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カテゴリ:共同浴場のある景色
安代温泉には、大湯と開花の湯という2つの外湯があります。安代温泉の外湯も地元専用で、一般には解放されていません。ただし、渋温泉と同じように、宿泊客は、宿で鍵を借りて入ることができます。
普通は、旅館に鍵がおいてあるのですが、今回宿泊したますやには鍵が見当たりません。フロントはまさしく敷居が高いのですが、恐る恐る聞いてみることにしました。 すると宿の人が親切に、場所までに先導して案内してくれようとするのですが、鍵を持っている様子でもなく、どうも宿の瑠璃の湯を説明してくれているみたいです。「共同浴場は、鍵がなくても入れますか」と聞いて、ようやく外湯に行きたいということだと理解してもらいました。宿の人から、「入ることができますが、宿の温泉は温度管理して適温にしているけれど、外湯は、熱いのですがよろしいですか。」と念押しされました。それでもいいというと、フロントの奥から鍵を持ってきて貸してくれました。 ますやの温泉街への出入り口から温泉街に出て、 渋方面の方に行くと、すぐに大湯がありました。 ここは、人が入っていたので、すぐ断念。 さらに渋温泉の方にしばらく歩くと開花の湯があります。 誰も入っていないようなので、入浴することにしました。 脱衣場の注意書きには、湯口が56度から58度で、浴槽が44度から46度だと書かれています。宿の人の言うように熱いかも・・・。 浴槽は、3人入ったら一杯かという小さいものです。熱いことは熱いですが、渋温泉の4番湯のように、入湯できないほどではありませんでした。 高い天井から日が差し込み、そんなに閉塞感はありません。 しかし・・・。確かに宿の温泉は適温に温度管理していて、しかも、独り占めできたのに、わざわざ外湯に来る必要があったのかと、我ながらちょっと疑問も・・・。 湯口からは、56~58度という源泉がかけ流され、析出物もついています。 源泉は、共益会第11ボーリング。ナトリウム・塩化物・硫酸塩泉です。 早々に切り上げ、宿に戻りました。 夕食の時間に、中居さんや、女将さんなど、来る人から口々に外湯はどうでしたかと聞かれました。外湯に行くなんていうのはよほど物珍しい客だったようで、宿の中でうわさになっていたようです・・・。 教訓 宿の温泉が充実している宿で外湯に行くのは考え物。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.05.12 06:09:14
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