猫といねむり。

2008/08/29(金)10:06

necology ? (2):熱すぎず&寒すぎずに過ごすために

老猫さん(4)

老猫になると温度感覚がにぶくなると同時に身動きも遅くなります。 保温が熱すぎるはずなのに気がつかなかったりして低温火傷になったりします。保温のときには低温火傷をしないように気をつけることも必要です。低温火傷は怖い。表面の傷が小さくてもその奥はじっくりと焼けているためロースト状態。治りは遅くズキズキと痛い(経験者談(涙))。 熱すぎることを察知できる猫さんの場合はより快適な場所を探そうとあちこち動き回って苦労したりします。そこで猫さんの状態に応じて保温にささやかな一工夫が必要になります。まずは保温器具に猫肌を直接触れさせないことに気をつけています。 ある程度動ける猫さんの場合には猫ベッドのしたにヒーターを置いたり(下記画像参照)、ホットマットのうえに厚めの生地の布を数枚重ねたり、体圧分散の低反発クッションやハニカムマットを重ねたりして使っています(2007-11-23「猫枕」参照)。「穏やかな暖かさ」が目標です(*´ー`*) ↑のベッドと床のあいだにカバーつきのヒーターが仕込まれています‥。 表面を「強」にすると熱く感じるようで這いだしてくることもあります。 長時間おこもりするときは「弱」の低温設定にしています。 猫さんを動かさずにヒーターを裏表にできるので便利! ほとんど動けない猫さんの場合にはホットマット以外に「湯たんぽ」を使っています。電気器具を使ったときのようには脱水しにくいこと、一定程度以上は温度があがりにくく時間の経過によって温度が下がることが利点です。 特に便利なのが「ペットボトル」を利用した湯たんぽです。必要なのはペットボトルとそれを包む布、お湯です。高温のお湯を入れますので、ペットボトルは素材が厚めで耐熱のものを使います。飲み口のてっぺんまでお湯をいれて空気をできる限り入れないようにします。布はお湯で低温火傷しないよう「しっかり」と包むのに使います。便利なのが100円均一@ダイソーで購入した人間用のフリース靴下たち(下記画像参照)。500ml~1Lのペットボトルがぴったりと入ります。★フリース靴下のサイズはフリーのみ。同一柄で1セットです。 ★うちではこの靴下を複数購入。靴下のなかに綿をいれて封をして簡易猫枕としても使っています@2007-11-08記事。 この「湯たんぽ」を猫さんのベッドの端っこに置き全体を布でかぶせておきますと‥しばらくすると全体がぽかぽかになっています(*´ー`*) ★見本のペットボトルは1リットルサイズです。 人間の私も就寝前のベッドに入れて布団の保温に使ってみて暖かい!を実感。昨シーズンはこの湯たんぽにかなりお世話になりました♪ [参考になるページ] ・湯たんぽの勧め(四畳半の住人さん) ‥湯たんぽ導入にあたって熟読させていただきました。同居猫さん「しじみ」ちゃんの日記はこちら。病気や怪我などの記録もあります。 [関連記事@老猫さんの保温] ・[2007-12-13]湯たんぽの使用一例です。 ・[2007-12-07]ホットマットに綿布カバーをかけて使っています。 ・[2007-11-23]低反発クッションの下敷きにホットマットを使っています。 ・[2007-10-04]遠赤外線ヒーター「フォトン」で乾燥を防いでいます。 [猫たち]をみる→ ※はじめてこのblogにいらした方は[はじめに]をご覧ください。

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