全722件 (722件中 51-100件目)

< 1 2 3 4 5 6 7 ... 15 >

• 【別れても好きな人】

  １９７９年（昭和５４年）にヒットした、ロス・インディオス＆シルヴィアが歌った、ムード歌謡の王様「別れても好きな人」。今でも酒場では愛されている歌で、今宵も多くの人がこの歌（特に５０代くらいの方が多いのか？）をねっとりと歌うのだろう。私が本日この歌を取り上げたのは、他にも理由がある。１９８６年（昭和６１年）のクリスマスに日テレで放送された「メリー・クリスマス・ショウ」のなかで、鈴木雅之さんとアルフィーの桜井さんが歌った「別れても好きな人（Biack Magic Woman）」をYOU TUBEで見つけたからだ。http://www.youtube.com/watch?v=UXmZ5ywSTnsまさか、これがまた見れると思わなかった。長生きはするものだ。技術の進歩に感動しました。いやー、YOU TUBEって本当にいいですね。それでは、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ

  2006年09月07日

  コメント(10)

• 「いとしのレイラ」

  このブログを再開した時に、クラプトンの「いとしのレイラ」を聴いていたら、急にブログ仲間のみなさんに会いたくなった、と書いたら、ブログ仲間のPink Monkeyさんが、YOU TUBEの中のクラプトン若かりしころの「いとしのレイラ」のビデオＵＲＬを教えてくれた。（Pink Monkeyさん、YOU TUBEは素晴らしいですね。教えてくれてありがとうございます。）そんなわけで、私は映像面でもこの歌を満喫しているのだが、何十回聴いてもこの歌は素晴らしいな。前半の荒々しい曲調から、後半の印象的なピアノで始まる爽快なグルーヴがとても心地よい。脳内のα波が出まくって、雲の上を歩いているような感じになってしまう。（高所恐怖症だが、空想の世界では高いところは大丈夫。）余談だが、ＳＡＳの桑田さんがまだ青学生だったころ、新入生としてサークルに入ってきた原由子が、ある日、ピアノでいきなり、この「レイラ」のピアノを弾きはじめて、それまで原坊をまったく気にも留めていなかった桑田さんは、かなり衝撃を受けたと、なんかの彼の本に書いていた。 きっと、これからもこの歌を聴くたびに、α波を出しまくるんだろうな。

  2006年08月27日

  コメント(12)

• 不思議な感覚

  私は、幼いころから、時折、不思議な感覚にとらわれることがある。初めて、この感覚を体験したのは、小学校三年くらいのころだったか。その感覚とは、この世の中で、自分が生きている、その現実。そして、そういった人々の世の中を俯瞰して大きな外枠から見ている人（自分か？）がいる。この世の中や人々の日常と言った事実が実は空想（非現実）の出来事である。という感覚である。何を言っているか、わかりにくくて申し訳ございません。自分でもうまく説明できないのです。幼いころは、この感覚が頻繁に出ていたのですが、成長するにつれて、この感覚に襲われることが少なくなり、今では、半年に一回くらいになった。いつもこの感覚にとらわれると、記録しておきたいと思うのだが、すぐに記憶が薄れてしまう。今回は、今日この感覚が襲ってきたので、忘れずに今のうちに記録しておくことにした。昔から、ＳＦ小説ばかり読んで、夢想、空想していたから（今でも）こんな思いをするのだろうか。久しぶりの日記が、取り留めのない話ですみません（汗）四十にもなって、しょーがねえヤツだな。俺は（笑）

  2006年08月26日

  コメント(8)

• 「DIRTY OLD MAN～さらば夏よ～」

  夏休みに入ったから、少し更新の頻度を多くしようと思います。８月９日に発売されたＳＡＳの新曲、「DIRTY OLD MAN～さらば夏よ～」を聴いた。期間限定でweb上で公開されているＰＶも見た。さすが、「DIRTY OLD MAN」（「変態スケベジジイ」とか「変態オヤジ」という意味らしい。まあ、桑田さんの意訳でしょうけど（笑））少し前から、ラジオとかで流れて、断片的に聴いていたけど、腰を落ち着けてじっくり聴いてみると、なぜか笑ってしまった。メロディーは切ない感じに仕上がっているけど、歌詞は、中年男の悲哀の現象のうち語感を重視して、あまり深く考えずに、メロディーに乗せたという感じの歌だ。彼らのしんみりした歌も好きだけど、こういうシニカルな歌詞を散りばめた軽快な歌も好きだ。ニヤリとしてしまう快曲でした。余談ですが、ＣＤのジャケットのスイカを被ったスイカーマンはＮＵＤＥ　ＭＡＮの成れの果てかな、と思ってしまいました。まさに余談ですみません（汗）

  2006年08月12日

  コメント(6)

• 「This Love」

  新進のシンガー・ソングライター、アンジェラ・アキの１stアルバム「Home」を聴いた。その中で、４thシングルにもなっている、「This Love」という歌が特に秀逸で大好きだ。先般の「情熱大陸」というテレビ番組を見て、感銘を受けた方がすぐにアルバムを買い、私に聴かせてくれた。そして、一度聴いてすごく気に入ってしまいました。１０年の長い下積みを経て、昨年、やっとメジャーにデビューした彼女。彼女が出た「情熱大陸」をYOU TUBEで私も見たが、夢が叶うことを信じ続けて、あと一日、あと一日頑張ってみようという彼女の言葉はとても心を打った。彼女のピアノと歌には「魂」がとても感じられた。最近、聴いた歌では出色の出来の歌だ。追伸その直後にＳＡＳの新曲も聴きましたよ。そのコメントは後日します。男の悲哀を感じさせる歌詞が多い歌でした（笑）

  2006年08月10日

  コメント(6)

• 「栄冠は君に輝く」

  最近、夏川りみが歌っている、高校野球の行進曲「栄冠は君に輝く」。この歌は、昔から好きだったが、今年は特によく口ずさむ。理由は、私の郷土、静岡県の夏の高校野球代表として、静岡県立静岡商業高校が３２年ぶりに出場するからだ。ノーシードながら、あれよあれよと言う間に県大会を勝ち抜き、県代表の座を獲得した。私は以前にも書いたが、静岡県静岡市の出身で、高校卒業まで１８年間ここで過ごした。そして、この静岡商業、通称「静商（せいしょう）」は私の父と弟の母校である。小学生の間は、私は父をとても尊敬していたので、父の母校が大好きで、いつも応援していた。この静商はなかなか強くて、プロ野球選手を何人も輩出した名門高で、甲子園でもベスト８くらいまで何度も行っていた。夏の大会で準優勝したこともあった。しかし２５年ほど前に不祥事を起こし、二年間対外試合禁止処分を受けてから、なかなか県大会でも勝てなくなっていった。父が通っていた頃は、とても優秀な高校だったらしい。静岡市内では、高卒のエリートコースだったらしいが、私が高校生の頃は、「喧嘩上等」で、その方面で優秀な学校になっていた。私も「静商」は好きだったが、自分が通うとなると、将来への不安が払拭できないので、止むをえず進路からこの高校は外した。弟はあまり勉強が好きでなかったので、ほとんど悩まずに静商へと進学した。私が進学した高校は、野球は一回戦コールド負けの常連だったので、あまり私の母校への愛着は無い。やはり夏の高校野球で私がいつも応援するのは、静商なのである。その静商が甲子園に出場する。今年の甲子園は久しぶりに真剣に見よう。次はいつ静商の雄姿が見れるかわからないからな。ハレー彗星みたいな高校だから。

