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2006.07.24
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カテゴリ:アトピーのこと。

そう、1年後。

やっと良くなりかけて、喜んでいた春先だった。

また肌がぼこぼこになり始め、漢方を飲んでも飲んでも

太刀打ちできないからだになってしまった。

毎日見ている私たちは、日々悪化している彼の皮膚の変化に半分麻痺状態だった。

久しぶりに彼に会う人達はもうびっくりして、病院を変えるよう勧めてくれた。

でも、どこへいったらいいの?

どの先生が信頼できるの?

本当は何が原因なの?

藁をもすがる思いでたどり着いた漢方でもだめならどうしたらいいの?

毎晩かきむしってお布団を血だらけにする彼の心からも血がでているようで

親の私はなすすべもなく、

ただインターネットでアトピー関係の記事を読んでいた。

アトピーと聞くといろいろ親切に紹介してくれる友人や知り合い。

何が良いのか混乱してしまっていた私の心の中に

す~っと入り込んできたある方との出逢いがあった。

母の勧めもあったというのが大きいが、

「彼の体が受け付けないものは本当は何なのかちゃんと調べてもらったほうが良い」

その言葉に背中をおされ、扉をたたいたある病院。

なんと彼の体が拒絶していたのは、

私が良かれとおもって食べさせていた、魚、大豆製品だったのである。

漢方で粗食を勧められ、なるべく肉や、牛乳や卵を体に入れないようにしていたが

肉の代わりにとおもった魚や大豆がだめなんて・・・

どうりで直らないどころか、悪化するばかりだったんだね。

それがわかって約2ヶ月。

皮膚の炎症は徐々に治まってきた。

初めて朝まで彼が眠った日・・・

おだやかな寝顔をみて涙があふれた。

ごめんね。

お風呂に入るのも痛がっていた日々。

お友達から気持ち悪いと言われ、小さなココロを痛めていた日々。

もっと早く出逢っていれば・・・

本当にごめんね。

でも私の心に少し不安がある。

そう、また一年後に体が慣れてしまったら・・・

でも今は彼の体が、主に腸が強くなることを祈ろう。

そして小学校に入る頃までに少しでも食べれる種類が増えることを夢見て・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






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最終更新日  2006.07.24 17:41:32
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