黒く塗りつぶし、太陽の光を利用して綱を焼き切りました。綱が無い為、この試合は引き分けにして終わらせます。日本一と話題になった熊谷での綱引き対決だから実現できたと喜ぶ智治と埼玉県知事。怒る大宮と浦和には来年また綱引き大会するからと宥めます。麗はこれがあると危険だと水晶を割ると話し、姫に元の姿に戻るといいと言って渡します。水晶玉を割る姫。姫が元の姿へと戻ります(トミコ・クレア→天童よしみ)。水晶玉を割った事で大阪に染まっていた仲間たちも元に戻ります。皆で勝ち取った勝利だと宣言する麗。代表たちは一緒に迎撃ミサイルを発射して一致団結したことで仲良くなり、武蔵野線開通が実現することになります。列車は横へと繋がり、千葉県の某夢の国にまでつながる事になりました。滋賀の復興を誓う桔梗。今回はとび太くんの活躍あってこその勝利だと話す桔梗。桔梗は麗に滋賀に残らないかと誘いますが、それを断り埼玉へと戻ると言います。お互いの場所の平和を守る事を誓います。依希の夫である健は、同じラジオを車で聞いていました。感動しながら依希の下へとやって来る健は、生まれてくる子供の名前をとび太にしようと依希に言います。驚きすぎて破水が始まってしまう依希。綱引きの見学をしていた大阪人のおばちゃんが助産師だと救護室で取り上げてくれることになります。周りが生まれてくる子の名前をとび太だと連呼する中、否定する依希。麗たちは念願の白浜の砂を埼玉へと持ち帰ります。滋賀は驚くほどの速さで復興を成し遂げます。近年の埼玉の状況をラジオで語る百美(住みたい街ランキングの5位までに大宮と浦和がランクイン、渋沢栄一が1万になる等)。ラジオが終わり、麗と合流する百美。白浜の砂を敷き詰め、波の立つプールで水上公園は完成しておりました。麗と百美は埼玉県民の日に、ちゃっかり列車で繋げた夢の国へと向かってエンドです。エンドロールは、はなわの埼玉の歌です。ミルクボーイも滋賀ネタ漫才をしています。今回も凄いネタが細かくて面白かったですね。よく調べていて、こんなストーリーがよく思いつくなと思う内容ですねー。結構新しい物(通天閣がスライダーになったとか)も取り入れられており、面白いはずですねー。今回は滋賀のディスが多めですが、良いところですよ滋賀。奈良と和歌山も巻き込まれておりましたね。地理感がちょっと近すぎるなーと思いましたが、映画ですからねテンポが良いのが良かったです。とび太くんの看板がそんなに設置されてるとは知らず、怖いんだが。雨風に晒されクリーチャーと化したとび太くんの画像とかもあるんで是非検索してみて下さい。今回の主役はとび太くんかも知れない。滋賀のオススメスポットは、近江八幡のクラブハリエ:ラ・コリーナですかねー。焼きたてバームクーヘン美味しいですよー。作中に言ってましたが、竹生島も人気ですよー。では、また次回。