  2006年08月04日

  コメント(14)

• 梅雨明けとともに帰ってきました。

  皆さん、お久しぶりでございます。４ヶ月の休養を経て帰ってまいりました。昨日、エリック・クラプトンの「いとしのレイラ」を久しぶりに聞いて、何度も繰り返し聞いているうちに皆さんにまたお会いしたくなり、日記を再開しました。また、今後とも、よろしゅうお付き合いください。休んでいる間に、私に起きた出来事のうち、特に影響の大きかったモノを簡潔に報告します。1.　５月で４０歳になった。これは嬉しかったですね。２０代の後半から、年配の方々に子ども扱いされないように早く４０代になりたかったから。（でも精神年齢は１５歳くらいかな（汗））2.東急東横線で事業用の築浅ファミリータイプの中古マンションを２件買った。前から、人気の東急東横線で、物件を買いたいと思っていたが、ひょんな事から、４月に「大倉山」で、５月に「武蔵小杉」で買うことができた。3.その結果。上記の２件を購入したので、会社の借入金が累計で１億円を突破した。まあ、なんくるないさー。4.　不動産業界の景気が良くなった。私の属する業界は１０年以上不況が続き、いつも挨拶は、「どう、景気は？」「アウト」の繰り返しだったが、今年に入ってから良くなり、４月以降、加速度的に良くなっている。良い悪いは別にして、往年のバブル期のような活気がまた戻ってきた。と、簡単にまとめてみました。再開後は不定期更新になりますが、よろしくお願いします。　じゃあね、バイビー。

  2006年07月30日

  コメント(28)

• 【いとしのエリー】

  SASの「いとしのエリー」。昨日、古いビデオを見た。１９８２年のＳＡＳの武道館でのコンサートだ。桑田さんは、このコンサートで原ボーとの結婚をファンへ報告した。そして、このコンサートで「いとしのエリー」を歌った。今は、この歌はライブでは歌わなくなってしまったが、昔は良く歌った。その中でも、このコンサートでの「エリー」は最高だ。シャレで作った「勝手にシンドバット」が売れてしまい、二曲目も似たような「気分次第で責めないで」をリリースしたが、メンバー間の人間関係はギクシャクして最悪だった、と桑田さんは当時を語っている。そのような背景があり、開き直りでビートルズをやろうと作った歌が、この歌である。原ボーへ不義理をし続けた桑田さんのごめんねソングでもある。様々な思いが桑田さんの胸を去来したのだろう、歌い終わったあとに桑田さんは、感極まってお辞儀したまま佇む。いつもいつもわかっているのに、このシーンで私は涙ぐむ。やっぱり、この歌が一番好きだな。～あとがき～平成16年6月9日に、「どれだけ自分は歌を憶えているだろう。」と気軽な気持ちで「今も心に残っている歌」というスレッドを作った。そのスレッドも、3300を大きく超えた。そして私もこの投稿で、567曲目になる。さすがに私もネタがつきました（笑）今日で、このブログへの投稿は一旦終わります。このブログは私の記憶の博物館ですから閉鎖はしません。また、季節の変わり目とか気まぐれに、近況報告で更新するかもしれません。その時は皆さんまた寄ってください。最後までご精読ありがとうございました。（ＢＧＭは「今日の日はさようなら」でお願いします。）

  2006年03月31日

  コメント(29)

• 「別れ話は最後に」

  ＳＡＳの「別れ話は最後に」。以前にもこの歌は取り上げたけれど、もう一回ピックアップさせてください。この歌は、ＳＡＳのデビューアルバム「熱い胸騒ぎ」に収録されている歌。かなり古い歌で、桑田さんが青学在学中に作った歌らしい。（最初の題名はボサノバ６９）ＳＡＳファンの夏海さんが言っていたが、この歌の肝は、♪雨が降ってるのに～、空は晴れている～♪という粋な歌詞だろう。大学時代に、こんな歌を作れるなんて、小粋な若者だったんだな。※ご挨拶平成１５年１２月に資本金３００万、売上見込みゼロ、貯金もゼロという形で起業した私の会社も、二期目で売上１億５０００万を超えることが出来ました。昨年１１月から始まった三期目も、売上、利益とも二期目を上回るペースで推移してます。東証一部上場企業との取り引きも増えてきました。これもひとえに、平成１６年６月にこのブログを開設して以来、ともすればくじけそうになる私の気持ちを支えてくれた、ここで知り合った方たちの応援コメントのお陰です。お蔭様で、取引先、取り引き金融機関が増え、更に忙しくなりそうです。４月からは自分の夢を更に具体化するために、一層仕事に精進するつもりでおります。これからは、自分の１８年間で培ってきた、不動産取り引きの知識、経験をフルに活かし、中古マンション買取、再生事業を柱とし、法人仲介、不動産流動化に取り組む所存です。このブログを毎日更新する（勝手に私が心に決めた。）のも、かなり難しくなってきました。大変、名残り惜しいですが、このブログでの定期的な更新は明日で第一部　完とします。私も皆さんも、人は誰もたくさんの悩みを抱えています。しかし、私はいつもことに当たるときは「絶対に自分ならできる。」と信じて行動します。それで、大抵のことは乗り越えられました。これからもその信条は変えないつもりです。偉そうなことを言ってしまいました。明日の更新で大団円です。

  2006年03月30日

  コメント(13)

• 「また逢う日まで」

  尾崎紀世彦の「また逢う日まで」。この歌好きだ。カラオケに行ったら、９０パーセント以上の確率で歌う。特に昔、上司・先輩・後輩など大勢で飲みに行くと二手に分かれて、歌合戦していたが、大体、勝手にトリを務める私が選曲する歌がこの歌だ。（もしくは、「夜空ノムコウ」）この歌を選ぶ最大の理由は、大声で気持ちよく歌えるからだ。この歌は、私の勝負曲だが、もう一つの思い出は、幼い頃若かった父が良くこの歌を口ずさんでいて、それが耳に残っているのだ。あの頃の両親は仲が良かったのだが・・・・遠い日の思い出だな。

  2006年03月29日

  コメント(12)

• 【見上げてごらん夜の星を】

  故坂本九さんの「見上げてごらん夜の星を」。少し前に、平井堅さんがカヴァーして、紅白では、坂本九さんのビデオフリップと一緒に歌ったりしたから知っている方も多いと思う。（まあ、私には平井堅バージョンはイマイチだったが（汗））この歌が、発売されたのは１９６３年だから、私が生まれる少し前だが、今でもこの歌の持つ優しさはまったく色褪せない。数年前の、さんま師匠とキムタクが出ていたドラマの最終回でこの歌が古ぼけたカセットから流れてきて、さんま師匠は車を運転しながら、滂沱の涙を流していた。そのシーンは印象的だった。今でも夜道で星空を見上げると、この歌を口ずさむ。ほんとに良い歌で、心が癒される。

