2020春の湯巡り栃木福島 Vol.3/3
中ノ沢温泉は、一般的にはあまり知られていないようだが、単一の湧出口からの湧出量としては日本一の湯量を誇る温泉地だ。夜が明けてたら早速庭園露天風呂でザブン。結構な量のお湯が投入され、どんどん溢れているお風呂のお湯は新鮮そのものですこぶる浴感がいい。この安達太良山周辺の温泉は本当に素晴らしいなぁ。チロルをお散歩させて、少しお宿でのんびり過ごしてから向かった先は、『高湯温泉共同浴場 あったか湯』。12ここは半露天風呂しかないが、朝から結構なお客さんで賑わっておりお風呂の写真はナシだが、卵臭漂うお湯が掛け流されていて、湯温も温めなのでお客さんも長居しがちみたいだ。なので、隊長は少し上にある『高湯温泉 静心山荘』さんへハシゴ湯。13玄関から別棟にあるお風呂まで渡り廊下をずんずん上っていく。いいですよ、いい、いい。こじんまりとした内湯のみだが、白濁した新鮮なお湯が掛け流されている。しかし、巫女様が車でお留守番しているので、そこそこで引き上げ、隣りにある『安達屋旅館』さんへ。14安達屋旅館さんの露天風呂は打たせ湯あり、洞窟風呂ありと広々としているが、女性用の露天風呂も広くて寝湯があって珍しく巫女様が長湯していた。さて、丁度お昼時になったので、お宿で教えていただいたお蕎麦屋さん『手打ちそば切り胡々里庵』さんへ。いつもは混んでいるらしいのだが、なんとか運よくすぐにお席に案内してもらい、天婦羅から揚げ蕎麦がきのついた胡々里膳と辛味大根そばをオーダー。当たりでしたよ。蕎麦がきも天ぷらもお蕎麦も美味しかった。辛味大根そばには珍しくお出汁と味噌がついていて、それもGood。さて、今回の締め湯として選んだのは、あだたら高原スキー場にある『あだたら山 奥岳の湯』。15目の前は晴れているのに上には雨雲がかかっていて、天気雨の中での露天風呂だったが、晴れていればもっと気持ちよかったのかもしれない。風呂上りには下界上空に虹を見ることができ、あとは帰るだけ。っと思って東北道を走っていると、鹿沼あたりとその先の二か所で事故渋滞が発生し、かなりの渋滞情報が入ってきた。うーん、このまま渋滞に突っ込むのも嫌だなということになり、西那須野塩原で降りて再び『那須塩原温泉郷』へ。振り出しに戻り、道の駅でお野菜を買い『湯ったりの宿 松楓楼松屋』でザブン。16立ち寄り湯ギリギリの時間になってしまったが、フロントの方が気持ちよく迎え入れてくれて感謝。箒川沿いにある露天風呂は広々としているし、お湯も豊富でいい感じ。さて、もう一つくらい入って時間調整が必要だねということになり、最後のお風呂は『塩原温泉 旅館 上会津屋』でザブン。17いやぁ、まさか再度ここに戻ってくるとは思わなかったが、この時間調整のおかげで最初の渋滞は回避できたが、また新たに浦和料金所付近で事故発生。それでも圏央道で少し遠回りしたおかげで渋滞には遭遇せず無事帰着。今回も無事で楽しい放浪ができたこと、天の神様、温泉の神様、どうもありがとうございました。