モノが、語る、物語。

今日は夫が休みで私は仕事。
夕方仕事が終わって夫に電話をしました。
迎えに来てくれるって言ってたから。

でも、何度かけてもつながらないんです。

私は電話がつながらないってことがすごく嫌い。
何かあったのかなと思うんです。
家にかけてもいない、携帯は圏外らしくつながらないってとき、
心配でどうしようもなくなることがあります。
夫もそのことは知ってます。

かけてもかけてもつながらないので、
夫の実家（電波が弱い場所にある）に電話しました。
「来てないよ。どうしたんだろうね」
義母は私以上に心配性なので、あとでまた電話をくれました。

30分くらい経ってやっと連絡がとれ、
私は腹の立つ気持ちを抑えながら
「どこにいるの？何度も電話したのに」って愚痴りました。
顔を見たら「何してたの!?電話するって言ったでしょ？
迎えにこれないのは良いけど、つながらないのは困る！」って
怒ってやろうと思ってたんです。

でも、顔を見たとたんにっこりしちゃいました。
つまんないことや一時の感情では怒れないんです、夫に対して。
連絡がとれずいらいらしたことより、
来てくれたことや無事だったことを喜んでしまう。

家にいても二人でニコニコしていることがとても多いです。
こんな風に笑っていられるって、
しあわせなんだろうねぇと二人で話していました。