  2006年03月28日

  コメント(6)

• 【卒業写真】

  荒井由実の「卒業写真」。ユーミンは、荒井由実時代の方が、歌に情緒が在ったように思うのは私の気のせいか。セールス的には、松任谷由実になってからの方が成功したのだろうが、私は荒井由実時代の方が好きな歌が多い。子供の卒業式の時は、プロのカメラマンが写真を撮るので私はあまり撮らなかった。去年の子供の運動会の時から、子供のイベントをビデオで録るのをやめた。あまり、録ったビデオを見ないし、ファインダー越しに子供の姿を追いかけても、あまり記憶に残らないことに気づいたからだ。子供が躍動する生の姿は、しっかりと私のまぶたの裏に焼き付けよう、とそのように方針を転換してからは、心なしか、子供の行事をゆっくり見れるようになった。先日の卒業式では、ほかの父兄にもたくさん写真を撮られていた。来週にでもなれば、現像された写真をたくさんもらえるだろう。息子よ、ものぐさな父を許せ（笑）

  2006年03月27日

  コメント(16)

• 「明日に架ける橋」

  サイモン＆ガーファンクルの「明日に架ける橋」。彼らの歌は、「サウンド・オブ・サイレンス」や「スカボロー・フェア」、「コンドルは飛んで行く」等の有名曲しか知らないが、この歌は彼らの持つ大ヒット曲の中でも、一番好きな歌。静かな出だしから、サビを繰り替えして盛り上がっていくバラードだが、私はこの歌のように、フィナーレにかけて切々と歌い上げていく、「起承転結」がハッキリしている歌が好きだ。苦難を乗り越えて明日へ架ける橋を渡る、という前向きな内容の歌は、特に今の私の心境に響いてくる。

  2006年03月26日

  コメント(4)

• 「旅立ちの時」～その５～

  この話の最終回です。「これで全部か？」父の車に満載された私の荷物を見て、父が聞いた。「ああ」三月は引越しやも忙しく、高いので、私は父の車で引越しした。母も同乗した。特に会話もなく、車は東京の私の引越し先へ着いた。仲が良くない夫婦と一緒にいる窮屈さから解放されて、私はホッとした。荷物を部屋の中に入れ終わると、母がお茶を煎れた。しかし、水道管が古かったせいか、水の味は最悪だった。「水不味いね。」母がぼやいた。静岡の人はお茶にうるさい。引越しが終わって、近くの中華料理屋で親子三人で会話が少ない食事をした。「そろそろ行くか。」父が母を促した。「風邪ひかないように、ちゃんと食べるんだよ。」そう母が言い残して、車は去っていった。もうあたりは暗くなっていた。私は荷物を片付けながら、一枚のわら半紙を取り出した。そして、後に高校時代の友人に大笑いされる文言を書いて壁に貼った。「目標　金持ち」金は人生の全てではないが、当時の私の第一目標は、金で苦労したくない、という思いのほうが強かった。「親父、あんたは失敗したが、俺は絶対成功してやるよ。」近くのコンビニへ行こうと表に出ると、家の目の前の満開の桜が鮮やかに咲き誇っていた。「これから、どんなことがあるのだろう。」不安と希望が交差する道を私は歩き出した。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～了～

  2006年03月25日

  コメント(10)

• 「旅立ちの時」～その４～

  照れるので、さらっと書きます（汗）私は彼女とは、昔で言う、ＡＢＣのＢまで行っていたが、最後は受験が終えてからという彼女の気持ちを尊重して、その時が来るのを待った。店を出た私たちは、街の中心から少し外れた、ホテル街へ向かった。暗黙の了解はあったが、緊張して二人とも交わす言葉も少なかった。私は頭の中で、「ホットドッグ・プレス」や「ポパイ」、友人のアドバイス等から学んだ貧相な知識を総動員していた。少し洒落たホテルの入口をくぐり、ふらふらした足取りで部屋に入った。頭はパニック状態だった。知識はまったく役に立たなかった。そして私は大人になった。恥ずかしながら、すごく早い時間で（笑）避妊はしっかりした。どのようにしてホテルを出たかわからない。とても照れくさくて、彼女との別れ際まであまり会話できなかった。時間は２１時くらいだった。まっすぐ家に帰る気になれず、高校時代一番仲が良かった友達の所へ寄った。彼の部屋は、離れになっていて、玄関を通らずに出入りでき、夜遅く訪ねるには便利だった。ギター好きの彼は相変わらず熱心にギターの練習をしていた。私が部屋に入っていくと、彼はギターから目を離し、「どうした？」と話しかけてきた。「俺、今、大人になったよ。」私は少し呆けて、セブンスターを吸いながら答えた。「そっか」彼は笑いながら答えた。彼は、自分の部屋の特性を生かし、既に高一の夏に大人になっていた。その点では、いつも私より優位に立っていた。「とにかく乾杯しよう。」彼は台所からビールを持ってきた。「まあ、おめでとう。」また笑いながら彼は乾杯した。「いつ行くんだ。」「来週の終わりだ。」「そっか。寂しくなるな。」彼はギターを取り出した。「俺、また新しい曲出来たんだよ。」そう言いながら、彼は歌いだした。「どう？」「イマイチだな。」と偉そうな私。「やっぱ、イマイチか。」と彼は笑いながら答えた。結局、その夜は、朝まで飲んでしまった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～続く～（明日でこの話は終えます。）

  2006年03月24日

  コメント(10)

• 「旅立ちの時」～その３～

  昨日は、愚息の卒業に際し、多くのコメントをお寄せいただきありがとうございました。あらためてお礼申し上げます。この間からの話の続きを今日も書きます。東京へ旅立つ前に、私にはもう一つ旅立たねば、という想いがあった。それは・・・「道程」いや「童貞」からの旅立ちだった。（今はオークションで買ってくれるらしいですね。いい時代になったものだ（笑）ほんとかね。）当時、私には高三の夏休みから付き合っていた彼女がいた。同じクラスの子で、彼女も東京の短大へ進学が決まっていた。彼女は手際よく、東京の新築の女子学生会館へと引っ越し先も決めていた。（彼女の家は特段金持ちではなかったが、比較的裕福だった。）一方の私は、なんとか引越し先を決めたが、普通のアパートではなく、一階がガラス屋さんの吹けば飛びそうな、オンボロな建物の二階（六畳と台所）だった。当然、風呂も無い。家賃は安いが。（このあたりの微妙なズレというか、屈折した思いが、後々の別れにつながっていってしまう。）高校の卒業式も終わった３月半ば、少し落ち着いた私たちは久しぶりに街でゆっくり会った。久しぶりに映画を見て、食事して、いつもはそれで帰ったのだが、その日は、二人とも受験と言うプレッシャーから解放されて、晴れ晴れした気分だったからなのか、なかなか離れがたくなっていた。私は頭の中で、少し貯めておいたバイト代の残りを計算していた。「ＯＫ。大丈夫。まだ金はあるぜ。」食事を終え、表に出た二人を、春の暖かで妖しげな夜風が出迎えた。（なんか非常に恥ずかしいけど、また次回も書きます。もう少し、お付き合いください（汗））　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～続く～　

