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2003年02月09日
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カテゴリ:rugby
9日日曜日/第二日目
まだ体の痛みが少ない翌日である。起きると激しく雨、しかし時間が経つに連れ安定しはじめる。朝早めに朝食をすませ10:00頃にはグランドへ。今日で笑っても泣いても最後である。昨日の状況が頭にあるのか、FWリーダーとしてメンバーポジションを決めることができたので、まず自分が第一試合にフル出場した。

11:30相手は初出場の香港クーロンRFC。今の所無敗の強剛であった。果敢に挑んだがひとたまりもなく完封でやられてしまった。唯一、敵右ウイングにチャージをかけて、速度をゆるめて油断させ、もたつく間に思いきり激突したのがチームのために貢献した一瞬であった。あれでもっとパックをしっかりしタックル成功したらヒーローだったのだが、さすがに向こうもうまく倒れてくれなかった。自分でもヘトヘトなところ良くあんなにダッシュかけれたなと感心してしまった。三つ子の魂百までで自棄くそだったのか、その時間だけは自分でも走りが加速した。で、予選1勝2敗で最後の試合となる。

13:30より、第二戦の相手はソウルから来ているソウルサバイバーズ。昨年も負けているチームである。雪辱を晴らすべくチャレンジしたが、、、またまた完封負けしてしまった。何でだろう~何でだろう?♪やっぱり急造チームだからなあ。素人を入れたりしているので緊張感ある戦いになるとダメなんだろうなあ。と自分のスタミナ不足を棚に上げる。

ところでこの試合、また前後半フル出場と思ったのだが、前半終了間際、相手ゴール前で「逃してなるか」と左手でジャージ掴んだ敵が振り切るようにして走り、次の瞬間、子供の頃クリスマスチキンの鶏モモをグリッとちぎった様な感触が左肩に!ギエッ!しまった!左肩また外れた!と、次の瞬間ブリッという感じで元に戻る感触あり!瞬間的に「う!外れてまたハマったな」と思ったものの、痛みと驚きで肩を抑えてうずくまってしまいました。何しろ我が遠征チーム中の長老だったので、キャプテンからあっけなく退場を命じられてしまいました。しかし外れてからまた元に戻ったため驚いた程には痛みはなく、メディカルにも見てもらいましたが、実は大した事ありませんでした。残念ながら最後は退場で試合を終えました。

怪我退場で謙虚になったのか言葉遣いまで変わってしまったが、後は準決勝や決勝等を3時間余りを残して我がチームは脱落してしまった。まあ決勝戦に行けないのは毎年のことではある。怪我して途中退場した割には試合終わってから16名分のビールを抱えて売店から戻って来た奴がいるが何と自分である(泣)。とりあえずということで皆でお疲れ様の乾杯!後はレベルの高い試合を楽しみながらビールを飲んだり、売店で今年のオリジナルTシャツをモノ色したりで楽しく夕べを過ごす。

迫力の決勝はあの香港クーロンRFCと日本から来た住友サムライズ(去年優勝)。前半こそ住友がリードしていたものの後半底力を見せた香港に29点を奪われ、住友の連破はならなかった。しかし終わればノーサイド。お互いの健闘を讃え合う。試合以外も遠征の魅力なのだ。

表彰式では勝ったチームの表賞ばかりではなく、結局負けた方のキャプテンも前に出され、うちからは「長年大会を盛り上げてくれた功労賞」みたいなことでやはりキャプテンが表彰を受け取った。嬉しい話である。表彰式後も主催者側が呼んでおいたポリネシアンダンサーズのショーや、バカ外人のノリの良いオバカ的見せ物(男のストリップ!)で最高楽しんだ。特に男4人がスッポンポンになって手をつないでグランドをスキップしたり、馬跳びしたりというのは、酔いも手伝って腹が痛い程笑った。芸がないと脱ぐしかない訳だが、あまりにもシンプル克つあっけらかんとしていて気持ちよいもんである。5ドルでふるまわれたステーキランチもボリュームたっぷりであった(実は昨日食べたアウトバックスからの出張であったが!)。

dance
毎度盛り上がるダンスを披露、でも

afterfunction
こうゆうのが原始的で一番バカ受けするのであります。

夕暮れも迫る頃、夜の宴会場チャックスステーキハウスでの再会を呼び合って、各チーム三々五々、自分達のホテルまでシャトルバスに乗って戻っていった。

若者達はこの時間を縫って海にいったりした様だが、チャックスステーキハウス集合で我がチームが全員揃ったのは結局21時になってしまった。周囲を見て皆急ピッチでビールを流し込む。住友サムライズが盛り上がっている。ソウルサバイバーズは韓国でかぶる宮廷帽の様な物をかぶっている。優勝した香港クーロンが良い調子で歌いながら乱入して来た。そこで真打ち級の必殺芸をもっている我らがぜんかいビアーズの登場である。『ギンギンギラギラ』という名のこのクラブお家芸は何でも大川興業のやっていたものらしく、「ギンギンギラギラ夕日が沈む~」と歌いながら卑猥な動きをしたりして、段々テンポを早めて行くシンプル芸である。今年は相撲をやっていた奴と祭り好きな若いのの2名がフンドシを持参。全員の前で土俵入りを披露するなど今までにない盛り上がりを見せた。反響はまったく掛け値無しで地響きがした程。店内中が足を踏みならしテーブルを叩きの大喜びであった。やりがいのあるもんである。逆にこれがあるから止められないとも言えるか。とにかくラグビーの試合とは逆に宴会の方では常に圧勝なんである(泣)。まあこれも遠征であろう。

我々を皮切りに毎年イングランド出身のおじいさんが披露する「Swing low sweet chariot」の隠し芸、スコットランド出身者が素っ裸となり、椅子を逆さに担いで登場するバグパイプもどき、サムライズのパンツ持ち上げ芸と、段々下品な催しでの馬鹿騒ぎが延々と続く。
razmataz2
椅子を逆さに担いでバグパイプのつもりな訳です。裸になる必要あるのか?!

宴会は24時を過ぎてもまだ続き、我がチームの主要メンバーは明朝5時半フライトということで一足先に帰る。私も同じフライトだったのだがサムライズの奴等と意気投合してしまい、多分全員で歌いながら一枚一枚脱いで行く下品な芸に参加したはずだ(泣)。以外と気分が良かったのを記憶している(泣笑)。
razmataz1
実は向こう側にいるのが私!

学生の時でさえやってなかったラズマタズで、最後にはピックアップトラックの荷台に十人も乗り込んで市内のストリップ小屋に乱入。すでに入っていた他のチームと思わず合流。ストリップも素晴らしいがノリが危なすぎ、香港クーロンのキャプテンがパンツ一丁で舞台に登り、鉄棒に絡まって踊りを披露。踊子にパンツをビリビリに破かれていた。最高笑った一夜であった。

へとへとの体でホテルに辿り着いたのは2時!3時半には空港にいなければならない身である。ここで寝たら絶対マズイ!と思った私は寝ないでそのまま荷造りし空港へ行く事に決めた。しかし実はそれが運命の分かれ道!ここからがさらにもう一波瀾となるのであった。(つづく)





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最終更新日  2005年11月26日 16時18分51秒
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