北朝鮮分析

2011/04/29(金)18:43

北朝鮮自由週刊-ス-ザン・ショルティー女史の告訴文

北朝鮮ニュース(70)

愛する兄弟姉妹の皆さん、 4月24日から30日まで、ソウルで2回目に開催される第8回北朝鮮自由週刊に、皆さんが参加して下さるように、この招請状を送ります。 北朝鮮自由週刊は、皆さんと北朝鮮にいる私たちの兄弟姉妹のための行事です。この1週間、今や自由を享受する私たちが1つになって、金正日政権下で、まだ奴隷のように苦しんでいる私たちの兄弟姉妹の自由と人権と人間的尊厳を要求します。 北朝鮮住民が解放される日が、今や目の前に迫りました。去年の今頃、ここで北朝鮮自由週刊を開催した後、北朝鮮では以前にはなかった事が起こりました。皆さんは良くご存知でしょうが、北朝鮮の住民たちはもうこれ以上、孤立断絶されてはいません。更に多くの北朝鮮住民たちが、今や自分たちの苦しみがアメリカや韓国のためではなく、金正日と彼の側近たちのためだという事実を知っています。 皆さんもご存知のように、北朝鮮住民たちはもうこれ以上、自分たちが生きる為に金正日政権に頼っていません。北朝鮮にも200カ所以上の私設市場が誕生し、脱北者の皆さんが北朝鮮に残して来た兄弟姉妹を直接支援しています。最も注目に値する変化は、韓国国民たちの中に見られました。金正日のチョナン号攻撃と延坪島の虐殺が、韓国国民たちの目を開かせました。金正日政権から核を放棄するというに偽の約束を貰うために、北朝鮮にいる兄弟姉妹たちの人権を無視してはならないという真実、皆さんが今まで必死に主張して来た真実です。 しかしこのような注目に値する変化にも関わらず、北朝鮮住民たちはこの地球上で最も残酷な苦しみを味わっています。この地球上に、長距離電話をかけたとか、隣国を訪問したという理由で、銃殺される国がありますか?この地球上に、政治犯収容所で生まれたら、一生収容所の中で生きなければならない国がありますか?この地球上に、いわゆる「産業化された国」の平和な時代に、数百万人が飢え死にした国がありますか?他国の国民を拉致して、戦争捕虜をいまだに抑留し、偽札を政権が印刷し、麻薬を密売する国は、この地球上に北朝鮮しかありません。 愛する同志の皆さん、北朝鮮住民の解放は近付いています。金正日政権が終わったら、私たちは今まで私たちが聞いてきた北朝鮮住民の惨状が、ずっと残酷だったという真実を知るでしょう。 同志の皆さん、私たちの自由を最大限に利用して、北朝鮮住民の解放を1日でも早めましょう。1人でも多くの命を助けましょう。最も重要な時が来ました。北朝鮮自由週刊の徹夜祈祷会があります。そこに集まって、皆で祈りましょう。北朝鮮自由の日決起大会と、その他の行事があります。この行事に脱北者の兄弟姉妹の皆さんが積極的に参加してくださるように、心からお願い申し上げます。 愛する同志の皆さんと私たちの北朝鮮自由週刊に、神様の恩寵が共にあるようお祈り申し上げます。 Suzanne Scholte スーザン・ショルティー

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