  2006年03月23日

  コメント(10)

• 【仰げば尊し】

  今日は息子の小学校の卒業式だった。昨今の少子化を反映して、息子の小学校も３クラスしかなく、私の時代ではとても考えられなかったが、名前を呼ばれたあと、卒業証書を受取る前に、自分の夢やこれからの抱負を大きな声で発言した。（今はどこもそうなのかな？）そして、別れの歌。ここで私は「仰げば尊し」が来ると思っていたのだが、全然知らない歌を歌って、少し拍子抜けしてしまった。卒業式といえば、「仰げば尊し」だろう。「蛍の光」も良いが、年越しの気分になってしまうからな。しかし、息子がはっきりと自分の夢を語って、成長した彼が少しまぶしかったよ。卒業おめでとう。君の前には長く果てしない希望への道が拓けているよ。頑張れ！

  2006年03月22日

  コメント(14)

• 「旅立ちの時～その２」

  昨日からの続きです。私の家は特に家業があったわけではなく、どんな進路を歩むのも子供の自由と考えていた私にとって、母の寂しげな姿は少なからず私の心に衝撃を与えた。当時、両親は不仲でたびたび諍いを起こしていた。原因は父の事業失敗による多額の借金のことだった。私はそんな険悪な雰囲気が漂う家が嫌で嫌で家を出たかった。しかし、いざ、進路が決まると、二歳下の弟、六歳下の妹をそういう家庭環境に残していくことがとても心残りとなった。「東京へ行くのはやめて、働いたほうが良いのでは？」私は迷った。私立文系の大学で、入学金も安くは無い。そうこうしているうちに、入学金納付の期日が近づいてきた。期日の前日、母が私に告げた。「学資保険だけは解約しなかったから、今日、入学金振り込んできたよ。頑張りな。」こうして、私は東京へ行く決意を固めた。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～続く～

  2006年03月21日

  コメント(10)

• 「旅立ちの時」～その１～

  ３月は、卒業、転勤、転職など別れや新生活へ旅立つ季節だ。そして私は妙に感傷的になってしまう月でもある。私も別れや旅立ちを経験しているが、自分の人生に一番インパクトを与えたのは、東京の大学へ入学するために、１８年間生まれ育った静岡の地を後にした時だった。その時のことを覚えている範囲で忘れないように綴っておこう。１９８４年（昭和５９年）３月初め、私は一縷の望みをかけ第一志望の大学の合格電報を自宅で待っていたが、来たのは、「サクラチル」内容であったた。あっさり夢破れた私は、４大学５学部受験したうち、唯一受かった第二希望の大学へ進学することを決めた。（つまりスベリ止めにも落ちたということですな（汗））唯一受かった学校は、一番最初に試験があった学校で、当然、合格発表も一番最初にあり、幸運なことに合格した。第一志望の大学の試験前に、「浪人はない」と思いっきり気が緩んだことにより、第一志望の試験は散々だった。この辺りが、私の詰めが甘いと言われる所以である。両親から「浪人はさせる余裕は無い。落ちたら働け。」ときついプレッシャーを受けていた私は、落ちたらアメリカに行って皿洗いをするつもりだった（当時はビッグになるためには、アメリカへ行って、皿洗いから身を起こさないと、アメリカンドリームは掴めないと信じていた。「俺の空」に感化されすぎ（汗））兎に角、東京へ行く道のりが開けたことに心が沸き立っていた私は、母に「３月の下旬に東京へ行く。」と告げた。「そうかね。」と母は寂しげにポツリと言った。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～続く～

  2006年03月20日

  コメント(4)

• 【ロックンロールが最高さ】

  ビリー・ジョエルの「ロックンロールが最高さ」。（原題は「IT'S STILL　ROCK AND　ROLL TO ME」。）ビリー・ジョエルの１９８０年に出した傑作アルバム「グラス・ハウス」に収録されている、軽快な曲。私が保管している古いビデオ・テープに、高１くらいに地元のテレビで放送された「ビリー・ジョエル特集」にこの歌が入っている。そのビデオの中の彼はとても楽しそうだ。そしてとてもハツラツとしている。ビリーには、こういう楽しい歌が似合っている。このアルバムは、「YOU MAY BE RIGHT」や「ALL FOR LEYNA」など私好みの歌がたくさん入っている。もう一度、彼のこういうアルバムを聴いてみたい。

  2006年03月19日

  コメント(4)

• 【最後の夜汽車】

  甲斐バンドの「最後の夜汽車」。週末になると何故かホッとする。特に三月はみんなバタバタしているので、いつもの月以上に気忙しい。そんな忙しい週も終わろうとしている。来週も再来週も忙しいのだが、金曜日はいつも嬉しい。そんな疲れたときにはしんみりした歌が聴きたくなる。この歌は、私が尊敬する、I "ドランカー"dream師匠も好きな歌だ。もちろん、神戸の「甲斐バンド」命のお兄様も同感だろう。I dream師匠がいつかの自分のブログで、「汽車」という言葉はとても風情、趣のある言葉、と言っていた。私も同じ思いである。「汽車」は私が物心ついたころは、もう陸上移動手段の主役ではなかったが、多くの名画に出てくるその哀愁漂う、どことなく悲しげな姿は絵になるモノだった。今日は「甲斐バンド」のＣＤを買って帰ろうかな。

  2006年03月17日

  コメント(10)

• 【GET CRAZY！】

  プリンセスプリンセス（プリプリ）の「GET CRAZY！」。この歌は、バブル真っ盛りの頃の、トレンディードラマ（三上博史が出ていたような記憶が？違うかな？）の主題歌だった。出だしの奥居香の♪All right,1,2,1234♪の掛け声から威勢の良いギターで始まるイントロが好きだった。プリプリは好きだったなー、元気が良いバンドだった。解散が少し残念だったな。８０年代後半を代表する元気なガールズバンドだった。彼女たちの元気が日本の景気の良さと比例しているような感じだった。奥居香は森口博子にも曲を提供したりしていたが、まんまプリプリの歌だったな。今日はプリプリを懐かしむ日だったな。

  2006年03月16日

  コメント(14)

• 

  【ブレックファスト・イン・アメリカ】

  スーパートランプの「ブレックファスト・イン・アメリカ」。私が中学の時に流行った歌。スーパートランプはこの歌しか知らない。ウェイトレスの格好をした女性が、自由の女神のように、ドリンクの乗ったソーサーを掲げているジャケットのレコードが印象的だった。今でも、ブレックファストと言う言葉を聞くと条件反射的にこの歌を思い出してしまう。あの頃は、洋・邦楽とも毎週ヒットチャートを必ずチェックしていたから、自然に意識下に刷り込まれたのかな。物忘れが激しくなった昨今は、あの頃の記憶力が欲しくなる（遠い目）

  2006年03月15日

  コメント(2)

