年中真冬

　「アリだぜ」のＣＭでお馴染みの格安ＳＩＭ＋端末である「ｍｉｎｅｏ（マイネオ）」を調達しました。ｍｉｎｅｏは株式会社ケイ・オプティコム（Ｋ－ｏｐｔｉｃｏｍ）が提供する格安ＳＩＭサービス（ＭＶＮＯ＝仮想移動体通信事業者）です。
　ａｕの４Ｇ ＬＴＥなので、下り（ダウンロード）最大１５０Ｍｂｐｓ、上り（アップロード）最大５０Ｍｂｐｓですね。

　ケイ・オプティコムでピンとこない人が多いと思うのですが、ケイ・オプティコムはかつてはアステル関西（ＰＨＳ）やｅｏ６４エア（定額制データ通信サービス）を提供していた関西電力系の電気通信事業です。まぁ、関西人以外は知らない方が多いでしょう。

　肝心のお値段ですが、データ通信のみの月額は
　１ＧＢ：９１８円（税込み）
　３ＧＢ：１０５８円（税込み）
　５ＧＢ：１７０６円（税込み）
　ですが、６月１日からは５００ＭＢタイプも新設されます（７５６円、税込み）。

　音声通話有りの場合は
　１ＧＢ：１５７６円（税込み）
　３ＧＢ：１７１７円（税込み）
　５ＧＢ：２３６５円（税込み）

↑ゆうパックで送られてくる

↑外箱の中身

　ｍｉｎｅｏ（マイネオ）を利用するメリットとしては、
　・ＳＭＳ（各社のショート・メッセージ・サービス）の基本料金が無料。他社だと
　　１２０～１５０円の別料金制が多い。
　・０５０で始まるＩＰ電話の基本料金が無料。データ通信のみのプランでも利用可能。
　・余ったデータ容量は翌月に繰越し（有効期間は一ヶ月）。所定のデータ容量を超えて
　　しまった場合でも、２００ｋｂｐｓ（最良の場合の最大速度）で通信可能。

　デメリットとしては
　・ａｕの４Ｇ ＬＴＥエリアのみ使用可。つまり、データ通信のみの場合は３Ｇエリア
　　だと使えません（音声通話は３Ｇです）。これはメジャーな都市・市区町村なら大丈
　　夫でしょうが、山間部なんかでは注意が必要です。
　・端末もセットで購入する場合、ラインナップがしょぼい。逆に京セラやシャープなど
　　国内メーカを扱っているので、ある意味安心かも。
　・ブツの送付はＪＰ（日本郵便）の「ゆうパック」のみですが、配送希望日時は指定出
　　来ず、郵便追跡サービスも利用出来ないクソ仕様。いつ・何時頃に配達されるのか一
　　切不明。しかもゆうパックなのでやたら遅い。

↑本体が収まっている

↑パカン。京セラ製ＤＩＧＮＯ Ｍ ＫＹＬ２２

↑内容物一覧（煙草を除く）

　さて、管理人はデータ通信のみ（シングルタイプ）の１ＧＢプランにしました。これはソフトバンクのＡＱＵＯＳ ＰＨＯＮＥ Ｘｘ ｍｉｎｉ ３０３ＳＨのデータ通信利用実績（６００ＭＢ以下）から割り出した容量となります。ただし契約後、約一ヶ月は２ＧＢまで利用出来ます。

　ソフトバンクの「スマ放題」だと最小でも定額の７０２０円（税込み）が搾取されます。あんなにアホみたいにＣＭを流し、ＭＮＰや新規契約に多額のキャッシュバックや特典を用意するカネが有るなら、データ通信料なんかもっと安く出来るハズである。悪徳業者やん

　まっ、気を取り直して管理人のソフトバンクの契約は「パケットし放題 ｆｏｒ ４Ｇ」（フラットでない方）なので、月額は２１６０円～となり、左記＋ホワイトプラン（１００８円）＋Ｓ！ベーシックパック（３２４円）ですが、データ通信が５ＭＢを越えると「三倍満」（マージャン用語）となり、突沸的に６６９６円に跳ね上がってしまいます。高々６００ＭＢ程度しか使わない通信料のために、７０２０円（スマ放題）ｏｒ８０２８円（パケットし放題 ｆｏｒ ４Ｇ）ｏｒ７４８８円（パケットし放題フラット ｆｏｒ ４Ｇ）はアホらし過ぎる。

　これが、格安ＳＩＭの導入によって、２１６０円（パケットし放題 ｆｏｒ ４Ｇ、５ＭＢまで）＋１００８円（ホワイトプラン）＋３２４円（Ｓ！ベーシックパック）＋９１８円（ｍｉｎｅｏ、１ＧＢプラン）で、４４１０円になります。ただし別途ＳＩＭフリー端末代金を考慮する必要があります。
　来年には、生産中止が決定しているガラケーに戻す事も予定しており、更なる通信費の削減に取り組んでいきます。

↑煙草と比較

↑裏面

↑左がＤＩＧＮＯ Ｍ ＫＹＬ２２
中央はソフトバンクの３０３ＳＨ