カテゴリ:チビざる話
この4月から、中学校に入学したチビざるは軟式テニス部に入部。
おいらから見れば、お世辞にも『スポーツは出来る方』とは言えないので、軟式テニスなんて入部して大丈夫か?・・・と少なからず心配していたのだが、こちらの心配は何のその。 中学に入学するや、毎日軟式テニス部の見学に出向き、そのうち未だ入部もしていないのに、先輩方からストロークを習い始め、まだ入部もしていないのに、早くラケットがほしいラケットがほしいと大騒ぎ・・・。 4月の終わりに晴れて入部するや、体が赤紫のさつまいものような色に焼け焦げるまで毎日毎日練習に明け暮れ、練習がない土曜日まで、練習があると思って喜び勇んで朝早くから出かける有様。 熱中することはよいことだが、最近のチビざるは完全に軟式テニスに取り憑かれたエクソシストのリーガンである・・・。 ところが先週、先輩が部員全員に対して 「今度の土曜日(5/23)は練習試合!!」 との案内があったらしく、いよいよ待ちに待った試合に出られるとばかりにチビざるは喜んだそうだ。 しかしその反面、まだテニスのルールが充分理解できておらず、 (そういえば・・・試合に出てもルールがわからん・・・) ・・・たいそうな不安を感じ、母親であり、テニスは大先輩のマイハニーにテニスのルールをしつこく習ったそうだ。 1週間でルールもほぼマスターし、先週の土曜日、初試合に燃えて喜び勇んで家を出た。 そして・・・お昼過ぎ、更に日に焼けて『焼きすぎて完全に焼け焦げた焼きイモ』と化したチビざるが、しょんぼりしながら帰ってきた。 あああ・・・初練習試合は・・・残念ながら敗戦か・・・と思いきや、 一年生は応援だったそうだ・・・。 1年生は応援と言わない先輩も先輩だが、入部してたった2週間程度で練習試合に出られると思ったチビざるもチビざるだ。 あまりのガッカリさに、『焼け焦げた焼きイモ』は完全にしょぼくれて干からび、うわごとのように 「あああ・・・今日は疲れた、今日は疲れたなぁ・・・」 とまるで試合に出て100%の力を出し切った後のように連呼。 ・・・先輩の応援だけだったのに・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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