• 「ライク・ア・プレイヤー」

  マドンナの「ライク・ア・プレイヤー」。８０年代の洋楽シーンの代表的なミュージシャンといえば、マドンナとマイケル・ジャクソンだろう。「ライク・ア・バージン」以降、出す曲がほとんどメガ・ヒットしたマドンナだったが、私はこの「ライク・ア・プレイヤー」が、彼女の歌の中では一番好きだ。この歌のメロディーもリズムも大好きだが、いろいろと波紋を呼んだ、秀逸なＰＶ（人種差別、宗教問題）がとても好きだった。彼女が若かった頃の、挑戦的な射るような目が好きだったな。「ボーグ」以降の彼女にはあまり興味なくなったけど。

  2006年03月14日

  コメント(10)

• 【ヒート・オブ・ザ・モーメント】

  エイジアの「ヒート・オブ・ザ・モーメント」。イエス等の有名バンドのメンバーが集まって結成した、スーパー産業ロックバンド「エイジア」。その産業ロックぶりは、ジャーニーやＴＯＴＯも裸足で逃げ出すくらいだったな。「エイジア」の存在は、私より少し上の世代の洋楽ファンの方々からすると、「ケッ」という存在だろう。彼らがＭＴＶの風に乗り、画面が分割していくＰＶでこの歌をヒットチャートに送り込み、立て続けに「オンリー・タイム・ウィル・テル」もヒットさせた。いろいろと批判は多かったようだが、手練れのミュージシャンたちが奏でる心地よい産業ロックサウンドは、ミーハーの私の耳にも心地よかった。利に敏い人たちの集まりだったようで、あっという間に解散した。お見事。

  2006年03月13日

  コメント(8)

• 【キラキラ】

  小田和正さんの「キラキラ」。昨夜、ＴＢＳのＣＤＴＶ（カウントダウンＴＶ）の中の「ＣＤライブラリー」というコーナー（昔のヒットチャートをプレイバックするコーナー）で、２００２年３月第二週のベスト１０をプレイバックしていた。たった、４年前のヒットチャートなのに、私の心に残っているのは、この「キラキラ」だけだった。まあ、人それぞれ好みがあるから、記憶に残る歌も様々なのだろうが、私の記憶力の低下という事象を差し引いても、これは少なすぎる。ほんとに心に残る歌が減ったなー、と感じてしまった。この「キラキラ」は、小田和正さんの歌では、久しぶりに躍動感溢れる歌だった。この歌が好きで、その後にリリースされた、彼の「自己ベスト」というアルバムも買ってしまった。果たして、今年は、いつまでも長く歌い継がれるような名曲が生まれるだろうか？生まれてほしいものだ。

  2006年03月12日

  コメント(2)

• 【おまえサラサラサーファーガール・おいらテカテカロックンローラー】

  今日は土曜日だ。陽気も春めいて、こんな夜は自宅の近くの街道には、今や、深刻な人手不足に泣く、珍走の方々が活動してくるだろう。今夜は、２２時過ぎに鳴り響くご近所迷惑な爆音が、彼らの存在をアピールするだろう。最近は、人手不足や郷愁からＯＢの面々が暴走を繰り返し、警察や奥方たちに呆れられているらしい。懐かしいのはわかるが、その思い出を現実化すると、様々な方面に迷惑をかけるという、当たり前の自制心を持たないと。時は戻らないんだから。そんな彼らの当時のカリスマが「横浜銀蠅」。私も中学時代は「はしか」に罹ったように、彼らの歌を聴いていた時期があった（遠い目）この歌は、彼らのアルバムの中からシングルカットされた歌。何も考えずに、勢いとノリで出来ている歌だ。しかし中坊時代はこういう歌に熱くなっていた時もあったのだ。♪恋は～ハートで～ヨロシク！♪若気の至りか。

  2006年03月11日

  コメント(8)

• 「BAN BAN BAN」

  Kuwata Bandの最初の歌、「BAN BAN BAN」。私が大学二年くらいの時の歌。当時、ＳＡＳは活動休止中であり、このまま解散してしまうのではないかと私は落ち込んでいた。そんな時、化粧品（資生堂？）のＣＭから流れてきた声は、間違いなく桑田さんの声だった。ＳＡＳが活動を再開したというニュースも聞かず、半信半疑でいたが、やがて、そのＣＭのなかで、「唄　Kuwata Band」の文字が画面下に出るようになり、私は狂喜乱舞した。ＳＡＳでないのは少し複雑だったが、また、桑田さんが音楽活動を再開してくれたことが望外の喜びだった。もう、この歌が世に出てから２０年近く経つのか。ついこの間の歌と思っていたのに（最近、こんな思いばかりだ（汗））この歌の持つ、エヴァーグリーンな雰囲気が大好きで、今でも良くカラオケで歌う。落ち込んでいた私を一気に元気にしてくれた、とても大切なオアシスのような歌だ。

  2006年03月10日

  コメント(8)

• 【明日があるさ】

  元々は故坂本九さんが歌った「明日があるさ」。しかし、私はウルフルズが歌ったジョージアのＣＭで流れたバージョンの方が好きだ。（そのあとに、ダウンタウンの浜ちゃんを中心とした、吉本の芸人たちで構成された「Re:JAPAN」バージョンもあったが・・・）丁度、この歌が流行った頃は、１０年以上勤めた会社を辞めたばかりで、妙に自分の心境に響くモノがあったな。「明日があるさ」という言葉も大好きだ。今日はダメでも明日は心機一転という前向きな感じがして好きだ。歌の内容が、問題先送りのような意味合いを込めた歌詞が多かったら、この歌をここまで好きにはならなかっただろう。曲全体に流れる、あの特徴あるベースも好きだな。

  2006年03月09日

  コメント(8)

• 【ラジオ・スターの悲劇】

  ザ・バグルスの「ラジオ・スターの悲劇」。私が中二ぐらいの時に洋楽ヒットチャートのトップを取った歌。テクノ・サウンド（懐かしい）と女の子の♪アーワ,アーワ♪という感じの可愛らしい合いの手が印象的だった歌。歌詞の中の♪video kills radio star♪という歌詞がなんとなく物悲しさを感じさせた。そのvideoも今はDVDに取って代わられつつある。一方、radioはマス媒体として今も存在感を示している。記録媒体より記憶媒体の方が強かったということか。

  2006年03月08日

  コメント(8)

• 【アン・ドゥ・トロウ】

  キャンディーズの「アン・ドゥ・トロウ」。キャンディーズ後期の歌。タイトルのアン・ドゥ・トロウはバレエを習っていた人はよくご存知だと思うが、フランンス語で１・２・３のことだ。「やさしい悪魔」の時にも書いたが、この頃になると彼女たちの歌も割りと大人びた歌謡曲が多くなってくる。この歌は、吉田拓郎さんの作曲なんだな、つい最近知ったよ（汗）春になるから、あまりためらっていないで、１・２・３と勢いつけて飛び出していく時期なのかな。動かないと始まらないからな。次のステージはどんな感じだろう。楽しみだな。

  2006年03月07日

  コメント(8)

