2005/07/13(水)13:00
ドラキュリア
1日中『ドラキュリア』DVDを鑑賞しました。
1回目は日本語吹き替えで
2回目は監督と脚本家の解説つきで
3回目は英語で。
英語版がいちばん いい!
ジェラルドの、声に感情をこめた演技が素晴らしいです。
ファントムもそうなんだけど
ジェリーは役に自分の魂を投影するかのように
深い感情を、ある時は怒鳴るような、ある時はささやくような声であらわし
見ている者の魂をも震わせます。
カットされたシーンに ヴァン・ヘルシングとドラキュリアの関係や
ドラキュリアの正体と恨み苦しみがよくわかるシーンがあり カットが残念です。
予算と時間と宗教的な制約などなど事情もあったそうですが
どちらもジェリーの見せ場で表情や声がとてもよかったのに~。
この映画 もっとつまらないのかと思っていましたが とても面白かったです。
悪の宿命を負ったドラキュリアの哀しさも伝わってきて。
数日前DVDで観た映画『ヴァン・○ルシング』よりよっぽどよかったです。
老ヴァン・ヘルシングが思ったほど戦わないのがハテナだったのですが
監督たちの解説で納得。
ヒロインは 現代の女の子なのですが なんだか古典的な顔立ちで好感が持てました。
ジェリーは若くて美しいです。眼ぢから 凄いし。
あんな眼で見つめられながら手を差し出されたら
ドラキュラだろうがなんだろうがついて行きます。
血だろうが魂だろうがさしあげてしまいます。
でも私は 大昔の、吸血鬼になる前の顔のほうが好き。
『タイムライン』のマレク状態のひげと頭が。
ドラキュリア DTSスペシャルエディション