2006/05/20(土)21:47
『ダ・ヴィンチ・コード』観ました。ネタバレなし
原作は1年以上前に読んだのですが
キリスト教の事をほとんど知らず
どこまでが歴史的事実で どこからが作者ダン・ブラウンのフィクションなのか
実は今ひとつわかっていないので
キリストの真実というより 普通の謎解きサスペンスとして 面白く読みました。
映像になるのを楽しみにしていました。
前売り券を買って今日の初日をワクワク待っていたので
カンヌで酷評と聞いて 観る前からちょっとがっかりしていたのですが・・・
そんなに悪くなかったですよ。
あの長い話を2時間の映画にするのは大変だったとおもいます。
ちょっと話が変わっている所もありましたが
途中で眠くなることもなく 良かったと思う。
エンターテインメントとして充分楽しめました。
全体的に話もキャラクターたちも薄味になっているので
そのへんは少し不満も残りますが
話が面白くないとしたらそれは映画が悪いんじゃなくて
原作の責任でもあると思うけどなぁ・・・
原作は 上巻はとっても面白く読みましたが
下巻は失速気味だと私は思いました。
ただ やはり原作を読んでから映画を観たほうがいいです。
上にも書いたとおり 薄味で 謎解きもあっさりしすぎているし
司祭だの導師だの誰が誰だかわからなくなりそうだし
今ひとつ登場人物たちの性格や考えがわかりにくいので。
ポール・ベタニーのシラス 不気味で哀しくて良かったです。
警部は出番が思ったより少なかったし 何を考えているのかわかりにくかったです。
ジャン・レノはちょっともったいないと思いました。