• 「迷う。」

  このところ、仕事がかなりハードになってきて、更に業容を拡張するために、人材の雇用は急務と考え始めた。先週の金曜日の夜に、ある男性と面談した。私が、「ＯＫ］といえばすぐに採用になるのだが、彼の奥さんが私との面談を希望しているようなので、その後に結論を出すことにした。一人でやっていれば気楽だ。自分の生活だけを考えればよい。しかし、会社の業容を拡大しようと思えば、人手は増やさなければならない。事務所もいまよりは広いところに移らなければ間に合わない。まあ、入れ物の大きさのことより、人様の生活を自分が保証出来るのか？というリスクを怖れるもう一人の自分がいる。自分の夢を実現するためには、リスクを抱えるの仕方ないが、そのことで、自分以外の人の生活を不安定な道に引き込んでしまうのは如何なものだろうか？自分ひとりの道を歩み、己の責任と負担のみで解決できる生き方か、それとも少しずつ人材を増やし、業容を拡大し、自分の夢やポリシーに賛同してくれる人たちと事業を展開していくか。悩みは深まる一方だが、近いうちに結論を下さなければならない。

  2006年03月06日

  コメント(8)

• 【モーニング・トレイン（９to５）】

  シーナ・イーストンの「モーニング・トレイン（９to５)」。シーナ・イーストンの出世作。彼女はこの歌のヒットで、８０年代前半の洋楽ポップスのヒット・チャートを席巻した。この歌が、ヒットしたことで、デビュー曲？の「モダン・ガール」もヒットした。私はこの「モーニング・トレイン」と「モダン・ガール」の二曲が、特に好きだ。「９to５（ナイン・トゥ・ファイブ）」とは勤務時間のことを指しているのだが、私は昔の会社では定時に仕事を終えるということは無かった。勤務終了時間のチャイムはただの時報だった。独立してからは、定時など無きに等しい。実際に社会に出て働くまでは、仕事というのは、「９to５」のような時間がきっちり決まっているものだと思っていた。大人は嘘つきだったな。（そういう会社を選んだ自分が悪いのだが（汗））

  2006年03月05日

  コメント(6)

• 「ランナウェイ」

  シャネルズの「ランナウェイ」。以前にもこの日記で書いたが、私はラッツ＆スターよりもシャネルズの方が好きだった。メンバーはほとんど変わっていなかったが、シャネルズ時代の方が彼らはとがっていた感じだった。シャネルズの存在は、中学時代同級生だったＯ君から教えてもらった。（ちなみに横浜銀蠅も彼に教えてもらった。）Ｏ君は、素行不良な少年だったが、なかなかユニークな一面も持ち合わせており、この「ランナウェイ」の歌真似をする時は必ず白い手袋を着けて、「おい○○（私の名）、この歌歌っているやつら知っているか、すっげーかっこいいグループなんだぜ。」といって、いろいろとシャネルズのことを教えてくれた。しかし彼は、私にシャネルズのことを教えてくれたあと、ほどなくして、両親が離婚し、彼はお母さんと共に、神奈川の小田原へ転校してしまった。高１の夏休みに、地元（静岡市）の繁華街でＯ君を見かけた。二言三言話したが、彼は立派な暴走族になっていた。その後、彼と合った事は無い。今でもこの歌を聴くと、私はＯ君のことを思い出してしまう。面白い男だった。

  2006年03月04日

  コメント(10)

• 【魅せられて】

  ジュディ・オングの「魅せられて」。最近、ぐっさんが００３３のＣＭで、軽やかなステップを踏みながら、この歌の替え歌を歌っている。この歌は、私が中学の初め頃大ヒットして、レコード大賞も受賞した。ジュディ・オングの、あの衣装を真似て、カーテンを剥ぎ取るやつらが多発して、よく先生たちに怒られていた現場を見たものだ。（私はそんな真似してませんよ（汗））しかし、この歌の英語の部分は何ていってるか全然わからなかったなー。友達も私と以下同文のやつらが多くて、サビの部分は、♪ウィンディナンチャラカンチャラエイジア～♪と口ずさむヤツが多かったな。カラオケに行くようになって、英語の部分はハッキリしたが、ジュディ・オングのようには流暢に歌えなかった。ちょっと悔しい（涙）

  2006年03月02日

  コメント(20)

• 【はじまりはいつも雨】

  飛鳥の「はじまりはいつも雨」。雨降りの日が続き、なんとなく雨にちなんだ歌を思い出してしまう。この時期は寒い雨が続くと辛いし、晴れても花粉が飛んで、体調を崩すという私にとっては悩ましい季節だ。チャゲ＆飛鳥のときは、「モーニング・ムーン」以降、熱い歌が多いが、ソロの時の、飛鳥はムーディーな歌が多いように思う。（まあ、私はシングルしか知らないから、多くを語れないが。）この「はじまりはいつも雨」は、彼のソロ活動の初期（もしかしたら、ソロ最初のシングルか？）の歌で、大ヒットした。カラオケでよくリクエストされた覚えがあるが、私はこの歌を歌うときは、サビに入る前の、♪誰よりも～誰よりも～♪のところで、♪誰よりも～（もぉう～もぉう～もぉう）と奥歯に物がはさまったように自分でエコーを効かせて歌うように心がけていた。その歌い方は今でも変わらない。間抜けなポリシーだな、お恥ずかしい。

  2006年03月01日

  コメント(10)

• 【スモーク・オン・ザ・ウォーター】

  ディープ・パープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」。さあさあ、そこの昔のギター小僧さんたち、今でも現役のギター野郎さんたちも寄って行って下さいな。ハードロックの古典的名作、パープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」。高一の春、友人からギターを教わり、最初に練習させられたのが、この歌のあのリフでした。リッチーのギターは素晴らしいけど、この歌の歌詞はまったく意味不明です。ラリって作ったのかな？十数年前に、渋谷公会堂へ、Kuwata Bandのコンサートを見に行った時、オープニングの曲が、この歌でした。桑田さんも少なからずハードロックに影響を受けたのだなとその時はすごく嬉しかったです。今でも、時折、この歌の、あの特徴あるイントロが流れてくると、あの時、友人から激しい特訓を受けた日々を思い出します。（今はまったく弾けないから、エアギターでも習うか（汗））

  2006年02月28日

  コメント(12)

• 【ルージュの伝言】

  ユーミンの「ルージュの伝言」。この歌は荒井由実時代のヒット曲。やはりユーミンは初期の頃の歌の方が良い。昨年末の紅白で、アジアの人たちと歌っていたが、私はあのユーミンに失望してしまった。声がまったく出ていなかったからだ。もう引退した方が良いのにな、と悲しい思いを抱きながらその時の歌を聴いていた。翻って、この歌。なんとなくウキウキしてしまうような軽やかなリズム。イントロは昭和を感じさせるが、それがまた良い。もう、歌はずっと残るから、ユーミンは晩節を汚さないようにして欲しいと心から願う。しかし、バスルームにルージュで伝言残っていたら、実際、ビビルな（汗）

  2006年02月27日

  コメント(14)

