諏訪御柱祭り信州人気質も3号になった。面倒くさくなったが、あと2編ぐらいでまとめよう。 信濃(信州)の語源は、もともと諏訪大社の信仰する人が多かったからつけられた名のようだ。 諏訪大社は狩猟とか、戦いの神を祭っているようで、武士たちの信仰を昔から集めたようでもある。伊勢や出雲と並んでかなり古い歴史をもつ。遺物からわかるように、古代にかなり有力な勢力がいたのだろう。 御柱祭りに「縄文人がみちみちている」といった岡本太郎の感性は正しい。 会社に諏訪の出身者がいる。 私「あの祭りは、みんな死んでもいいと思ってやってるんだろ」 諏訪人「そんなこと誰も思ってません」 彼によれば、あの有名な木落としなどで死んでも、縁起が悪いとして葬儀はあげてもらえないとのこと。焼場も他市町村まで運ぶそうである。 今年は木落としでは死人は出ていないが、他の場では何人か死んでいるとのこと。 テレビ的には木落としが有名だが、町引きなどもなかなか危険なようである。 知人が見にいったら、「よいさ」の掛け声とともにすごかったといってた。 祭りは一種の狂気がある。神を運ぶからであろう。 この諏訪の人が良くも悪くも、一番信州的な性格を持っている。 理屈っぽく、頑固。 学者肌といわれる信州人の大物もまた、この地区から一番輩出している。 *追記 呉善花によればお隣の国、韓国では地域のお祭りというのはほとんどないそうだ。神仏に対する考えが大きく違うためであろう。 C・Wニコル氏によれば、万物に魂が宿るという神道的な考えはウェールズにはあったそうだ。 ジャンル別一覧
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