458923 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

猫といねむり。

猫といねむり。

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
September 5, 2007
XML
※はじめてこの連載をご覧になる方はその(1) 「動物病院の所在を確認する」からどうぞお読みくださいませ。

※猫さんが高齢であったり、引っ越し直後でストレスが溜まっていたりして無理をさせたくない場合には、猫さんを連れて行く必要はありません。その(5)「動物病院で相談してみる」に進んでくださいね。


1 動物病院へ行く日時を決める

日時を決定するまえに動物病院に電話をかけます。

営業時間や支払方法(現金のみかカードも使えるか)の確認をするとともに、病院の接客態度、忙しさなどの雰囲気をつかむためです。勤務する獣医師の数やそれぞれの先生のご専門などをお聞きしてもよいと思います。

ここであまりにも雑な対応で耐えられない‥というのであれば、メモに理由を書いて×をつけておきます。

特に問題のない丁寧な対応をとっていただければ、営業時間を確認します。そして、診て戴きたい先生がいらっしゃれば出勤日、混んでいない時間帯をお聞きするといいでしょう。


2 猫さんは慎重に丁寧に運びます

猫さんはどんなに大人しくてもしっかりとした造りのキャリーバックに入れます。抱きかかえても暴れないからだいじょうぶ‥と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし道中は何があるか分かりません。猫を抱いてる貴方がこけてしまったら? 何かに驚いて思わず手を離してしまったら? 車に入れようとしたときにひょいっと猫さんがスリ落ちてしまったら? 

何かあってからでは遅すぎます。慎重に丁寧に運びましょう。

※ただし猫さんの症状・病態によっては必ずしもこの原則通りにはできません。喘息+多発性関節炎もちのうちの猫さんの場合は別の方法で運んでいます。


3 病院に着いても情報収集します

受付では下見をしたときに作っていただいた診察カードを出します。診察カードのない動物病院の場合は受付に名前や住所などを書く紙が置いてありますのでそこに必要事項を記入します。

その後、待合室で名前を呼ばれるのを待ちます。待合室を猫と犬とで場所を分けている動物病院もありますので、区分を確かめて座ります。

待合室で長く待たされてしまうときは猫さんを連れている方とお話が弾むかもしれません。何の病気で来ているのか? 病気に気づいたきっかけは何か? 治療に満足しているか? などの貴重なお話を私はお聞きすることにしています。

犬と異なり、猫は散歩時に情報交換をする、という機会がありません。諸先輩方からお聞きする治療経験談は勉強になります。
老齢の猫と一緒に来られている方からは猫との暮らしのコツや近隣の動物病院の評判もお聞きすることができるでしょう。


4 診察室では笑顔で厳しくチェックします

診察室に入ったらまずご挨拶をします。就職や入試のとき面接室に入るときと同じ感じです(^_^)笑顔を作ってご自身の気持ちもリラックスさせます。

(1) まず診察室の様子をチェックします。

診察台は綺麗に拭かれているか、床に毛が落ちてないか、備品は整理整頓されているか、ゴミ箱はゴミであふれかえってないか‥さささっと確認します。

(2) 次に診察台に置いた猫さんへの視診・聴診・触診の様子をチェックします。

体重、体温をはかることから診察は始まります。
仔猫の場合は糞便チェックが入ります。
お腹に虫がいないかどうかを確かめるためです。

a. 視診

体毛の様子とノミやダニがいないかのチェックもします。
眼は目やにや涙が出ていないか、眼球に炎症がないかをみます。
耳にダニや炎症がないかもみます。
口の中も炎症がないか、歯石が溜まっていないかを確認します。
歯茎や舌はピンク色が通常なので、貧血により白くなっていないかもみます。
皮膚はアレルギー反応が出ていないか、
腹側の皮膚や手足も含めて腫瘍ができていないかどうかも確認します。


b. 聴診

聴診器を使って心臓の音も聞きます。猫の心音は聞こえにくいのでお静かに‥。もしご興味があったら、心音を聞かせて貰うといいと思います。


c. 触診

触診は手で外から臓器の状態を触って確かめるものです。どこか痛がるところはないかも(本来は)くまなく調べるので、猫さんが嫌がったりすることもあるかもしれません。丁寧にかつ慎重にしっかりとなされているかを見ておきます。

猫さんの年齢に応じて気をつけるべき点が増えます。

成猫の場合は腎臓を特に丁寧に診る必要があります。
しっぽのつけねから少し頭上にあがったところに背骨を挟んで左右2個あります。
ここを丁寧に診てくれる先生かどうかは必ずチェックしましょう。

老猫の場合は、首の甲状腺も確認されるでしょう。
甲状腺機能亢進症ではないかどうかを確認するためです。


ひととおり猫さんの診察を終えた先生にいろいろ聞いてみましょう。

次は
~その(5) 動物病院で相談してみる です。


[参考になるページ]

獣医さんによるこんなページもあります。
猫に必要な理想的な予防プログラムとは?-本当に必要な予防プログラムを受けていますか?-@小宮山獣医師



バックナンバー
・その(1) 「動物病院の所在を確認する」
・その(2)「動物病院を下見する」
・その(3)「動物病院でカルテを作る」
・その(4)「動物病院に猫を連れて行く」
・その(5)「動物病院で相談してみる」


←[Home]に戻る


※はじめてこのblogにいらした方は[はじめに]をご覧ください。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  November 2, 2007 11:46:39 PM
[よい動物病院の探しかた[総合]] カテゴリの最新記事


PR

Freepage List

Archives

April , 2024
March , 2024
February , 2024
January , 2024
December , 2023
November , 2023
October , 2023
September , 2023
August , 2023
July , 2023

Category


© Rakuten Group, Inc.