• 【レット・イット・グロウ】

  エリック・クラプトンの「レット・イット・グロウ」。今でも現役の「ギターの神様」エリック・クラプトン。「いとしのレイラ」「ワンダフル・トゥナイト」など数多くの大ヒット曲がある天才ギタリストだ。しかし、この「レット・イット・グロウ」が収録されているアルバム「４６１オーシャン・ブルーヴァード」（１９７４年発表）の前は、薬と酒に溺れてボロボロだった。このアルバムはそんな絶望の淵にいたクラプトンに多くの友人が手を差し伸べて作った歌。このアルバムの楽曲は心にジーンと響くものが多い。「レイラ」も良いが、冬から春という季節の変わり目にはこの歌がとても合う。高三の冬、この曲を聴きながら、大学入試を乗り越えた。私にとって、出口の「光」を感じさせて勇気づけてくれた大切な歌。

  2006年02月26日

  コメント(0)

• 「私が大好きな小説～ベスト５」

  昨日は多くのコメントありがとうございました。それでは昨日の残り、「私が大好きな小説～ベスト５」をお伝えします。第５位　「Ｃの福音」　楡　周平　著クライム・ノベルの最高傑作と個人的には思っている。私に衝撃を与えた朝倉恭介シリーズの第一作。宝島社文庫というマイナーな出版社から発行されていた。偶然、本屋巡りをしている中で探し当て、素晴らしい小説を見つけてすごく幸運だった。その後、シリーズは５冊刊行された。第４位　「小説　兜（しま）町」　清水一行　著経済小説という分野の先駆者では城山三郎がいたのだが、泥臭い人間ドラマを描いて、経済小説を大衆に身近な存在とさせたのが、清水一行だと思う。この小説は、清水氏のデビュー作。とてもリアルな描写が私をひきつけ、大学時代に氏の著作を古本屋で買いあさり、むさぼるように読んだ。私は高杉　良氏の経済小説より、清水一行氏の著作の方が遥かに好きだ。第３位　　「果てしなき流れの果に」　小松左京　著大好きな小松作品の中でも、特に繰り返し読んだ本。恐竜時代から超未来まで駆け巡るスケールの大きなストーリーは圧巻。小説後半の禅問答のような描写が学生時代はなかなかわからなかったが、歳を重ねて何度も読み返すうちに少しずつ理解できるようになった。第２位　　「星を継ぐもの」　Ｊ・Ｐ・ホーガン　著この本を初めて読んだのは、高校の入学式を終えた日。父の書棚から何気なく取り出して読んだが、最初の１ページ目からすぐに引き込まれて、一気に読破した。ハードＳＦの最高傑作だと私は今でも思う。大学に行くときに、家から持ち出したが、父に数年前に取り返されて、今は手元に無いがまた取り戻そうと思っている。この小説は５回以上繰り返し読んだ。第１位　　「復活の日」　　小松左京　著この小説は、中１の時に初めて読み、高校・大学・２０代・３０代の間にも繰り返し読んだ。１０度以上読んだと思う。私はこの小説に描かれている、世界が滅びる寸前に不撓不屈の心を持った人間が艱難辛苦を乗り越えて、再び仲間と巡り合う、というストーリーは何度読んでも涙してしまう。ＳＦというジャンルを超えた、至高の名作。私のバイブル小説である。思考が偏らないようにいろんなジャンルの本を読むけど、やっぱり大好きな物語を挙げるとＳＦばかりになってしまうな（汗）

  2006年02月25日

  コメント(10)

• 「私が大好きな小説」

  今日は、私が今まで読んだ小説の中で、繰り返し読んだ大好きな小説ベストテンを取り上げてみます。※SF好きなのでかなり偏っている点は御容赦ください。第１０位　「小説　吉田学校」　戸川猪佐武　著この本で、戦後政治の流れを学びました。名宰相　吉田茂氏の動向を中心に三角大福中の政権争いまで、激烈な政争の舞台裏まで余すところ無く書かれている、傑作政治小説。第９位　　「さらば長き眠り」　原りょう　著ハードボイルドな探偵、沢崎シリーズ初期三部作の最終作。私は大藪春彦とか北方謙三より、原氏のハード・ボイルドが好きだ。レイモンド・チャンドラーの匂いたっぷりのタイトルも好きだ。第８位　　「狼男だよ」　平井和正　著アダルト・ウルフガイシリーズの第一弾。ウルフガイはこのシリーズに限る。私は主人公「犬神　明」にかぶれていて、ブルーバードSSSの購入を真剣に考えたことあり。第７位　　「麻雀放浪記」　阿佐田哲也　著麻雀小説の傑作。特にこの本は高三から大学時代に繰り返し読んだ。第１巻が個人的には一番好き。「つばめ返し」に憧れたな。第６位　　「大滅亡」　　田中光二　著今は超戦記ものばかりの田中光二だが、彼の初期作品は、ポリティカルＳＦが多かった。私はそのころの作風が好きだった。※皆さん、知っている小説はありましたか？かなり偏ってましたかね（汗）ベスト５は明日書きます。（引っ張る引っ張る（汗））

  2006年02月24日

  コメント(10)

• 【セーラー服と機関銃】

  薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃」。私、実は薬師丸ひろ子のファンでした。特に彼女のデビュー作「野性の証明」はメチャクチャ好きです。（個人的に、角川映画の中ではこの映画が一番好き。）この歌は彼女のデビュー曲でした。彼女は合唱部に所属していたとのことで、合唱部育ちらしい歌い方でした。薬師丸ひろ子は格別美人ではなく、すごく可愛いというわけではなかったけど、その鼻につく位の素人臭さがすごく良かったです。玉川大学時代までは良かったけど、玉置さんとの結婚・離婚騒動で騒がれていた頃はすっかり私の関心を寄せる対象から外れていました。昨年、ドラマ「タイガー＆ドラゴン」で借金を踏み倒して逃げた女の役でゲスト出演し、その中で、Ｖ６の岡田君から、おばさん扱いされていたのを見て、少し悲しくなりました。また、良い映画の主演を張って、彼女の大人になってからの代表作を作って欲しいものです。

  2006年02月23日

  コメント(21)

• 【なごり雪】

  イルカの「なごり雪」。あっという間に二月も過ぎようとしている。そして三月、よく「一月行く、二月逃げる、三月去る」という言葉を聞くが、この三ヶ月はあっという間に過ぎる。ついこの間、正月で大酒飲んでいたと思ったら、もう別れや旅立ちの季節か。もう、学生生活と縁が無くなって２０年以上経つのに、この時期は感傷的になる。これも冬から春、冬の試練を耐えて、季節が穏やかに優しくなっていく頃に、別れ、卒業。そして桜と共に新生活のスタート。日本の四季の移ろいは素晴らしいな。そしてこれからの時期にぴったりな歌がこの「なごり雪」だ。なにも言うことがないくらい切ない歌詞と優しいメロディー。きっと、あと３０年くらい経っても歌われているだろう。

  2006年02月22日

  コメント(8)

