インクジェットプリンター用デカール用紙人柱報告その4
副題:「バスコレクション第8弾改造報告その1」先日仙台駅からつばさ模型の近所まで市バスに乗っていたら途中で庄内交通の夕陽号が車庫から回送しているのとすれ違いました。即座にコレを作ることに決め、帰宅後ストック品の西工ネオロイヤルC型 東京空港交通の色を落として白く塗ってから数日して実車取材に行きました。改めて実車を見るとエンジン開口部が製品のタイプとは変わっていたり屋根上後端のスポイラーが無くトイレ用のベンチレーターが付いているなどの差異がありますが既に白く塗ってしまっているのと面倒くささからそのまま放置しました、流石に大きく位置の変わったテールランプ周りは削り落として再塗装しましたけど。撮ってきた写真を加工して名刺大の大きさにデカール原稿を仕上げいつものようにデカールを印刷しました。(紙取りの都合で短辺を少し短い52.5mmにした場合も問題なく印刷できました)真ん中の枠線は窓下のパネルラインやタイヤハウス、リアバンパー位置の目安でして邪魔にならないので上に移動しただけで消さずにそのまま印刷した次第であります。んで、いつものように貼ったのでありますがリアバンパー上が少し浮いた感じだったので切込みを入れてマークソフターを垂らしたところ印刷の赤線が滲んできました。更に後面と側面とを分割して貼ったので赤帯の一部を貼り重ねる形になりましたがこの部分も少し滲んできました。後者は乾燥後白のタッチアップで仕上げましたが前者は問題の部分を一度切り取って後で改めて刷った赤帯を貼り重ねて仕上げました。リアバンパーに付けられたテールランプ類がデカール表現なのがよくわかる写真でして。いろいろありましたが仕上がりはこんな感じで作った当人としては十分満足しております。今までにこのデカール用紙を使ってきて問題点もいろいろと出てきましたが今回は重ね貼りで滲む事がわかったのでバスの腰板に貼る場合は連続した部分はそのとおりに長く作るようにして貼らなくてもよい部分にはマスキングテープを貼り乾燥後に切り取るなどの工夫でクリアできるかと。あと、貼った後にクリアを厚吹きすると微小なちりめんしわが出来ることもありますのでご注意を。