• 【感触（タッチ）】

  甲斐バンドの「感触（タッチ）」。大ヒット曲「HERO」の後に出されたシングル。「HERO」に良く似ていた歌だったが、セールス的には成功を収めた歌。私が大好きな彼らのライブアルバム「１００万＄ナイト」にも収録されている。全力疾走という感じのリズムが大好きだ。しかし、甲斐バンドの初期の頃からのファンの方々にとってはこの歌はどんな想いで聴いていたのだろう。そこの所は熱心なファンの方々に語ってもらいましょう。ねぇ、ヘボさん。I dreamさん。頼みますよ。まあ、私は筋金入りのミーハーだから、「甲斐バンドって、カッチョエー！」と騒いでいただけだったけど（汗）でも、今でも甲斐バンドのこのアルバムは、繰り返し良く聴くから、もうミーハーっていう域じゃあないかな。

  2006年02月21日

  コメント(10)

• 「ここにしか咲かない花」

  コブクロの「ここにしか咲かない花」。今頃、この歌を取り上げるのはいささか気が引けるが、この歌が主題歌のドラマはまったく見ていなかったので、ヒットしていたときにリアルタイムで聴いていなかったのだ（汗）昨年末の歌謡番組群の中で、この歌は良く流れた。正直、この歌を聴くまでコブクロの歌は聴いた事が無かった。しかし、はじめてこの歌を聴いた時、久しぶりに「ガーン」と来た。まず、メロディーに痺れて、歌詞に痺れて、彼らの歌唱力に惚れ惚れした。私は、この歌のように、前向きな歌を、歌の上手い人たちが高らかに歌い上げる歌が大好きだ。素晴らしい才能を感じさせる「コブクロ」。これからもどんどん良い歌を歌っていって欲しい。

  2006年02月20日

  コメント(12)

• 「ピンクパンサー３」

  先月、ＷＯＷＯＷで放送して録画しておいた「ピンクパンサー３」をやっと今日観た。この映画は１９７６年に公開された。原題は(「The Pink Panther Strikes Again」）私は、この映画はテレビで初めて観たが、ピーター・セラーズが演じるクルーゾー警部が大好きで、何度も観ている。もうこの映画を観る前から、笑うぞ、笑うぞ、という気持ちになっているので、この映画の笑いの箇所はわかっているのに、心が笑いに対して敏感になっているので、いつも同じところで爆笑してしまう。ピーター・セラーズは５４歳の若さで亡くなってしまったが、彼の身体を張った、笑いは今も色褪せることなく映画の中で輝き続けている。

  2006年02月18日

  コメント(6)

• 【心を込めて花束を】

  SASの「心を込めて花束を」。今日は朝早くから年末に売りの契約をしたお客さんへ、フルリフォームを行ったマンションの決済があり、午前中はずっと銀行でやりとりしていた。私の会社の通帳の上では結構な額のお金が動くのだが、私の手元に残るお金はその１０％くらいだ。それが儲けなのだが（汗）まあ、無事に残金を頂き、なにより購入してくれたお客さんがとても喜んでくれたから、それが一番だ。でも少し疲労したな。この歌は、昨年のライブでアンコールのラストを飾った歌だ。♪期待通りの僕じゃないけど～♪というフレーズがとても心に残る。高校を卒業して、東京の大学に行って一年ほどあとに帰省したときに、父が「お前は地元の大学へ行くと思った。」とボソリと言われ、大学を卒業して東京の会社にそのまま就職したときも、就職してから少し後に、「静岡で就職してくれると思っていた。」とまたボソリと言われた。親の期待をバッサリ裏切り続けた長男の私には、この歌は心に沁みる歌だ。

  2006年02月17日

  コメント(4)

• 【リバーサイドホテル】

  井上陽水の「リバーサイドホテル」。フジテレビのドラマ「ニューヨーク恋物語」（主演：田村正和）の主題歌。妖しげなドラマに合った、妖しいムードタップリの歌だった。この歌は、私が知る限り、カラオケで下品な合いの手が入る確率ナンバーワンの歌だ。最近の歌はどうかわからないが、カラオケのバックに流れる画像も色っぽいものが多かった。バーやスナックで雰囲気をたっぷり出しながら歌っているおじさんを良く見かけたものだった（笑）気だるいテンポの曲調もそうだが、井上陽水の声も子供には聴かせてはいけない雰囲気を醸し出している。名曲と言うか、怪曲というにふさわしい歌だ。

  2006年02月16日

  コメント(16)

• 「国家の品格」を読んだ。

  私は読書が好きだ。いや、活字中毒と言ったほうが良いかもしれない。ハードカバーから夕刊フジまで毎日幅広いジャンルの活字を読む。ハードカバーは持ち歩くには不便だが、本屋で吟味して気に入ったら重さを気にせず購入する。活字ジャンキーだからだ。夕刊フジは世の中の動向を幅広く知るために読む。時々、エッチな記事も読もうとする。スケベだからだ。（しかし小心者だから電車の中では読めない。）話がそれてしまった（汗）この「国家の品格」（藤原正彦　著、新潮新書）は前から読みたかったのだが、やっと昨日購入して、一気に読んだ。感想を述べると、ここ数年に読んだ本の中では、私の中では一番の良書だった。内容を要約すると、世の中は論理、原理だけでは語れない。今こそ、もっと日本人が昔から重んじていた「情緒」や「もののあはれ」や「形」を大事にするべきだ。「勝ち」「負け」だけが全てではなく、「武士の情け」「敗者への思いやり」こそが日本人が古来より持つ美徳である。日本人は英語を勉強するよりも、国語（自国の文学）をもっと勉強し、豊かな知識、教養を身に付けるべきだと語っている。著者は東大出の数学者で、新田次郎の次男である。とある講演で語ったことを修正して出版しているので、少し過激な論調もうかがえる。私は、思想的には右にも左にも組しないが、この本に書かれていることは共感できる。特に、著者が子供の頃に父親から教えられた「ならぬものはならぬ。」（会津藩のある藩校の教訓の締めの言葉）の教えは素晴らしい。理屈や論理だけでは推し量れない、いけないことは世の中にはある。それを子供に聞かれても、「ダメなものはダメだ。」とはっきり言える親になりたい。私は息子（小６、今年中１）に、彼が小さな頃から、「弱いものいじめはするな。」「女子供には手をあげるな。」、とこの二点は言ってきた。この著書にも同じことが書いてあった。私の教育はこの二点だけは今のところ間違ってないようである。

  2006年02月15日

  コメント(8)

• 【春ラ！ラ！ラ！】

  石野真子の「春ラ！ラ！ラ！」。ようやく暖かくなるようですね。苦手な冬も終わりそうです。少しでも春めいてくると私はすぐに春の歌を取り上げたくなります。この歌は、私の中で、春ソングとして、キャンディーズの「春一番」と双璧を成す歌です。出だしの歌詞がイカシてます。♪春という字は～三人の日と書きます～♪ですからね。この歌のお陰で、私は「春」という漢字だけは一生覚えてられそうです。その後の歌詞は「ケッ！」という感じでしたが。それにしても石野真子は不思議なバランスを保っていたアイドルだったなー。今もご健勝なのだろうか？

  2006年02月14日

  コメント(14)

全722件 (722件中 51-100件目)

< 1 2 3 4 5 6 7 ... 15 >